かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

【受賞のお知らせ②】SMAPについて書いた文章が音楽文.comの月間最優秀賞を受賞しました!

昨日のお知らせに続きますが、タイミングを狙ったのではなく偶然です。

実は先月、このブログにも掲載したSMAPの文章を「音楽文.com*」というロッキング・オンの投稿サイトにも投稿していました。

*音楽文.comとは…音楽について書きたい、読みたい人のための投稿サイト。平日ほぼ毎日、音楽好きたちの熱い文章が更新される。元々は定期運用されるサイトではなく、たまに行われるコンテスト的なものだったが反響を受け投稿形式に。

 

内容は9月9日のブログ記事とほぼ同じなのだけれど、音楽文はファン以外の音楽好きにも目に留まりやすいだろうな…と、より分かりやすいように加筆修正をしているのですが

なんとそのSMAP文が、サイトの月間最優秀賞を受賞しました!!!嬉しい。
SMAPファンのみんな、そしてSMAP〜!やったよ!!!!!


▼掲載文はこちら!

 

▼受賞作品一覧(本日月間賞が発表された。他の方の文章も本当に面白いのでぜひ)
2017年10月・月間賞 | 音楽文 powered by rockinon.com

 

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記念スクショ。

 

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記念スクショ2。やったあ!

あ、でも今月の最優秀賞はひとりではなくもう1作品あるので、厳密にはいちばんとかそういうアレではない。やはりナンバーワンではなくオンリーワンなのだな(??)。そんなところでもSMAPが…!

 

音楽文、の宛先からメールをいただいたとき、あ、もしかして入賞したのかな?やったーと読み進めていたら「最優秀賞」の文字が出てきて素で「えっ!?」と声が出ました。近くにいた男の子がびっくりしてこちらを見ていた。

いやー、個人的な話になるのですが

「賞」しかも「最優秀」と呼ばれる評価をいただくことが続くなんてこと、人生で経験がなかったので…盆とクリスマスとハロウィンと正月がいっぺんに来たレベルでハシャぎ喜んだし今も喜んでいます!わーい!

そういえば小学生時代に運動的な市内大会の二重跳び部門でなぜか優勝(なんか100回以上跳んでいた)したような気はするのですが、それ以来の賞なのではないでしょうか…!?資格も中学3年時に取った英検3級しかない、運転免許もない、履歴書に書けることなんて何もない…そんな私が…!

あー、書いて良かった。

書きたい気持ちが自分の中にあって良かった。

そして何より、書きたいぐらい本気で向き合いたい出来事があることが嬉しい。

 

いつ見ても熱くすばらしい音楽好きの文章ばかりが並んでいる音楽文.com。特に最優秀賞に選ばれた方たちの文章がほんとに読ませる力がすごくていつも驚いていた。あんな文章を書けたらいいなあと、いつか自分の文章を送ることがひそかな憧れでした。

そもそもこの音楽文という存在を知ったのは第1回目の受賞者発表時。まだ定期運用サイトになる前の文章コンテストですね。

そのとき、受賞作品の年齢を問わないクオリティの高さに本当に衝撃を受けた。特に「高校生から見たキング・クリムゾンという作品が面白すぎて脱帽して少し嫉妬した。こんなふうに「自分が見た世界」を書けるなんて、思い出を残せるなんて、いいなあ!と思ったものだった。

☆ちなみにこちらの作品です。一気に読むのがおすすめ。

高校生から見たキング・クリムゾン(ウンババ) – 第1回音楽文 ONGAKU-BUN大賞最優秀賞 | 音楽文 powered by rockinon.com

 

☆過去の受賞作品にもSMAPが。この方の文章も本当にすばらしく私は泣いた。

26年目のOnly oneへ。(小泉麦) – 第3回音楽文 ONGAKU-BUN大賞最優秀賞 | 音楽文 powered by rockinon.com

 

その頃の私の心境はこうだ。

「世の中にはこんなに『書ける人たち』がいるんだ…」

さまざまな文章に触れられる楽しさと、こんな文章が書いてみたいという憧れと、こんなに書ける人がいるなんて…という軽いショックが同時に発生していた。

みんなの熱さがあまりに眩しくあまりに脅威だった。

私も書くことは好きだ。でもこんなにしっかりした文章も熱い文章も書けないだろうし、書きたい対象も今は分からない。そんなんで「書くことが好き」なんて言っていいのかな…?と後ろめたくなることもあった。

 

だから私はずっと「書かなかった」。

いや、書けよ。と思うけれど、当時の私は書かなかった。

仕事でいっぱいいっぱいだったこともあるかもしれないけれど、いちばんの理由はそれではない。

何よりの理由は「書かなければ、書けないことで苦しむことも自分に失望することもないから」だった。

 

このサイトに送れるほどすごい文章は書けない。そう結論づけながら、軽やかに熱く言葉を操る人たちをときどき眺めていた。

書きたい気持ちを抱え、書くことから逃げる。ずっとぼんやりとした切ない気持ちを心の奥に飼いながら、ただ憧れているだけだった。

その憧れがこんな形で現実になった。

 

「あのSMAPブログ」を書き上げたあと、

「この文章なら、あの場所に送れるかもしれない」とふと思いついた。

あの場所とは、もちろん音楽文.com

9月8日の木村拓哉のラジオを聴き「書きたい」と気持ちが明確になり、それまで書いていた9月8日と9日に関しての文章を全て破棄し、ほぼ寝ずに朝方までかかって書き上げたあのSMAPブログ。

ここまで本気で向き合った文章なら、送っても恥ずかしくないぐらいの「熱いもの」になっているかもしれない、と思った。

サイトに誰でも文章を送れることは知っていた。だから、自信がなくてもとりあえず送ってしまえばいいことも知っていた。

でもそれではだめなのだ。そのスタンスでは私の中でオッケーを出せなかった。

送るならば、「恥ずかしくないぐらいの恥ずかしさ」を持った文章が良かった。なんていうのかな、恥ずかしいぐらいに自分の感情を晒しながらも勢いだけではない、俯瞰した文章が書きたかったのだ。

熱い文章を書くみんなと読んでくださる方に敬意を表したいから。

そう。私の力というより、彼らとそのファン、そして音楽好きのみんなが書かせてくれたんだよ。

 

とはいえ、送るのはドキドキしたなあ。

「本当にこのレベルで送っても大丈夫かな?掲載対象になるのかな?」と、ブログを公開してからもかなりの時間をかけて投稿用の文章を推敲した。

「応募用 FIX」と書いたメモがどんどん更新されて、全然FIXじゃないというね(仕事っぽい用語をたまに敢えて使って楽しんでいます)。

読まれる前提の文章って緊張するよね。でも、相手を想像して書くことって本当に書き甲斐があるし楽しいし、責任を感じる。言葉と向き合うのは楽しいけれど一種のスポーツのようだと感じることがある。書き上げるまでは睡眠時間や食事の時間さえ惜しくなってしまうのだ。

なぜずっと書くことが好きなのか。自分でも分かりきっていないところはあるのだけれど

文章という形を借りて「相手に届ける」ことが好きなのかもしれない。

 

SMAPファンの方はもちろんのこと、ファン以外の方にも読みやすいような構成を心がけたので、最近(少し前の話ですが)の彼らがどんな感じなのか気になる方にもぜひ読んでいただけたらと思います。

特に…特に木村拓哉への俺様キムタク的偏見がなくなればいいなと思います!ほんとに。

 

フェスに通しで行けるほどの賞金までいただけるとのことなので、ますますライブや音楽へ投資したいと思います。笑
ロッキング・オンさま、SMAPファンのみんな、音楽好きのあなた、そしてSMAP

私の憧れを現実に変えてくれて、本当にありがとうございました!!!


今年はある時期から「プライベートでもどんどん書く」「書くことから逃げない」と目標を掲げていたのだが、それがこんなに目に見える形の嬉しい結果を運んできてくれるなんて…勇気を出して、準備を惜しまず、恥を背負って応募してみるものだな…!と思ったのでした。

 

もしファン以外の方がこの文章を読んで、ゴシップ誌が誘導したともいえるSMAP報道や木村拓哉の印象に少しでも変化が起こったとしたら本当に嬉しいなあ(まあ、受け取りは個人の自由にはなってしまうけれど)。

 

【ちなみに】

「あのSMAPブログ」はこちらです。

どこが音楽文の文章と違うのか…気がつく方は相当なマニアです。最高です。

【受賞のお知らせ①】「Dr.ウィラード」のコンテストで最優秀賞をいただきました。普段は言わない肌コンプレックスについて。

長年愛用しているスキンケアブランド「Dr.ウィラード」のコンテスト「Dr.ウィラードと私」で、なんと最優秀賞をいただきました!
夏に連絡をいただいていたのですが、サイト公開に合わせてご報告。
こちらが掲載ページです(ただし短いバージョン)。

スマホ

www.willard.co.jp

 

▼PCの方はこちらへ

ウィラードと私 | Dr.ウィラード・ウォーター

 

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私物のスニーカーまでイラストで再現されていて嬉しかった。かわいい。ありがとうございます!

 

Dr.ウィラードとは

私がアトピー性皮膚炎の症状で苦しんでいるときに出会ったスキンケアブランド。元々アトピー体質なのですが、当時は人生何度目かのつらい時期でした。もしかしたら美容雑誌などで広告を見たことがある方もいるかも。歴史は約30年と結構長い。防腐剤フリー、合成着色料も合成香料もアルコールもフリー。水だけどただの水じゃない的な化粧水を筆頭に、敏感肌でも使いやすいラインナップが揃っています。

 ▼オフィシャルサイト

www.willard.co.jp

 

他にもいろいろな要因はあるとは思うけれど、こちらの製品を使い始めて以降ほんとに生活が楽になったので 怪しい勧誘ではなく感謝的な気持ちで紹介します。 個人的には自信をもって良い製品だと言えるけれど、これを使うと絶対に良くなるよ!という無茶な誘いではないので誤解なきよう。
ちなみにこちらだけではなく他の製品を並行している時期もあるので、今後のブログでも違うブランドの話は出てくると思います。ただ、メインはずっとこのブランド。なくなったら本当に困る。

 

完治ではないけれど、果てしなく楽。

文中にも記したけれど、肌疾患が完全に治ったわけではないです。
今も実は軽いアトピーと持病のひとつである掌蹠膿疱症の症状が出ているし、それがしんどくてネガティブなブログを書いていたけどまだ投稿していないし、炎症が悪化するとすぐに生きるのがつらくなるのでこの賞をいただいたことに少しの申し訳なさはあるのですが(絶世の美肌なのね!と思われていたらどうしようと…)、ほぼ普通の生活が送れていることが嬉しいってことなのです。炎症起きていてもこの製品はほとんど沁みないのもいい。

 

実はもっと長いので全文公開します

WEBサイトに掲載いただいている文章は、応募時のものから編集を加えています。
応募時の原稿が約5,000文字近くと「あまりに長すぎたため」掲載枠に収まらず(笑)、ライターさんのお力を借りてリライトいただいたり私自身も編集に参加させていただきました。
その文章を見ていただくだけでも大体の流れは分かるのですが、元の原稿ではもっと掘り下げて…というか、もっと「そうなるまでの過程や背景」に触れています。併せて「もっと暗い」けど。つらかったときの詳細もあったりする(実際はもっと想像を絶するであろう症状だったが、グロテスクな表現は控えている)。

でもたぶん私の伝えたいことを網羅できているので、ここで全文バージョン(あ、でも商品リクエストなどの追伸はカットしました。復活してほしいアイテムがあって…笑)を公開します。
実は夏に受賞のお話をいただいてから、いつかブログを作って全文紹介したいなあと企んでいたのだけどね。実現できて良かった。スタッフの方には許可済みです。

 

「絶対」はないけれど、選択肢のひとつとして

ただし、あくまで私の体験談。
アトピーや肌トラブルで悩んでいる方に、これが絶対、という言葉はなかなか使えません。私も経験者だからこそ、言えない。
でも、もし選択肢のひとつとして手に取ってみようかな…と思う方がいたら、1か月じゃなくて3か月は続けてほしいかもと思う。私はそれで変化が見られたので(気持ちの部分ももちろん影響があったのだろうな)。

同じ方法でも、同じ方法じゃなくても とにかくみんな肌が綺麗になればいい。アレルギーも掌蹠膿疱症も、当疾患(?)には申し訳ないがこの世からなくなればいいなあと思う。けれど、きっと何かのバロメーターでもあるからね。無茶しすぎずこれからもやっていきます。

 

肌のことで悩んで本当につらい人に、普通に生きられるぐらい良くなった例もあるって少しでも知っていただけたらいいな。本当につらいときはどんな言葉も響かないかもしれないけれど、無責任になってしまうかもしれないけれど、希望を少しでも感じていただけたら本当に嬉しいです。もし私もまたつらくなったときは、この事例を自分にも言い聞かせて生きます。生きないと皮膚再生のチャンスもないから…(いや大真面目に)。


今日明日で良くなるものじゃない。だからきっと明日がダメでも希望はある。
つらい人の症状が未来で嘘みたいに改善していることを本当に願っています(…後回しで良いので私の今の症状も良くなれ~)。

 

肌の悩みが「ない方」へ伝えたいこと

そして、生まれつき肌が丈夫だったりとてもきめ細かったりする方、肌の悩みのない方の中に「何か楽しいことないかな、最近いいことがない」と思っている方がいたら…「肌が普通なだけで、まずベースがすばらしく幸せで恵まれた状態」であることに気付いてほしい。もちろん、肌は綺麗でも他の病を抱えて苦しんでいる方を対象にした思考ではないよ。
学生時代、肌も綺麗で友達もたくさんいてとても充実した生活を送ってるように見える子たちが「なんか楽しいことないかな」「最近つまらない」というような台詞を口にしていたとき(結構いたんです)、本当に切なかったんだよなあ。
何もかも、少なくとも私の欲しかった全てを、既に手に入れているよ。


ではここから受賞作(受賞とか縁がなかったので言いたがり)の全文です。関係者の方々もこの長文を読んでくださってありがとうございます。受賞連絡の際に私のほうが「深く感銘を受けました」とお礼を言われたり、「困っている方を助ける社会的な使命感をより実感しました」「涙を流して読んだスタッフも」など嬉しい言葉をいただいて、書いて良かったなあと思いました。これからも書くぞー、いろいろなことを。あ、でも大層なことは書いていないのでハードル低めで見てね。

 

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【全文】

ウィラードに出会い約15年。

ずっとお礼を伝えたいと思いながらも、何から話せば良いのか…私の中でとても重要な出会いでしたので、あれこれ考えすぎてしまいご報告が出来ないままでいました(いつも無言のネット注文ばかりで失礼いたします…!)。
今回の募集を見て「このタイミングで書くしかない!」と使命感のようなものを勝手に感じました(笑)。少し長くなってしまいますが、この機会に改めてウィラードと過ごしてきた15年間や、それまでの自分を振り返ってみたいと思います。

 

私がウィラードと出会ったのは、高校を卒業して間もない18歳の頃。アトピー性皮膚炎の症状に悩み、家に籠もりがちの時期でした。
33歳の今からすれば「18歳か、若いなあ」と思いますが、アトピーや肌の悩みの年数に関してはその頃からある意味ベテランの域に達していました。

 

自分の肌は、周りの子たちと比べてあまりに違うようだ」と自覚したのは小学校高学年。

それまでも軽いアトピーはあったものの、高学年になるにつれ症状がどんどん悪化。心配した両親とも相談し、脱ステロイド療法(ステロイド剤を使わずに症状の改善を目指す治療法)や良いと言われる無添加化粧品など、今より良くなるかもしれない…と思ったことは何でも試しましたが、期待通りの結果は得られず落ち込む日々。

鏡を見るのも辛い、プールや汗をかく体育の授業も辛い、朝起きると体が傷だらけで辛い。中学時代には常に自分の肌が頭から離れない生活になっていました。

 

高校時代には、幸い見た目にはアトピーと分からないぐらいまで症状が改善していました。

が…実は服に隠れた部分や手指には重い症状が残り、顔や腕にも突然じんましんが出る厄介な体質に。当時はそれをとにかく悟られないように必死の毎日でした。

毎日入浴や通学が憂うつになるぐらいの症状でも、出来れば人には気付かれたくない。学校に遅刻しても「アトピーやじんましんが辛いから」とは言えず ちょっとサボりがちなキャラでいいと思っていました(笑)。

今から考えると、「そこまで頑なにならなくても」とは思いますが、若さ特有の感情もプラスされたのかもしれません。とにかく何より、自分がアトピーだと気付かれることが嫌でした。

 

ほとんどの時期が周囲の人たちに恵まれ、どんな肌の状態でも「普通の学生」として接してくれたことは救いでした。それでも…今思い出しても、あの頃はしんどかったです。

何をしても肌のことが気になり、何をしても肌の綺麗な人が羨ましい。

本当はアトピーのことなど気にせず、ただオシャレをしたり友人と恋愛話やショッピングを楽しんでいたかったのに。

「なんで皆は何もしなくても肌が綺麗なのだろう?」という羨ましさから逃れられずにいました。

もちろん肌のトラブルがなくても、それぞれが様々な辛い出来事を抱えているはず。でも、当時の私はそこまでの考えに至る余裕もありません。

とにかく「人を羨む」毎日でした。

(あの頃仲良くしてくれた友達、もし気を遣わせていたらごめんなさい!)

 

その頃の一番の夢といえば、「肌が綺麗になって、普通の生活を送りたい」。

大げさではなく、それ以外のことは考えられませんでした。憧れの職業や夢もありましたが、人前に出る職業は出来ないかもしれない…と、チャレンジしてもいないまま 気が付けば口にすることはなくなりました。

 

そんな背景からどうしても明るい大学生活を過ごせる自信がなく、進学はしないことに決めました。

また「そこまで頑なに以下略」と自分に突っ込みを入れたくなりますが、当時の私は大まじめに、高校を卒業して早く療養をしたいと思っていました。

19歳当時のブログを読み返し、文章をいくつか抜粋します。

 

「わたしが大学に行かなかった理由は高校3年時にアトピーがひどかったから。」

 

「パッと見はそこまでひどくなさそうなのだけど、楽しんでるように見えたかもしれないけど 実際はとても大変だった。」

 

「毎日を生きることで精一杯だった 朝起きて夜眠るまで全てが闘いだった。」

 

「卒業したらしばらく治療に専念したい どこにも行かず家でしばらく休みたい。人目に触れる環境に自らを置くことがいやだった。」

 

「これは未だにほとんど誰にも明かしたことがないのだけれど。もし入学したとしても、またアトピーがひどくて家から出られなくなったら全てが無意味だ。親に払ってもらったお金、それ全部無駄にすることになる。そこまでする必要ない。」

 

「少し症状が落ち着いたので卒業後は雑貨屋でバイトした でもそこも休みがちだった。だけど学校よりは遥かにマシだと思った 同年代の人に自分を見られたくなかった。あの頃のわたしはとにかく「学校」という場所でたくさんの人に自分を見られることがいやだった。」

 

ちょっと自意識過剰すぎる部分もありますね(笑)。自分が思うほど、人は自分のことを見ていないものだと今は感じますが

結局のところ、「自分で自分を見たくなかった」が一番の理由だったのだと思います。

 

晴れて(?)たくさんの人と顔を合わせずに過ごせるようになった卒業後は、食事のとき以外電気を消した部屋で過ごしていました。それももちろん、自分の姿をなるべく見たくなかったからです。

(書きながらも本当にあの頃の自分の精神状態が心配になりますが、今、こうして元気に過去を振り返れていることが感慨深いです。)

ウィラードウォーターを知ったのは、そんな限界に近い時期でした。

 

「いつまでこの生活が続くのだろう」

「何をすれば良くなるのだろう」

 

毎日卑屈になって絶望する私に、「もうこれを試してみるしかないんじゃない?」と母親が勧めてくれた化粧品。

それがDr.ウィラード・ウォーターでした。

実は、私もその少し前からウィラードを知る機会があり興味を持っていました。何かの雑誌で見かけた「水」の文字と、シンプルなボトルの写真。化粧品の情報に敏感になっていた私は、その広告が忘れられずにいました。

何だかとても高級そうで、そして安全そう。「水」なのだから、刺激もないはず…でも水なのに化粧水ってどういうことなのだろう?あ、怪しくはないよね…?←ごめんなさい!笑

でも、私の肌はこれまでどんな良さそうな化粧品も合わなかったからなあ…

 

期待したい気持ちと、今回もダメだったら…の気持ちが交錯しましたが 考えた末に決めました。

 

「これが最後だ。」

 

これが最後。15年経った今でもハッキリ覚えています。なぜか私は、ウィラードを「化粧品ジプシー」そして「綺麗な肌への憧れ」のラストチャンスにしよう、と覚悟したのです。

またまた「そこまで頑なにシリーズ」にはなるのですが、もう肌が改善する夢を見たり期待する生活にも限界を感じていたのだと思います。

「これで良くならなかったらもう、本当に良くならないかもしれない。そのときはもう、今世で綺麗な肌はあきらめよう。そのまま生きていくしかない。…その代わり、本当にもう無理だ!と思うまで根気よく続けてみよう!」

そんなことを考えながらお試しセットを注文しました。懐かしいです。

 

到着後、さっそく謎の覚悟と決意のもと、ウィラードウォーターやスキンジェルを使い始めました。

最初はウォーターのさっぱり感だけでは全く潤いが追いつかず、これでもか!というぐらいに重ね付けを繰り返す日々。乾燥はするものの、傷や湿疹がある肌にもあまり沁みることなく快適な使用感。

これはいいかも!とすぐに感じましたが、実は1ヶ月ほど経っても症状にはあまり変化なく、むしろ悪化したように見える時期もありました。

またダメだった…?と落ち込みながらも、「肌が新しい化粧水に対応しきれていないだけかもしれないし、私にはもうこれしか試せるものがない(という個人的決意)」と、なぜか気持ちは前向きのまま、とにかく暇さえあればウォーターをシュッシュッと全身にスプレーしていました。ウォーターは水なので、掻き壊した傷がたくさんあるときでも沁みにくいのが本当に心強かったです。

 

来る日も来る日もウォーターを使い続け、約3ヶ月。なんとその頃には肌のほとんどの部分が「普通」になっていました。

そして、それは15年経った今でも続いています。

正確には「完全に治りきった」わけではなく、あくまで症状が出ることが少なくなった…ということにはなるのですが、日常ではアトピーであることを明かさない限りは人に気づかれることが(多分)ありません。

 

特別食事や生活を変えた覚えもありません。ただただ謎の前向きな気持ちでウィラードを使い続けていました。

普通の肌。それが何より、アトピー肌にとっては劇的なこと。

肌が改善された経緯をここで詳しく記載したかったのですが、どのように肌が改善されたのかあまり覚えていないのが正直なところです。

とにかくウィラード製品を使い続けていたら、肌のことを考える時間が減っていました。

いつのまにか部屋にも煌々と明かりが灯るようになっていましたが、いつ自分が部屋の電気をつけるようになったのかも正確には覚えていません。もう少し詳しく書きたいところなのに、ドラマチックな展開ではなくなんだか申し訳ありません(笑)。

 

「もしかして、普通の肌っぽくなれた?」


18歳だった私は半信半疑のまま友人と出かけ、写真を撮ってみました。

写った自分の姿は、本当に「普通」でした。信じられませんでした。

 

その「普通」をずっと願っていました。

本当に嬉しかった。

そして、その時点で私の人生のほとんどの夢が叶ってしまいました。

それからはもう夢の続きを見ているような気持ちです。20代を待たずして、ある意味悟りの境地に入りかけました(笑)。

 

肌以外のことを考える時間を持てる普通。痛みや痒みがないから、他のことに集中できる普通。

私の人生のほとんどの悩みを占めていたことがなくなった普通の世界は、最高以外の何物でもありませんでした。

それからは、普通の肌の人たちは、こんなに快適な生活を送っているのか…と驚きの日々の繰り返しです。

 

肌について良い反応をいただけることが増えても、最初は疑心暗鬼でした。どんなに肌の悩みが消えて快適な生活が送れていても、それでも自分の肌が綺麗なのか分からないままの日常が続きました。

「肌が綺麗」と言ってくれる人に出会っても「そんなはずはない」とさえ思ってしまったり、うっすらコンプレックスが残ったままなのです。

でも「自分がアトピーだと気づかれない」「肌をほめられる」体験が一度や二度ではなく、そして何より「自分で自分の姿を見ることが苦ではない」ことが、変化の証明なのだと思います。

 

あれから15年。


実はそれから掌蹠膿疱症という手足の疾患に苦しむことにもなるのですが(これも話せば長くなりますのでまた別の機会に…)、こちらは病院での治療とウォーター使いを並行し重症をまぬがれました。本当に良かったです。

さて、15年前と比べて信じられないぐらいに快適な生活が送れるようになったので、旅行やライブ、ランニングなどアクティブな趣味も増え 現在は働きながら趣味を満喫する日々を送っています。

汗をかいても大して気にならない、水に濡れてもすぐにバリバリに乾燥しない、痒みや痛みにイライラせず予定が組める。ものすごく楽です。旅先やフェスにも、もちろん必ずウィラードを持参します。

夏にお気に入りの使い方を少し紹介すると、特に日焼けしそうな場所へ必ず持って行くものが、ウォーター、アクアサイエンスカバー、夏季限定のサマースキンジェルにうるおいチャージマスク。予め紫外線を浴びると分かっている日には、絶対にサマースキンジェルとパックを持参します。

これでもかというほどにウォーターを全身にスプレーした後、パックを約20分。その後、アロエスキンジェルを多めに塗り、モイスチュアクリームで締める。日中も気付いたときにウォーターとスキンジェルを塗るように。

2日間このスペシャルケアをすると、日焼けした!と思っても回復が早く感じます。旅行に行った感が少ない、と言われることもありますが…(笑)

ちなみに乾燥しがちな秋や冬には、ちょっと贅沢にスーパースキンジェルやクリームウィラードを使うのがお気に入りです。

 

肌が「普通に綺麗」になることが自分の人生の最大の夢だったので、ウィラードに出会ってその夢がほとんど叶ってしまいました。

これまで様々な場面で将来の夢や目標を聞かれても本当の意味では返答に困ってしまった理由は、肌の悩みやストレスがなく普通に生活できることがとても幸せなことだと知ってしまっているからだと思っています。

裏を返せばそれ以外に辛いことが少ない生活ということで やっぱり恵まれているのかもしれませんが、今振り返ってみても、あの酷い症状に泣いていた頃に戻ることは怖いことなのです。

今、あの頃の自分に「夢、叶っているよ」「普通に生活できているよ」と言ってあげたいです。

 

肌には少しぐらいお金をかけてもいい。そうすることで普通の生活が保てるのなら、それが自分にとって幸せなこと。

だから少しお値段が張っても、ウィラードをやめようと思ったことはありません。

もちろん肌が改善した理由は化粧品だけではなく、家族の支えや優しい友人に恵まれたこと、他の様々な要因が上手に作用した結果かもしれませんが、それでも振り返ってみて ウィラードを使い始めてから明らかに生活が快適になったことはハッキリと言えます。

 

ここまで、劇的とも言える自身の体験を話してきました。でも実は今でも、元々のアトピー体質が完全に治ることはおそらくないと思っています。ウィラードを使い続けて肌が強くなった実感はありますが、季節の変わり目やストレスのある時期などはやはり様々なトラブルが起こることもあります。

でも、あの頃とは安心感が違うのです。

「とりあえずウォーターをスプレーしておけばいつのまにか治っているしな」と思える症状がほとんどなので、なんというか 肌について重くなりすぎないでいられるのです。

お守りのような安心を得られたことが、私の症状を安定させた理由の一つなのかもしれません。

 

もちろん合うものは人それぞれ違うので、私と同じような劇的な改善がアトピーに悩んでいる方全てに起こるとは限らないとも思います(それがとても悔しく難しいところなのですが…)。

思いますが…もし。もし本当に化粧品ジプシーに疲れてしまっていたら、一度ウィラードを試してほしい…とも考えています。

アトピーと思われる方や肌のトラブルを抱えている人を発見するたびに、話しかけたい衝動に駆られることもしばしば。辛さが分かるだけに、安易に声をかけることもできないですが

絶対に良くなってほしい、もし頑張れるのであれば、まだあきらめないでほしい。何もできない自分にもどかしさを感じながら、いつも心の中で必死にエールを送っています。

 

私は症状がいちばん辛かったとき、本当に生きることすら嫌になってしまいましたが

「いま生きることをやめたら、肌が回復しなくなる…せっかくなら、綺麗な肌になってから…」の気持ちで乗り越えてきました(自分の楽観的な思考にときどき感謝します)。

いつか本当に、世界中の人の肌のトラブルがなくなればいいと思っています。

 

10代で肌が大変な状態だったので、一般的に肌のトラブルや衰えに悩み始める20代後半から30代を迎えても、特別ショックなことはありません。

むしろ、歳を重ねるたびに酷い症状の自分から遠ざかっていきます。

歳を重ねることが、少なくとも肌に関してはむしろ楽しみにさえ感じるのは、やはりウィラードと出会えたおかげだと思っています。

 

これからウィラードと一緒に歳を重ねることが楽しみです。

人生の節目となる出来事やワクワクする出会いや発見もあるかもしれませんし、喜びも悲しみもどんどん経験していくと思います。

いい時期ばかりではないかもしれません。

それでも、どんなときでも「肌はこれがあれば」と思える製品に出会えたということは、大げさではなく人生の悩みがひとつ減ったことと同じです。

 

「Dr.ウィラード・ウォーターと私。」

改めてメッセージ募集のテーマを振り返ってみて伝えたいことは…

「私にとってあなたは、まるで相棒のように、これからもずっと傍にいてほしい存在です。」

これからも、どうぞよろしく!

 

 

スタッフの皆さま、15年間お便りも出さずに本当に申し訳ありません。そして、ありがとうございます!これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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最近の写真を数枚添えて送りました。
締切時間ギリギリまで悩みながら書いていた。間に合って良かった。

 

ここからはあとがき的な裏話とおまけを。


裏話①

本当にいつかお礼を言いたいと思っていたので、募集を知りこれだ!このタイミングしかない!!とすぐに応募を決意。構成から考えると仕上げるまで1か月ほどかかりました。箇条書きにした最初のメモを見るだけで少し泣けてくる。自分で泣くんかい。

(参考)

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裏話②

賞に選ばれた場合の賞品が魅力的すぎて(製品1年分など)、これは…入賞したいなあ……と思ったことは事実なのですが、まさか最優秀賞をいただけるとは本当に予想外でした。
正直書く前は、最優秀賞とまではいかなくても入賞の20名には入りたい!と意気込んでいた。でも、賞に捉われすぎてしまうと「上手く書こう」と構えてしまい、伝えたいことの本質がブレてしまう気もした。なので書き始めてからは入賞するかしないかは気にせず、ただ「伝えたい、届けたい」一心で向き合いました。

評価されてもされなくても、伝えたい人に届けることがいちばん大事。その気持ちをこれからも忘れずにいたいと思います。

 

【おまけ】

送った写真の一部はこちら。

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半袖が着られるってとてもすごいこと。


賞品が届いたときの私の浮かれ具合。 

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(ノースリーブが着られるとかありえなかった。まあ二の腕をなんとかする課題などはあるし今は季節の変わり目で少し湿疹出ているのですが。)

化粧水、クレンジング、ソープ、ジェル、クリーム。いつも使っているアイテムたちがどーんと1年分!総額を考えると…ううう、ありがたい…さっそくめっちゃ使ってます。

 

本当に素敵な賞をありがとうございました!!

心が濁っているときはaikoに限る。私が「彼ら」の音楽を聴けない日

ある朝、気がついたらこんな短文を作成していた。感情を書きなぐっているだけの短文は細かい心の振り返りに役立つ。

 

「心が濁っているときはaikoに限る。どんなことを思っていてもaikoならその綺麗じゃない後ろめたい感情も言葉にしてくれている。異性が歌うキラキラした歌を聴くとごめんなさいあなたたちの思うような女の人像じゃないんですと思うから、こんなときはaikoがいい。aiko自体はキラキラしているのだけどね。」

 

そう、今日はaikoの話をさせてほしい。
熱狂的なファンではないかもしれないけれど、私はずっとaikoが好きだ。高校時代から数えてもう15年以上は好きだ。


好きな音楽は、このブログを何回か見てくださっている方ならお気づきかと思うけれどたくさんある。特にエレカシ(彼らについてはまだあまり書いていないがとても好きなのです)やスピッツSMAPの音楽が好きでよく聴いている。トライセラトップスクロマニヨンズ、MIKAや小沢健二も好きだし、最近ではビッケブランカというミュージシャンが気になっている。

でも、そんな私がそれらの音楽を聴けないことがある。というより、なぜだろう異性が歌う歌全般を聴けない時期がある。
それは大抵、心が濁っているときだ。

 

理由は割愛するが、さまざまな要因が重なって ここ数日ちょっと疲れていた。
疲れていたし、体の不調が続いてどんどんネガティブになるし、少し愚痴も言いたくなっていたし、ムカつくこともあったし、どこかに吐き出したいけれどこれを吐き出したらちょっとブログですらマズいな…という心の濁りが見て取れた。

私はそんなとき、異性の歌う歌が「女の人に優しすぎて」少しつらくなるのです。 

 

主観だが、男の人は女の人という生き物をとてもいい感じに美化してくれていることがままあると思っている。
男の人が歌う女の子の歌は、大抵がかわいくて優しい性格だったり謎めいた小悪魔ふうな恋愛上手だったり忘れられないほど魅力的な何かを持っていたりする。
まあエレカシは少し違っているというか、なんかもう近年では母なる大地よ…的な大きい慈愛の対象として女の人を見ている歌(めっちゃ雰囲気だけの例えですみません)が多い気がしてならないけれど。宮本さんにとって女の人というのは特に神聖かつ謎めいた存在なのかもしれない。

 

SMAPなんて、女の人を応援する『Dear WOMANという名曲までリリースしている。その曲では冒頭から

 

君がどんなに否定しても

本当だから揺るがない

「君はとても美しい」という真実


とまで歌い、まるごと女という生き物を肯定してくれようとする。
なんか、なんか、申し訳ない。
そこまで言ってもらえるほど、私の心は美しくない。そう、たぶんここで言う美しいは特に「心」を対象にしていると思うのだけれど、そんなふうに言われるほど頑張ってもいないし清らかな心でもないよ…と思ってしまうことがあるのだ。
確かにそういう肯定に値する素敵な女の人もたくさん存在するだろう。みんなの憧れの対象となるような人、不満も何も言わずに頑張っている人、大切な人の支えになること、守るべき存在のために自らのことは後回しにしてしまう人、エトセトラエトセトラ。
そういう方の話をしているのではない。
これはあくまで「私、そんなんじゃないのに大丈夫?」と危惧する自分の話です。

頑張っているときばかりじゃない。かわいい性格のときばかりじゃない。オシャレに身が入らないときだってある。愚痴を言いたいときだって、あの人いやだなと思ったことだって、(私の中では)あるに決まっているだろう。

オンもオフも、女の人のかわいい部分だけ。ずっとそんな心持ちで生きてこられたわけないだろうと、たまに後ろめたくなるのだ。
そんなわけなので、こんな心のまま、女の人を素敵な生き物だと思っているような、人をまるごと(じゃないのに、まるごとだと誤解している人たちの)肯定してくれるような歌は聴けない…!と影に隠れたくなるときが、あるときはあるのです。

 

少し話は脱線するが、ある出来事と曲をセットで記憶してしまった経験はないだろうか。私はある。
乙一という作家のオムニバス小説『ZOO』を読んでいるときに、PUFFYのミニアルバム『59』をよく聴いていた。大好きなアンディー・スターマーさん(元ジェリーフィッシュ)というプロデューサーが手がけたお気に入りの作品だ。
乙一の本は好きなのだけれど、作風によってはグロかったりとんでもなくエグい描写が出てくるのでいつも注意せねばならないのだが(黒乙一、白乙一なんて言われていた)そのとき読んでいた章は個人的には黒。
確か、アルバイトの休憩中にその本を読み進めていたのかな。そしてその中にとても怖く恐ろしい短篇があり今でも読み返したくないほどトラウマになっているのだが、その話を読んでいる最中に流れていたのが『風まかせ二人旅』という曲だった。
とてもかわいくて良い曲なのに、私の中では怖い乙一の本の記憶がセットになってしまっている。今でもイントロを聴くと怖くなる。ごめんよ…
あと小学生時代の話で、なぜか家に楳図かずおの漫画『漂流教室』の全巻があり、めちゃくちゃ怖いタッチのイラストなのにこれまたなぜか全部読んだのだが それを読んでいるとき、4歳下の弟が隣で頻繁にクレヨンしんちゃんのゲームをしていた。だからそのゲームの音楽は私にとってホラーと同義。クレしんの当時のゲーム音楽を聴いたら絶対に漂流教室を思い出すだろう。ああ、恐ろしい(怖がりなのになぜ読んだのだ…)。


…なので、
こんなに後ろめたいことを考えているときにこの音楽を聴いてしまったら、この曲がそのイメージになってしまうかもしれない。という懸念が常にあるわけですね。
ムカついている私がSMAPを聴いたら、SMAPの曲のイメージがムカついている出来事と連動してしまうかもしれない、ということだ。
それは何としても避けなければならない。音楽には何の罪もないのだから。

そうなることが怖くて、音楽が好きだからこそ音楽を聴かない選択をすることもあるのだ。

 

だからその日はSMAPスピッツを再生しようとして思いとどまった。

今日はやめておこう。清らかに女の人を肯定する人たちや男の人から見た夢のある世界の曲を、ムカつく事柄とセットで記憶したくはない…今日は無音で行こう


でも、ふと思い至った。

「あ。aikoがいるじゃん。」

 

そうなのだ。
この後ろめたいドロドロした、人には言えない気持ちを「今度こそ」まるごと肯定して、いや、同調してくれる強い味方。
それは私にとってaikoであった。

(ネガティブでおなじみ?のバンドSyrup16gもそんなときに最適ではあるのだけれど、やはり異性が歌うネガティブと同性が歌うネガティブは違って聴こえることがあり ここでは該当しなかった。)

 

さっそくiPhoneのミュージックでaikoを選択し、aikoの怖い部分がむき出しになっていると個人的に思う大好きな『冷凍便』を再生した。
この曲はいちばん新しいアルバム『May Dream』に収録されている。つまり最近のaikoの名刺代わりとも言える方向性なのです。

チョイスは大正解だった。
これだー。この後ろめたさだー!やっぱりいいな!
だって、冒頭から
「自分の汚いものを見て」ですよ。

第一声が、汚いもの。あんなにかわいらしい(大人の女性ですが)aikoが、最初から自分に汚い部分があることを暴露しているんだよ。最高だ。

他にも、「後ろ向きなこの性格も 仕方ないなもう生まれつきって」「この間 人は孤独なんだと あっという間に目が染まった」「どうしても乗り越えられない様な酷く苦しくて悲しい夜」などかなりキレのあるネガティブワードが並ぶ。

この歌詞、本当に好きなんです。でもご覧の通りのネガさだし、だんだん「aikoが心配になる」ことでも個人的に有名な曲でもある。
サビを例に挙げて説明させてほしい。

※ちなみにライトな層で申し訳ない、雑誌インタビューなどは追い切れていないため もし本人が歌詞について解説していることがあったら…下の歌詞考察は相当ズレている内容かもしれません。ごめんなさい。

 

早く家に帰ったらなんか

どうしていいかわからなくなる


ここ大好きな一節。分かる。分かるよaiko。つらいときって家に帰って考える時間が増えるぐらいならずっと仕事や予定があったほうがマシだと思ってしまうよね…

 

あたしの楽しみにしているラジオ

もっと遅くにやるの


ラジオいいよね、ひとりでいてもひとりじゃないというか距離の近い感じが好きだよ…ん?でもこれ、まんまaikoのことじゃ…(aikoはラジオが大好き)
そんな疑問が浮かびながらも続ける。

 

床に落ちた長い髪の毛を

見るたび軽くため息吐いた


…あ、あいこ…どうしたの、その光景でなぜため息を吐くの。掃除がめんどくさいってことではないはずだ。いったい何があったの?

 

もうこんな髪もいらないから

切ってしまおうよ


aikoー!!!!!
なんだか分からないけどとりあえずごはんでも行こうか!?

だから落ち着いて?
こんな髪じゃないよ、aikoの髪の毛きれいだから!!!
※この曲が収録されたアルバム発売時、aikoの髪の毛は少し短くなっていたと記憶している。それが余計に心配の対象になる。


『冷凍便』を聴くといつも大体こんな感覚に陥る。


そんな楽曲が収録されたアルバム『May Dream』。私の中でかなりの闇属性aikoが堪能できる1枚だと思っている。


1曲目『何時何分』の歌詞も個人的にやばい。

また一部抜粋する。

 

前半はそこまでやばくはないけれど、

 

嫌な事だけ見えない目と

悲しい事は聞こえない耳

そんなものあるはずないし

そんなものなんて欲しくもない

 

もう「何かあった感」がものすごく出ている。

何かあったはずなのに、その「何か」すらも真正面から受け止めようとする主人公がいる。

 

言いたいことがあったなら

どうして言ってくれなかったの

言いたいことがあったのに

どうして言えなくなってしまったの

 

さようなら さようなら

また今度 さようなら

今度ってつけたらさ

少し涙が落ち着くから

 

切ない。やはりさようならをしていたのか。

でもこれぐらいならまだ分かるような気がする。aikoが得意とするような、「言えなかったけどとてもつらかった」女の人のリアルな心情を歌っているのだ、これは。

 

ただ、問題はこの一節だよ。

 

今すぐ洗面所に行って

排水溝に吐き出して

そのあと冷蔵庫に行って

あの子がくれたジュースを飲もう


これを見たとき、冷凍便より前のこの曲で、まずaikoー!!!!!と心配になった。いったい何を吐き出すの?

しかしご安心ください、実はちゃんと何を吐き出すのか直前の歌詞で教えてくれているのでした。ふう早とちりだぜ。

 

一瞬の眠気に襲われ

数秒つぶった間にさ

何か世界が変わってたり

あなたから連絡が来てたり

そんな事あったらいいな

そんなはずあるわけないな

だからこの時間はきらい

重たい静けさに食べられる

 

たぶん「重たい静けさ」に食べられてしまったから、その重たい静けさを排水溝に吐き出すような気持ちで洗面所に向かったんだね。aiko、いや主人公は。

あーなんだよかった。何を吐き出したのかと…って、いやそんなによくはないよね。そもそも重たいのだし、指示が具体的すぎる。

そしてもうひとつの問題はあの子がくれたジュース。そんなにあの子からもらったジュースをおくすりのように摂取しないで。切ない。その子って、もしかして好きな相手ですか。違うか。あなた、じゃなくてあの子、だものな。でもそれはもうその子からもらえないジュースなんですか?もしひどいことを言われた相手なら、ジュースだけいただいて残りの感情は捨ててしまえばいい。
※個人の受け取り方です もしかしたらすごく素敵な女友達がくれたものかもしれないよね。

 

このドロドロの気持ちの歌詞をあんなにポップに歌い上げてしまうaikoはもっとあぶない天才だとバレていい。

 

もう少しいいかな?『好き嫌い』の歌詞もなかなかに闇に富んでいると思うの。
これは全体的にかなりシンプルな歌詞なのだが、特筆すべきはサビの歌詞。

 

きらい すき きらい すき

やっぱきらい

 

つらい。
だって、「やっぱきらい」ですよ。
「やっぱ好き♡」じゃなくて、一周したあとに出てきた言葉が「きらい」
花占いで当たりたくなかったほうの、きらい、だ。こわい。
これ、歌詞読んだときゾクゾクしてしまったよ。aikoすごいなあって。
ここで「きらい」になるんだ、と。


歌詞の世界では相手か自分の自宅で過ごしているワンシーンが切り取られているようなのだが、そのふとした瞬間に、どうやら彼女は彼に対して何かを思った。イラッとしたか、ゲンナリしたか、なんできらいになれないんだろう、と自分にムカついているのか。

年齢を重ねると丸くなるだとか、柔軟に優しくなっていく人間ばかりと思われがちな傾向があるけれど

こんなにシンプルに「あー好きだけどやっぱムカつく、何なんだあの男、調子に乗るな」(個人の妄想が入っていますaikoごめん)な感情をポップな歌にのせられるアラフォー女性がいるか?

 

これでは名盤『桜の木の下』に収録されている『傷跡』と真逆ではないか、と思った。

 

いじわるはしないで

あなたの側にいることが

何よりも重要なあたしに

 

『傷跡』はこんな言葉で始まる曲。

いじわる、から始まるということは、彼の行動に何かしらのいじわるを感じる「どうして?」な部分があって、モヤモヤしている女の子の話なのだろう。

 

あなたに落書いた嘘の言葉が肌色によく光る

「嫌い」

 

嫌い、ここでも出ていました。でもここで使用している嫌いは「嘘の言葉」らしい。また複雑である。

きっと、ちょっと彼にムカついて嫌いとか言ってみたいけど本当に嫌いなわけないでしょう、というかわいい女心なのだろう。

 

そしてサビへと続く。

 

何度も振り回されて怒って傷ついて

 

うん。やっぱり、状況的には『好き嫌い』の主人公と近い気がする。

何らかの理由で、彼女は彼に振り回されて それをいじわるだと感じて怒っているらしい。そして彼女の中で傷ついている。

でもこの曲はそれで終わらない。ここでいちばん言いたいのは次の部分。

彼女はある行動に出る。

 

でもあたし ちょっとだけ
ひっかいて ひっかいて 消えない跡残す
口元 ゆるんだ
「うん。幸せかも…」

 

ここがすごい。

傷ついているのに、いっそこんなに振り回されるぐらいならば嫌いになってしまいたいとちょっぴり思っているのに、それでもやっぱり好きだから強引に「あたしの跡(存在証明的な何か)を残す」のだ。

不意打ちで物理的にも彼との距離を縮め、あたしのほうに気持ちを向けさせる。忘れられないように仕向ける。まるで恋愛アスリートのようだ。彼女にはその自信もバイタリティもある。

 

まだ終わらない。

2番の歌詞ではさらなる行動に出ている。

 

そうあたし思い切って

ひっぱって ひっぱって

目開けて背伸びで口元奪った

「うん。幸せかも…」

 

いつのまにか、傷ついているはずの側が主導権を獲得し勝者(?)になってしまった。

ていうかaikoのこの頃の歌詞、完全に小悪魔だな…

 

『好き嫌い』の歌詞を読んで真っ先に浮かんだのはこの『傷跡』だった。

ねえ、この主人公は今どこに?
歌詞の最後で「ワガママでも強引でもかわいさを武器に幸せ」になっているaiko(の歌詞の主人公)はどこに行ったのだ。

このaikoの歌詞は、私の中でずるくかわいく強い女の子像。「きらいになりたいけどやっぱり好き!」の素直な小悪魔手法だと思っているけれど

『好き嫌い』は、真逆だ。それでいて対になるかのようでもある。
時を経て新たな手法を惜しげもなく披露するなんて、本当にゾクゾクした。


普通、順番的には逆のパターンが多そうなのに。ひねくれた若い時代を経て自分に素直になって、好きだと言える人だって多いかもしれない。
でもそうじゃない人だってきっといる。いつの時代だって、何なんだあの男、とひそかにモヤモヤしつつもきらいになれないやっぱり好き!じゃなくて、

ひそかにモヤモヤしているけど好きだから許してしまうけどやっぱりムカつくからやめよう!このままじゃ私がだめになる!と思っている女性だってたぶんいる。
(好きになったら仕方ないですよねってこともあるだろうけどさーそのあたりの話は青山あたりのカフェでフルーツタルトでも食べながらやりましょうか。)
aikoはそんな「ある意味アウトローな側」「明かせない嫌な気持ち」を抱える女性、いや人間の受け皿にもなってくれる。と、私は思っている。
だから好きなのだ。というか、続きが、今が、aikoの今がいつだって気になるのだ。

(もしかしたら『好き嫌い』の主人公もカメラのない場所で「やっぱきらい…でもやっぱり好き!」と大どんでん返しな結末を迎えているかもしれませんが。そこまでは把握できないからな…)


私、高校時代からaikoが好きなのにいつもアルバムを最後まで1枚通して聴けないというクセがあるのですが(ごめんよ…なんでだろう…前半の曲のほうがいつも好みなの…)
この作品は後半の曲も好みで、通して聴いても飽きが来ない。ラストの『蒼い日』の歌詞もすばらしい。
近年でいちばん気に入っている『時のシルエット』に近いぐらい好きなアルバムになりました。


aikoの作品って本当に作品ごとに系統が変わるので、人それぞれ好みのアルバムも違うみたいだ。たまにAmazonのレビューを見るとそれを感じる。
自分の例で言えば周期的に「この頃のaikoは自分の気持ちと同調している」時期がたぶんあって、その「時期」がぴったり合う作品に恋する傾向がある。
私は『泡のような愛だった』は『透明ドロップ』以外正直未だにピンと来ていないのだけれど、それはまだ時期が来ていないのだろう。
自分のことが好きになれたり嫌いになりそうだったりすることと似ているのかもしれない。
そのときのaikoと同調する心境になった場合、そのアルバムとの距離がぐっと近づく。


近年のaiko、ほんとすごいんだって。
作品をリリースするたびに軽やかになったと思えば重ーくなったりする。
進化しながら変化を恐れない。ひとつの場所に留まらない。
輝きと幸せに包まれているときもあれば、哀しさを増したと思うときもある。あくまで個人の印象ですが。

ひとりの女の子(から女性になった女の人)の生き方が、裏も表もさらけ出した感情が 彼女の音楽には詰まっているのだと思う。
歳を重ねるたびにaikoの凄みが分かる。あの覚悟はすごい。
これはまた別の機会にも熱く語りたいけれど、私がいちばん思い入れの強い愛してやまないaikoの曲は『向かいあわせ』である。
一時期あの曲を鼻歌で歌おうとするだけで涙がぼろぼろ出て、お風呂場で衝撃を受けていた。あの曲は、すごいよ………
たぶん同性で、しかも20代ではなくなり永遠の誓いをしていない私のようなタイプだと余計にその痛みと凄みといとおしさを感じ取ることができるのかもしれない。
あんなに毎回本気で感情の全てを音楽に注いでいるなんて、ずっともがいているなんて、音楽を作らなければいられないなんて。
他のことなんて、何も見えなくなるんじゃないのか。
あんなに負の感情を織り交ぜるのに、本人の印象が少しもダークにならないこともすごい。aikoのバランス感覚はどうなっているのだろう。カラフルなファッションがそれを中和させてくれているのだろうか(これは私自身も利用している。ネガティブな思考に陥りがちなときでも身につけているものは大体カラフル。髪色を明るくすることも好きだ。そのおかげか、あまり暗さを前面に押し出さず一般社会に生息することができる…と思っているけど、溶け込めていると思っているのは自分だけかもしれない)。

 

チャラのライブレポを書いたときにも少し触れたけれど、私が思うaikoの音楽は必ずしも幸せじゃない。

幸せから逃げないけれど、時に幸せじゃないこともある主人公の気持ちをずっと歌っているように思える。

aikoに少し触れたチャラのライブレポはこちら。


その登場人物はもしかしたらたったひとりの女性かもしれない。
女性の、ひとりだけどひとりじゃないような二面性。
天使のようにかわいくても、こんなにドロドロしたことを考えている。
ドロドロしていても、心の奥はただ優しいだけだったりする。
そんな女の子の、人間の、いびつな生き方を言葉にして歌うことが aikoは本当に上手い。

 

aikoにはずっとそのままでいてほしいと思う。
何かを手に入れても手に入れなくても、aikoは自分の「今いる世界」を大事にできる力を持っている。
ずっとそんな自分の心の内をさらけ出して、「あたしの恋」や「あたしのかわいいところ、かわいくないところ」「この目で見たきれいな世界や汚れた世界」「たまに嫌いだけどいとおしい毎日」を歌い続けてほしい。


少しだけ歳は離れているけれど 全部分かるよ、なんてありえないし言えないけれど
私が私でいられる限り、必ずついていくからさ。


最初に挙げた『冷凍便』の「自分の汚いものを見て」の歌詞は、実はこう続いている。

 

「自分の愛おしい色を見て」

 

汚い自分、後ろ向きな自分、愛おしい自分。

aikoはそのすべてを「存在していいもの」として、ずっと前から受け入れていた。

そして、受け入れてくれていた。

 

心が濁っているときはaikoに限る。
けれどその濁った世界を美しい透明にする力も、彼女にはあるのだ。

 

 

2021年追記

aiko結婚おめでとう!!!!

 

 

おじゃMAP!! かわいすぎ注意報と愛犬の名前がお揃いの話と香取慎吾ツイッター降臨の話

水曜日の夜。平日帰宅後にテレビを観ることなんてほとんどないのに、この日は少し夜ふかしをして録画していた「おじゃMAP!!」を観ました。

いやどうしても我慢ができなかった。

久しぶりに平日2時間通してテレビの前にいた。映画でも音楽番組でもライブでもないのに。

食事の片づけも後回しにして眠気も忘れて画面から離れたくない、あんな最高の2時間ってある?あった。

そしてなんと昨日も帰宅後に観てしまった。中毒性がある…というか、あんな構成、リピートせずにはいられるかー!

ちなみに母親も気に入ったようで2回観ていました。しんつよBe on right! CD化しないの?いい歌だよねと聞いてきます。いやそれは私も知りたい。いい歌よ。
母の仕事仲間の方も、特にファンではないはずなのに録画して観ていたらしい。すごいなしんつよ。

 

 ★あんな構成の一部★

 香取慎吾とゲストの草なぎ剛が2人旅」

草なぎ剛の愛犬が初登場」

「2人で歌う」

「慎吾の家行っちゃおう!」

 

 

…ね!ちょっと待って!?となるだろう!?

事前情報や予告から、ちょっと心が追いつかないほどのプレゼントである。

SNSも興奮と歓喜の混乱の渦だった。

SMAPファンはもちろんSMAPに会いたい」「みんなの共演が見たい」「もっと露出を」と強く願っている人が多い印象なのだが、悲しいことに会えない期間がどんどん更新されているため

突然「ほ〜ら共演するよ〜」「ほ〜ら家まで行っちゃうよ〜」「仲良いシーンをたっぷりとお届けしますよ〜」なんてご褒美を差し出されると頭が至福の供給過多状態になる場合も少なくない。

ただでさえ「新しい地図」発動で72時間本人たちの姿が見られる権利や自撮りSNOW写真などを提供されているため、急速に空白だった「あの期間」の穴埋めをしてくれているのではないかと疑ってしまうほどの接近ぶりである。

嬉しい混乱ですけどねもちろん!

 

さらに、さらに個人的な話をさせてほしいのだが、それらの事前情報で相当びっくりしたことがあったのですよ。

某日、友人しらたまちゃんのこんなLINEで目が覚めたのです。

 

「ちょwww まさかのwwつよぽんの愛犬の名前、くるみちゃん!!wwwww」

 

ふぁっ!??

 

くるみ!?

 

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 呼んだ?

 

 

うちの愛犬の名前と一緒だあああああ!!!\(^o^)/

 

偶然にも、先日6歳になった愛犬くるみの記事をブログにアップした。名前の由来についても語っているけれど、しかも自慢だけど名付けは私なんだな!!!

えっちょっとこれ嬉しすぎる。共演だけでも嬉しいのに、さらなるプレゼントが草なぎ剛とその愛犬によって用意されているとは…!

草なぎ剛がくるみと名付けたのだろうか?どんな経緯でくるみになったのだろうか?私はつよぽんのくるみちゃんを何と呼べばいいのか?くるみという名前が一躍大人気になって殿堂入りするのではないか?

もう頭の中はくるみだらけ。しかもくるみちゃんのかわいさ、破壊力がすごすぎる。フレンチブルドッグってこんなにかわいかったんだ…ていうかこの子かわいいな…予告だけで顔が緩む。そしてめちゃくちゃおとなしそうだけどなんで?つよぽんの飼い犬だから生活にゆとりがあって優雅なの?

SNSでもファンは既にメロメロである。くるみファンクラブがそのうち設立されてもおかしくないほどの人気だ。連日、何百回もタイムライン上で「くるみちゃん」という単語を見た。我が家では毎日聞いている名前なのでなんだかふしぎな感じがして楽しい。

 

そんなふうに楽しんでいるうちに、いよいよ放送まで残り数日になった。しかしその放送の前になんとまたしても衝撃のプレゼントが提供される。

 

 

「お元子してますか?」

 

 

突然おじゃMAP!! 公式ツイッターで謎の言葉からはじまるツイートが投稿された。

 

ん?

 

「パーフェクトビジネスアイドル香取慎吾!」

 

んんっ?その通りだが、どうし…

 

つよぽんとの2時間スペシャルを観て頂くべく、ココに降臨!」

 

えっ?

 

「おじゃ慎吾MAP!!!!!」

 

ええっっ!?

 

#香取慎吾

 

ええーーーーっ!!?タグ付き!?←そこではない

 

こ、こ、こ、こここれは香取慎吾本人ですのツイートではないのか!?!?

 

驚いた。香取慎吾11月2日にSNS解禁という新しい地図公式での案内より前にココに降臨してしまっているけど大丈夫なのか。大丈夫なんだな!

本当にいろいろな意味でフリーになったのだなと実感しつつ、光の速さでスクリーンショットを撮る。興奮してたぶん2、3回以上はスクショしていると思う。

もちろん予想外の供給にファンは大混乱と大歓喜

瞬く間に返信欄が混沌と混乱と狂熱で(ハイロウズ『青春』の歌詞が好きだ)埋まっていく。

 

「慎吾の文だ!」

「お元子って呼びかけられるの懐かしい!」

 

長年のファンの方は久々の更新と交信に喜び、

 

「すごい、SD慎語辞典(ブログ本)と同じ文体だ…」  

 

新規ファンは「彼は二次元ではなかった、本当に実在していたんだ」みたいな反応をする。本当に本当なんだよ。

 

私もSD慎語辞典は所持しているものの(全部読み切ってはいない…勿体なくて…)、当時のブログをリアルタイムで読むことはできなかったから

ああ、慎吾ちゃんはこんな個性の文章を書くのだなあとワクワクしながらツイートを何度も読んだ。

ていうか、自分の番組を自分で宣伝できるようになって、本当に良かった…

本来はそんなことを思うのもおかしな話だけれど、そういうメリットのあるSNSを使えるようになったのは今後の彼らにとってかなり強みになるのではないだろうか。

また武器をひとつ手に入れたのだな。失ったのではなく、新しく手に入れているんだよ。その地図の中に。

 

香取慎吾は番組放送前、さらにもう2回降臨ツイートをした。放送直前には「今日は一緒に観ましょ!ね!」とアイドル全開のツイートをした。私はテンションがさらに上がる。どこまでもパーフェクトビジネスアイドルだ。

それどころか、いやむしろこちらが本番なのかもしれない、番組放送中にもおじゃMAP公式アカウントをジャックするかのごとくツイッターに降臨していた。

SNSに現れてはいけなかったスーパーアイドルが、まさかのファンと「リアタイ(リアルタイムで視聴して実況を楽しむような意だと私は理解している)」しているかのようなツイートを連投した。

私は残念ながら追っかけ再生組だったため、仕事の休憩中に降臨の様子を見ていた。そして確信した。

 

香取慎吾、もうSNS使いこなしてるよね?

 

飲み込みが早すぎる。それはツールの使いこなしはもちろんだけど、何よりファンが喜ぶことを分かりすぎているということだ。

 

どこまでも続くタイムラインの最高潮な盛り上がりを瞳で感じつつあと一作業しようとしていたら、仲の良い元同僚の先輩(ユキノねえさま)からLINEが入った。

 

「くるみちゃんがかわいい」

「なんであの子あんなにいい子なの…」

 

ねえさま、めっちゃおじゃMAP!! 観てるー!!!!!

(彼女は特別SMAPファンではありません)

 

私もその時点でリアタイできていれば一緒に実況LINEして盛り上がったのだが、残念ながらまだ帰宅前の身。

取り急ぎSNSでも盛り上がっていることや早く帰って観たい旨を伝える。

 

「めちゃかわいい。動いてるのかわいい。あと久々にバーベキューしたくなった」

「剛くんのくるみちゃんへの態度が甘々でよい」

 

ううう、ますます観たい今すぐ…!やっぱり早く帰らないと…!!

 

ちなみにねえさまも私と同じく犬が好きである。昔から家に犬がいる環境だったらしく、今も実家にトイプードルがいる。

そして私の家にはポメラニアンとチワワのミックスくるみがいるため、ここからしばしペット談義が繰り広げられた。

 

ねえさま「フレブル仔犬てあんなに静かなのかね…うちの歴代の子犬は嘘みたいにうるさかったけど…

私「……………うちも1匹だけですが…あんなに大人しいのは具合が悪かったときぐらいです…」

ね「分かる、うちも。こんなに静かだとお腹でも壊したのかと…」

私「フレブルだからってことにしましょう…あと何かを破壊しているときですかね、静かなのは…」

 

犬は飼い主に似ると言われることがあるけれど、つよぽんのくるみちゃんはやっぱり飼い主に似ているのだろうか。

それとも、飼い主が冗談ハンバーグ(草なぎ剛お気に入りの言葉)なほどフリーダムなので、逆にいろいろと達観しているのだろうか?

後者な気がしなくもないけれど、とにかく、まだ放送を観ていないのに私もつよぽんくるみのファンになっているのだった。

 

そして帰宅後、冒頭の通り我慢できずに深夜の追っかけ再生をはじめたのです。

最初は途中でやめて寝ようかとも思っていたのだが、観始めたら無理だった。一気に観た。

…いや、さすがです、しんつよ。おじゃMAP!! 最高に最高でした…!!!!!

これ、しらたまちゃんも「3回は観たい」と話していたけど、本当一気に気軽に3回ぐらいリピートしたい案件。気に入った曲をすぐに再生するみたいに。

ふたりの明るさにワクワクして、くるみちゃんのかわいさにメロメロになって、ドライブにどことなく5人旅を思い出して、ふたりのメンバーカラーである黄色と緑が当たり前のようにテロップで使用されていることに嬉しくなって、軽快なやり取りに笑って笑って、慎吾ちゃん宅の個展のような空間にドキドキして、つよぽんのフリーダムさにハラハラして、恋愛ネタを「アイドルだからNG」とさらっと言ってしまう慎吾ちゃんにガッツポーズしそうになったり(SMAPはアイドルの真骨頂だけどそれはもちろん強制じゃない。そんな中でもアイドルでい続けることを選んだんだという感激とありがとうの気持ち。あっでも恋愛は自由なのであまり気を使わないで大丈夫だよみんなSMAPが幸せなことが何より大事だから云々…)、雨の中のダンスにうるっとして、東京タワーとセットの美しさとふたりの笑顔に見惚れて、やっぱりちょっと泣いた。

もうだめだった、この構成はとてもすばらしくずるかった。

特にやっぱり、ストリートダンスのくだりと「慎吾のために」と企画した歌唱シーンとロケ場所と演出が…もう、きた。

踊っているときの、特に草なぎ剛の楽しそうな顔。

香取慎吾の、懐かしむような慈しむような顔。

歌って踊るふたりが観られたことへの嬉しさはもちろん、それを「心から楽しんでいる」ことがふたりの表情から伝わったことが、もう。

そして歌唱シーンに選ばれた場所は、香取慎吾が大好きな東京タワーの真下にあるスタジオ。出来過ぎである。

(しかも収録日は9月22日。翌日がスマステ最終回だった。香取慎吾の感情忙しすぎだろ…

☆スマステ最終回と青い東京タワーの話はこちら。

 

目の前で優しく光る東京タワーと、まるでスマスマの音楽コーナーのようなセットと映像の美しさを前に

「懐かしい皆さんが」

周りを見渡して、信じられないような目をしながらそうつぶやく香取慎吾

ザキヤマさんが「ほとんど知らないメンバー」と言った今回のスタッフ。

え、それって…もしかして…?

 

香取慎吾が曲のラスト直前で後ろを振り返って、感慨深そうに東京タワーを見つめていたシーンと 隣にいる草なぎ剛につられてくしゃっとした笑顔を見せたラストシーンがとても好きだった。笑顔の瞳に、きらりと光る何かが見えた気がした。

 

後からSNSで、エンドロールにスマスマスタッフさんの名前があったという情報を見かけて ああやっぱりそうだったんだと思った。

納得したと同時に胸がいっぱいになった。ただ、

「懐かしい皆さん」

これが今の状況で彼ができる精一杯の表現なのかもしれない、と思うと少し胸が痛くなった。

 

こんなに嫌味のない、誰も傷つけない、みんなで観られる良質なバラエティがあるって素敵だね。

しんつよのバラエティスキル、対応力の高さ(ザキヤマさんの場の空気の読み方の程よさもすばらしい)はもちろんなのだが、なんでこんなにSMAPメンバーが出ている番組には安心感があるのだろう?

何かこう、観る前から「絶対大丈夫」な気がするのだ。不快な表現やいじりのない、ひとりでも誰かといても安心して観られるテレビ。

スマスマもそんな良質な番組だった。

やっぱり、SMAPというコンテンツは観る人に安心感を与えるのかな。それだけで。

いや、それだけじゃないな。本人たちが、才能以上に「観ている人にそう感じさせる努力」を惜しまなかったからだ。

解禁されたらすぐに「リアタイツイート」してしまう、ファンに寄り添い続ける香取慎吾

「これからも一緒に歩んでいこう」と歯の浮くような台詞を相棒にさらりと放つ草なぎ剛

今この場所にはふたりしかいないけれど、ああ、やっぱりふたりはSMAPだなあ。

「新しい人生が始まる」と嬉しそうに口にしていたのであまり「変わっていない」というのも申し訳ないのですが、でも、やっぱりこれまでの素敵な部分は変わることなく、でも、より自由になっていると思う。

本来の彼らをこれからもっと感じられる瞬間が増えるといいな。きっと増えるだろう。

素敵な企画、本当にありがとうございました!!!!!おじゃ慎吾MAP!!!!!

あと、つよぽん「パパ見て」発言はかわいすぎましたね…気をつけてよね…

 

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つよぽんくるみと、うちのくるみの共演に成功しました(自己満足)。 

 

あ、SNSで得た素敵な情報をもうひとつ。
しんつよがストリートダンスを終えた後に流れたBGMは、伝説のバンドともいえるハイスタ(Hi-STANDARD)が再始動後にリリースした新譜『Another Starting Line』だったらしい。
歌詞の和訳を見ると、さらに「くる」よ。
気になる方は ハイスタ アナザー などで検索して調べてみるといいかもしれない。

 

 

【おまけ。偶然なのかそれともシリーズ】 

ここからは余談というかちょくちょくあるかもしれない、ファンの偶然か必然かの考察シリーズです。

何でも結びつけるのは…と思う方は読まないほうがいいかも。

 

インターネット歴19年の私は、少しかわいくないことを考えて香取慎吾が降臨したツイートの時間をチェックしていた。

「投稿時間が全部0分だったら予約投稿なのかもなあ」という思いがよぎったからだ。

まあたぶん公式アカウントは何らかのツールを使ってツイッターを運用しているから、今回も例に漏れずそうなのかもしれない。というかたぶんそうだろう。

少なくともその場で文言を考えてツイートをしているわけではない、と思う。もっと前からちゃんと用意して、その日にみんなと盛り上がるために準備を万全にしているかもしれない。

 

そんなことを考えながら、番組放送中のツイート時間を何気なく眺めていた。

「最初は…19時09分

あれ。00分じゃないな。これは手動?

「次は…19時39分か」

あれ、これも半端な時間だな。え、手動投稿なのかなあ。まさか本当にもう自由につぶやかせているの…?

「次…20時19分

うーん。00じゃない、やっぱり半端な時間だなあ…って、ん…??

なんか、すっごい9が多いなあ………気のせいかなあ…

特に最初の2投稿、9と9がセットなんだなあ…ふーん…

9.9ね…………

 

 

…あの、新規ファンでもその数字、SMAPデビュー記念日(9月9日)思い出すからね?

 

いや、偶然かもしれないけど。

現にリアタイツイートの最後は21時04分という中途半端な数字だったから、9関係ないもんなあ。………21時?……9時?

い、いや、なんでもない。全部が全部そんな計算していたら、せっかくなら21時09分にしてほしいし。

あまり気にしないほうがいいかもしれない。本当にただの偶然だとしても、9に縁があるってだけでもファンとしては嬉しいものだ、ということだよ。

 

と、あまり深く考えないようにしていたところに、なんとさらに詳しく調べてくれた方が現れた。

 

「気になって調べてみたのですが、公式アカウントで使用しているツールは◯◯のようです。そのツールは分刻みで予約時間を指定できるので…おそらくその時間はわざとかと思います…」

 

驚愕した。何にって、まずSMAPファンの守備範囲というか知見の広さ。そして行動の素早さ。SNSに向いている情報感度の高い人たちがたくさんいる。

ファン数が多いからいろいろな職業や立場や性格の人がいるのは当たり前なのだが、傾向として、とにかく情報が早い!そして気になることは自分で調べる、人任せにしない人が多い!

きっと仕事もできる人たちなのだろう。

 

そして話を戻すと…なになに、ツールが…?

なるほど…もし本当にそのツールで、予約投稿の時間を敢えてあの時間にしていたとしたら…9……9…………

香取慎吾なのかスタッフの指定なのかは分からない、ということにしておくけれど、もう、試されている感がひしひしとあるのですが。

 

香取慎吾「暗号好き」だという話がファンの間でよく出るのは知っていた。

どうやら事務所の有料公式サイトでブログを書いていた時期から、ファンにしか解読できないような暗号がさまざまな文章に散りばめられていたらしい。

そんなエピソードを聞いてしまうと、この9の偶然ももしかして…と思ってしまうのは、無理もないと思ってほしい。

(でもやっぱり偶然なのかな…最後のツイートの時間が惜しいんだよなあ…)

 

【さらにおまけ】

さらに…私が9について考えていた間に、別の場所ではとんでもない別の暗号疑惑に言及したファンが現れていた。

! の数と増え方が、ちょっとある法則性に基づいている、というのだ…

 

放送前のツイートから、「おじゃ慎吾MAP!!!!!」の「!」が5つだねという偶然に喜ぶファンがいたのは私も把握していた。

確かに5つだ。5という数字に敏感なSMAPファンとしてはなかなか嬉しい偶然である。

そしてその後の降臨ツイートでも、! の数は5つという偶然が続いていた。

 

ところが、この放送中のツイートの「!」の数は必ずしも5つではなかった。

「おじゃ慎吾MAP!!!」と、3つの ! で始まった。

ああやっぱり偶然だったのか。

そう思ったファンも多かったかもしれない。

その後のツイートを見ると、! は4つになっている。また5つじゃない。

やっぱり偶然なのかな。特に意識していないのか、それとも、1つ付け忘れたのだろうか…!

まあこの時点ではおそらくそこまで深く考える余裕もないほどテレビに釘付けの人が多かったと思うけれど、続いてのツイートは無事に(?) ! の数が5つに戻っていた。

やっぱり5つだとなんだか嬉しいね!

「途中4つのときもあったけど5つになって嬉しい」とつぶやいているファンもいた。

そう、これはきっと私や一部のファンがひそかに考えて楽しんでいるぐらいのこと。このぐらいの楽しみは許してほしい…

そう思いながら深夜にタイムラインを遡っていると…

 

「! の数が3つから4つ、5つに増えていった…」

 

……な!!

 

そ、そ、そ、その見方!?

 

付け忘れではなくて偶然ではなくて、意図的に増やしているという仮説…!!!

な、なるほど。でも確かに、その説、絶妙にしっくりきてしまう…

なぜって?それは、ええと。

ファンだから…という究極の単語を、とうとう私も使わせてもらおうか…(ヒントは新しい地図とそれ以外のある人たちの人数)

それって、それこそ、そんなストーリーを妄想していいのなら

「途中3だったり4だったりしたけど5つになって嬉しい」

この感想がしっくり来すぎるから…!!!そりゃ、嬉しいわそんなことになったら…!5つを5人に置き換…!ゲフン、なんでもない。

 

とにかく私はまた驚愕した。SMAPファンの目の付け所がシャー…いやスマップすぎるぞ!

でも、

またそんな仮説の暗号を見つけたら、そっと教えてくださいね!適度に過剰になりすぎず楽しみたいと思います。

 

インスタグラムのストーリーズにおじゃMAP!! のことをちらっと載せたら、元同僚から「観たかった」と連絡が来た。久々のコミュニケーションまで生んでしまう、SMAP恐るべし。

 

【偶然の参考資料】

赤丸までつけてしまった。

 

★1回目★ 

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放送中1回目。3つに1909。

 

★2回目★ 

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4つに1939。

 

★3回目★ 

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5つに2019。

 

★4回目★ 

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ラスト。5つに2104。9時。

…本当に偶然だとしたら、2109の偶然なら完ぺきだったなあ。笑

泣きながら笑い出し嬉しい!と何度も叫ぶ暮らしがしたい(スピッツの歌詞は人生観をゆさぶる)

一時期、というかかなり長い間、SNSのプロフィールに今日のタイトルのようなテキストを入れていた。

泣きながら笑い出し嬉しい!と何度も叫ぶ生活に憧れる。とか。

知らない人が見たらなんだ?どうした?となるかもしれないが、これはスピッツ『歩き出せ、クローバー』の歌詞の一節である。

 

『泣きながら笑い出し「嬉しい!」と何度も叫び』

 

長らく私はこの歌詞が…大げさかもしれないけど人生の歓びのすべてなのではとさえ思っている。もはや座右の銘(?)かもしれない。

だって、この歌詞ちょっとドラマチックがすぎないか。想像してみてほしい、この歌詞の状況を。

泣きながら笑い出すって、その時点で相当感情が昂っている。この主人公に何が起きたのかとても気になる。歌詞はその後「寝ころがって眺めた君のカード胸にあてる」と続くのでおそらく「君」に関してとても嬉しいことがあったのだと思うけれど、だとしてもどんなことなのだろう。想いが通じたのか、それともただ好きなだけでその気持ちになれるのか。

この歌詞の一節だけで、嘘みたいに輝く太陽と、緑が青く感じられるほど美しい芝生が浮かぶ。晴れた日に、その芝生の上で寝ころんで歓びをかみしめているのだなと想像する。それって人生の最高の瞬間じゃないのか。

 

私はずっとこの体験がしたい。

ものすごく嬉しいときに涙を流すこともあるけれど、そのあと笑い出して嬉しい!と何度も叫んだことはまだない。

このぐらい感情を全身で表現できるぐらいの歓びに出会ってみたくなる。そしてその歓びを知った自分を見てみたい。本当に何度も叫びたくなるかもしれない。まるで映画だ。でもそれはスピッツの世界。

 

けれど同時に知っているんだ。今あるものがなくなってしまって、それがまた手に入るとしたら

私はこの歌詞の登場人物と同じぐらいに歓ぶのだろうなと。

たとえばもう物理的に会えなくなってしまった誰かに会えたら、自動的にそんな気持ちになるだろう。

ふるえるほど涙を流さなくても 泣きながら笑い出さなくても 今の生活が何十年も後には憧れの対象で宝物になっている。

そう考えると、私の願いはあるようでないものなのかもしれない。

 

ちなみに歌詞はそこから先、クライマックスに差し掛かるにつれてさらに人生観をゆさぶられるものになっていく。

少し引用する。

 

だんだん解ってきたのさ

見えない場所で作られた 波に削りとられていく命が

混沌の色に憧れ 完全に違う形で

消えかけた獣の道を歩いて行く

 

深すぎて何度反芻しても理解がしきれないし(disってるわけではない)、主人公が「だんだん解ったこと」がそもそも難解というか儚いというか、やっぱり「こちらはまだ全然解らないんですけど…」と何度も突っ込みを入れたくなるのだが、生きている間にこの歌詞のような何かを解ってみたいと思う。

草野マサムネが描くこの歌詞の世界観は、私の人生観をふしぎにゆさぶり 生きていく上で大切にしたいことや忘れたくないことをそっと教えてくれている。

彼の歌詞はいつでもすばらしいけれど、この『歩き出せ、クローバー』はちょっと私の中で例外というか特別である。

そもそもこの曲が収録されたアルバム『ハチミツ』は全体的に研ぎ澄まされすぎているというか天才というか、他の曲の歌詞もとても良い。良すぎる。草野マサムネの才能にめまいがしそうになる。

ハチミツで言えば『愛のことば』の歌詞も大好きだ。こちらも深い。深すぎて意味が解らなくて、草野マサムネの息をするような文学性に朝から酔いそうになる。そんなところが最高に好きだ。ただクローバーはどの立ち位置とも違う。人生の明るさを夢見て信じていたくなるような根拠のない希望の歌であり、明るすぎて泣きたくなるような切ない、でもやはり歓びの歌なのだ。私にとっては。

嘘みたいに晴れた日に公園でこの曲を聴いたら、それだけで。

 

いつかライブで聴けたらいいな。考えてみたら聴けたことがないんだ。

 

通勤電車の中で書いた。

朝、急にこの歌詞の一節が思い浮かんだので

今日はクローバーを聴いて一日を始めます。曇っていても、雨が降っても。

そのチョコレートは(幸せにはそれぞれ事情がある)

そのチョコレートは、ハッピーに見えて最後の頼みの綱かもしれない。

あるいはさまざまな事情があってどうしても必要なものなのかもしれない。
傍から見れば楽しい休憩タイムにチョコレートを食べているのんきな人に見えても、実は空腹を抱えながら仕事を少し遅く終え、しかしコンビニに寄る気力もなく電車に乗ろうとしたら直前で乗りたい電車が行ってしまって、本当は今なるべく甘いものを控えたほうがいいであろうコンディションなのに耐えきれず、時間と空腹をごまかすためにこっそりと食べているものなのかもしれない。
まあそれは今日の私なのですけど。やはりおにぎりかスープを早い時間に食べておくべきだった。

 

ピックをたくさん投げてくれるけれどまさかのゆるふわ投げで客席に届かないこともある、でファンにはおなじみかもしれない真島昌利…偉大なマーシーさんのソロアルバムのタイトルが好きで 何かあるとこの言葉を思い出す。


「人にはそれぞれ事情がある」


傍から見れば悩みもなさそうで(乗り越えていそうで)幸せに人生を楽しんでいるように見える人でも、その人にしか分からない悩みはある…場合だってあるのだ、と私は思っている。

条件だけ書き揃えたら「幸せ」になってしまうような人が見えない場所でどんなことを思っているのか、どんな知らない経験をしているのか。思考的にそういう経験をしていない、ずっと幸せな人も中にはいるかもしれないけれど データ以外のその人を想像することは忘れたくないと思う。

たとえば電車でとても機嫌の悪そうな知らない人を見ても、(もしかしたらものすごくつらいことがあったりしたのだろうか…)と考え、怒りのエネルギーを「くらわない」ようにすることもある。

私の特徴は良くも悪くも「考えすぎ」であることは自覚しているのだけれど、こういう考えすぎのパターンがある自分は嫌いじゃないかもしれない。まあその知らない方に八つ当たりされたら嫌だけど。

 

幸せ。昔は「幸せ」という言葉を使うのが少し怖かった。

幸せを感じる瞬間はたくさんあるけれど、幸せって言葉は人生最上級の何かに使うべき言葉なのだろうかと勝手に遠慮をしてしまっていたし

ひとつの幸せを感じたら「ネガティブなほうの私は終わり」で「ずっと幸せでいなければならない」のかとおかしなことを考えていたふしもあったというか。

「楽しい」と「嬉しい」は私にとって幸せとほぼ同義なので、幸せというワードが使えなかったときもこれらの言葉は頻繁に使っていたと思う。

 

今もそこまで頻繁に幸せ!幸せ!と連呼はしないけれど 「絶対に言うまい」とまで構えなくてもいいのだと思えたのはたぶんここ数年のことかもしれない。

(ちなみに絶対に言うまいと敬遠していたワードには「感謝」も含まれる。これも幸せと同様今でも使うことに勇気のいる言葉である。最近は封印を解いて、頻繁にではないけれど恐る恐る日常でもたまに使う。たぶんSMAPのおかげである。KANSHAする。)

小さな幸せでもインパクトのある幸せでも、私は幸せなことがあるだけで嬉しい。それは考えなくたって当たり前のことだった。

そこで終わりじゃなくてもいいのだと、幸せに「なってしまったって」終わりにしなくてもいいのだと、それをもっと自覚してもいいのだと だんだん思うようになっていった。


たぶん幸せの形や色も、人にはそれぞれ事情があるように人それぞれ違うものだ。
だからこそどんな幸せからも逃げないような人でありたいと思う。


最近書きたいことが溜まりすぎて、投稿したいのにいろいろ考えて投稿できないことが多くて
文章の海に溺れそうだったのでたまにはリアルタイムでえいっと投稿してみます。1時間未満で生まれた言葉たちよ、いってらっしゃーい。最初15分で完成したのに書き足したら増えたよ。

 

本当はチョコレートを食べながら「そのチョコレートは」 のタイトルで詞を書こうとしたのだが、その前にただ目の前の状況を書いていたら謎の考察日記ができた。

あ、裏じゃない裏日記たまに更新しています。プロフィールの名前をクリックすると飛べるのでふしぎな人は冷やかしにきてください。

 

 

 【書きたい&書き途中】

今月上旬〜中旬に投稿する予定。書きたいことが水のように…いろいろじっくり書く時間がもっとあればいいのになあ〜なんて時間管理できていない発言をしてしまう。

・北海道グルメ日記

・北海道夜景日記

・ちょっとネガティブなもの

・嬉しかった賞とコンプレックスについて

・SMAP9/9記事後編

スピッツきたえーるレポおまけ。ツアーグッズとか。【北海道旅にっき⑵】

前回あれだけ書いたけどまた書き足りなかったので、追加でいろいろと。

 

こちらが前回のライブレポ。

 

今回のツアー、久々に結構グッズを買ったのですよ。30周年記念だしな!と。

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これは今年初参戦の大阪での様子なのですが、この時点で

・名前をつけてやるの猫のタオル(以下、名前猫)

・光るピンバッジ

・紅茶

・記念写真集的なもの

・Tシャツ

・あとグッズじゃないけどベスト

を購入している。

名前猫タオル、詳しくグッズ情報をチェックしていなかったので最初何の柄なのか分からず

ファンがライブ前にこぞってこの赤いタオルを巻いているのを見て「なんか迎春って感じのカラーリングでずいぶん渋いタオルだな。購入どうしようかな…」とまで思っていた。ごめん。

名前猫と分かってから「あああ…ごめん、ごめんよ…!かわいい猫だね…!」と心の中でスピッツサイドに謝りまくった。迎春じゃなかった…

 

そして、武道館外聴きにてついに禁断のガチャガチャにも手を出してしまう。

 

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いろいろこわいので「ガチャガチャは1日2回まで」と自分の中でルールを決めた結果、三日月ロックとベストのセットを当てたよ!

どーーーーーしても欲しいフェイクファーのアルバムジャケットは出なかったけど(大好きすぎるジャケットで私はフェイクファー担を自負している)、三日月も好きなので嬉しい。

そしてどさくさに紛れてふせんとラバーバンドまで買っている(白文字のバンドは母へ)。

ベストのバッジはどうやらシークレット?なのかな。

 

 

で、札幌ではこれまで買ったグッズを装備して向かいました。

その日の格好。

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あ、あれ。全然分からない。

パーカーの下がスピッツTシャツなのですが、これでは単なるインスタグラムの #ootd #今日のファッション なので別のバージョンも。

 

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ちょっと分かりやすくなりましたね!

(母親と撮った写真もあるのだが、許可を取ろうとするといろいろまた時間がかかるので許可のいらない自分のみを出す。なんか寂しいけど。)

スピッツTシャツ、名前猫タオル、光るピンバッジ2代目*←!? そして…

あれ?そして……手に持っているものは…??

 

そう、もう追加購入はしないだろうなあと思っていたのだが、買ってしまいました。

 

どん!

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ビッグトートバッグをな!!

あと、バッグにつけた追加ガチャもな!!
(ガチャのマイルールはちゃんと守りました。)
(犬のブローチは別売りです。ポケファスで検索う!)

 

【ビッグトートバッグの話をしよう】
バッグ、買うつもりなかったんですよ。大阪では、全く。

 

大阪での私「バッグもあるのか…でもちょっと大きいな。いや私荷物多めだからちょうど良さそうだしかわいいけど、GRAPEVINEのバッグもトライセラのトートもエレカシのバッグもあるしスピッツもショルダー持ってるしそろそろバッグは自重しないとな…」

 

はい。実は私バッグ好きなんです…(ポーチも好き。洋服も好き。布が好きなのかな。でも布じゃないものもあるな)
高価なバッグはあまり持っていないけれど、日常使いできるかわいいバッグが好き。買い物に出かけて「またバッグ見てるよ」と友人に突っ込まれることもしばしば。
だからライブグッズのバッグも、かわいいな!と思えば欲しくなる。そして最近のグッズは大抵かわいい。企業努力(?)ってこういうことなのかなと思う。かわいいバッグはグッズでも関係なく日常でも使います。むしろグッズのバッグばかりあるな…
しかしもうこれ以上バッグを集めたら部屋がバッグでいっぱいになってしまう。たまには我慢をしないと。いくらなんでも私は学習して今回はやめるつもりだったんです。

 

ところが前回某人物(そろそろ名前をつけてやりたい)の救いにより参戦できた横浜アリーナにて私が目撃したのは、グッズのバッグを持っている多くのファンの姿だった。

 

あの席の人も、あの席の人も!?あのバッグを持っている!!
ああ!これみよがし(絶対に違う)にバッグを持って席についている!
大阪より絶対に多い。大阪はツアーが始まってすぐのタイミングだったから、様子見の人が多かったのだろうか。
…やっぱりかわいいな、あのバッグ……
人が持っているものってかわいく見えますよね。ってそれだけじゃなく普通にかわいいから困る。
特にあの、サイドが止められるところが良い。あの形がかわいい。コロンとして。

 

横浜での私「バッグ持ってる人いっぱいいる!バッグかわいい!」


もうこの時点で買えよって感じなのだが、まだ思いとどまりました。
いやいや、やっぱり大きすぎるかもだし…
いやいや、あの取っ手の部分ちょっと痛いかもしれないし…
無理やりあきらめる理由を探す私はまるでクレーマーのよう。もっと素直になっていいんじゃないのか。

 

そして迎えた北海道。バッグ熱は一応落ち着いていた。はずだった。
今回の旅は私にしてはとても珍しく、「結構身軽に」少なめの荷物で向かうことができた。
マリメッコのショルダーと、黄色いスーツケース。スーツケースの中にはライブ用に以前のゴースカ(ファンクラブツアー)で購入したトートバッグを。ちょっとした外出用にフジロックで購入した小さなサコッシュバッグも入っていたが、それは大した荷物にはならない。

普段の私の荷物の多さを知っている方なら、「結構頑張ったね」と思うぐらいのコンパクトさです。たぶん。とはいえいろんなバッグ持ってきたな。

 

ライブにはマリメッコのショルダー&スピッツトートをサブバッグに(グッズタオルや上着を入れたりできて便利)向かったけれど、かばんの中身はさほど重くない。動きも軽快!身軽っていいな!さ、会場のきたえーるに着いたぞ!

 

しかしそこで私はすぐにある光景を目撃する。

「あのバッグだ…」

そう、またたくさんのバッグを持っているファンの姿……(横アリデジャヴ)。

そこでまあ当然ですがバッグ熱が再燃してしまう。

ああ…やっぱりあのでかいバッグ、かわいいなあ…

 

北海道での私「あのバッグがかわいいんだよなあ…」

母「あ、いいね。めぐ、きっと買うね。

私「………やっぱり?」

母はやはり私の趣味を分かっている。

 

ただ…今日はせっかく荷物少なめだし、大きなバッグが増えるのもちょっとな……

「とりあえずグッズ売り場が混んでいるかだけチェックしようかな。」

 

〜グッズ売り場付近〜

「割とすぐに買えそう!?まじか…」

バッグ買うんでしょ。行ってきたら」

「う、うん。ソウダネ…」

もう自分にゴーサインを出すしかなかった。

 

〜グッズ売り場前〜

「すみません、バッグをひとつ…」

そう販売スタッフに話しかけているときも、後方でさまざまなグッズの受け渡しが行われていた。

「バッグこっちの列にくださーい!」的に在庫が動きまくっている。

お、バッグ買っている人他にもいるんだ!まあでもバッグが売り切れることはさすがにないだろうし、私ももうすぐ手に入るぞ。

そうのんきに構えて会計の準備をしていたら…

 

対応中のスタッフ「バッグ!バッグこっちにもくださーい!!」

 

おお、なんかすごい必死に手に入れてくれた。

そしてついに私の目の前に待ち望んでいたバッグが!

わーい、これこれ!やっぱりかわいいなあ。サイドのボタン止めないとほんとかなり大きいな。旅行中にも良さそうだ。

さあ満を辞して(?)お会計の時間です。

 

スタッフ「お待たせしました。お会計が…」

と、ここでまさかの出来事が。

 

後方からの声「バッグ終了でーす!!!!!」

 

!?

 

えっ私の注文でこの日のバッグ在庫終了!?!?

 

なんと…それは予想していなかった。

やたら多くの人が持っているなあとは思っていたけど、そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで人気だとは知らなかったよ!

私の経験上、そんなにバッグが人気だったことってあったかな…タオルとTシャツで満足してしまう人が多いと思っていた…スピッツチーム、グッズの売り方まで敏腕である。

帰りにも買えるからいいや、とか思わないで良かった…

 

さらに実は、そのバッグを買う前にもうひとつ予想外の出来事があった。

「ファンクラブ限定抽選にチャレンジしてくるわ。」
そう、ずーっと会員証を忘れて参加できなかった抽選に参加せねば!と、グッズを買う前に抽選ブースに立ち寄っていた。

まあ当たるのは難しいだろうけど、参加するだけしてみないと。

 

〜抽選ブース〜

「参加賞になります。」

だよねー。そう簡単には当たらないよね!

でも待ち受けがもらえるんだね、記念になる!

「残念〜外れだったよ」

そう母に告げてグッズ売り場に移ろうとした、ら、

 

抽選ブースでの声「おめでとうございまーす!!!」

 

!?

 

えっ私の後ろに並んでた人当たってる!?!?

 

これもほんとに予想外でした。

こっそり何が当たっているのか遠くから見ていたら、特製Tシャツだった。レアだね!

そんなわけでこのときは「ひとつ後ろに並んでいれば当たったのか…」と思っていたのだけど、グッズを買い終えたあとは「後ろに並んで抽選に当たってたら、バッグ買えなかったな…」に変わっていた。

これが、起こる物事には意味があるってことなのか(たぶん違う)。

 

もしこれを見ている方の中に、明日のツアーファイナル宮城に参戦する方がいたら…そしてもし、グッズのバッグかわいいなあと気になっていたら…

念のため早めの購入をおすすめするよ!

 

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以前も載せた画像ですが、バッグいいよ!

シンプルだけどかわいくて使いやすくていろんなものが入って使い勝手めちゃ良い。中にポッケもあるし。←重要

身軽で行けた旅行だったけど、おみやげやら何やらで結局荷物は増えた。でも全部このバッグに入ったから本当重宝した。

 

明日のファイナルもスピッツの魅力が全開のライブになりますように!

 

今はグッズの紅茶をいつ飲むか迷っています。かわいくてまだ飲んでいないのだけど、勇気出して飲む。

 

*なぜ2代目ピンバッジなのか

過去のフェスティバリーナ公演でも登場した光るピンバッジ。今回のツアー用バッジはキラキラ度が私調べでアップ!しかし参戦する公演が増えるたびに電池はどんどん減っていくし、たまに誤作動で知らないところでキラキラ光っていたりする。

北海道前にとうとう全く光らなくなったのでボタン電池を買って向かうつもりが、買うのを先延ばしにしすぎて結局買い逃したため現地で2代目を購入した。だって光らせたいのだもの…光の一員になりたいのだもの…これまで何度かツアーに参加していて明日も足を運ぶ方がいたら、念のため電池の元気度を確認することをおすすめするよ!

 

【おまけ】

大阪遠征での格好はこんな感じでした。

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スピッツTシャツ、スピッツタワレコ限定ショルダー、そしてキャップはPUFFY亜美ちゃんとキャンディーストリッパーコラボのROMPUS。

グッズでファッションが成り立つこと、余裕であります。