かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

【ダサいだけじゃないぞ】今こそDA PUMPを聴こう!5/6舞浜アンフィシアターの感想とかいろいろ書いたよ

今年の春頃からなぜかDA PUMPのライブを観たくて仕方がなく

ゴールデンウィーク最終日、ついに初DA PUMPを体験するために舞浜まで行ってきたのだが

なかなかブログでの報告ができなかった。

書きたいことがありすぎて困っていたのだ。

とりあえずイベント後、眠る前にたくさんメモ書きをした。


そしてブログを執筆途中で温めている間に、世間ではDA PUMPの新曲のダサさと妙な中毒性が話題になっていた。驚いた。

 

 

それは私もイベントで困惑した新曲だった。

 

 

そして先日、ついに新曲のダサさがyahoo!トップでまで考察されるという現象にまで発展した。
そんなばかな。

 

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謎の新曲て!

 

 

正直、突然DA PUMPが気になっただけなのに

急に似たようなタイミングで世間がDA PUMPに気づいたので混乱している。

(私がDA PUMPを思い出したのは新曲発売の告知前、ほとんど露出がない頃である)

 

いろんな人がDA PUMPに気付く手助けに少しでもなれたらいい、という希望を胸に

ライブレポと「今こそDA PUMPを聴こう!」という推し記事を書くつもりだったのに、

たくさんの人が既に気づいてしまったので声を大にして伝えることもない気がしてきた。

 

でも、ニュースへの反応が概ね好意的で嬉しいし

ISSAやメンバーのDA PUMPもやはり伝えておかねばならないので私はブログを書きます。


しかもなんとなんとこのyahoo!トップ記事、
私のSNSも無関係ではないかもしれない…!?

というミラクルな事態にもなっておりまして。
その話は、最後にまた改めて。

 

DA PUMPとの出会い、そして感動

【突然DA PUMPの魅力に気づく】
3月下旬、別れのシーズンに私は出会った。
自分のつぶやきを引用する。

 

ある日突然ラプソディーインブルーを聴きたくなり、聴いたらまあ歌もダンスも上手すぎ顔も良いわで驚異すぎるだろと。

そしてメンバーすごい増えてて驚き、しかもISSA以外は別のメンバーで二重に驚いたが、今の彼らも良くて三重の驚きだよ。

 

そう、なぜか突然DA PUMPそしてISSAという逸材に気づいたのだ。


中学時代にチャートを賑わし、たまにワイドショーまで賑わせていたISSA。
もちろん存在は知っていたし顔は好きだったが、
今まで特別彼のこともDA PUMPのことも意識して生きたことがなかった。


しかし、終わらない夏♪君が変わった♪で恐らくある程度の層におなじみラプソディーインブルーがなぜか突然めちゃくちゃ聴きたくなり、
その経由で改めて過去の楽曲を聴いたり動画を漁ったりしたら……

 

いやいやいやいや、
歌、上手すぎだろ。ダンス、上手すぎだろ。


ISSA………すごくないか??
え?こんなにすごかったのか………


と、語彙力を失うほどに感動してしまいまして。

 

歌はもちろん、またDA PUMP、曲が良い。全部良い。
カラオケでラップ部分がやたら大人気のif… も良いけど、他の曲も本当にいいな。
あの頃はそれが当たり前だと思い平然としていたけれど

DA PUMP、こんなにカッコよかったのか……

 

しかも特筆すべきはISSA、

踊りながらあの歌唱力なのか?
おかしいだろ。上手すぎる。
そんなことが可能なのか。
え。しかも今39歳???


どれだけ努力してこの声とダンスを維持しているんだよ……………

 

 

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とはいえ、Apple Musicや検索結果で見たDA PUMPの写真(※現在は別の写真に変わっています)が

私の知っているDA PUMPと全然違って正直面食らったし
調べてみたらISSA以外のメンバーは全て新メンバーでまた衝撃を受けたけれど
DA PUMP関連商品(新体制後)のAmazonレビューの熱量が異様に高かったこともまた興味深かった。

 

たとえばこの作品へのレビュー。

 

 

LIVE DA PUMP 2016-2017
 

 

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最近のDA PUMPに対して、星5つ!

 

 

少し昔の作品も絶賛されている。欲しい。

 

 

DA PUMP LIVE 2009 THUNDER PARTY NUMBER9 [DVD]

DA PUMP LIVE 2009 THUNDER PARTY NUMBER9 [DVD]

 

 

で、これに対するレビューにはですね…

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DA PUMPが存在しないことになっていると激しい怒りを感じる声まであるわけです。

 

こんなに熱いメッセージの数々、

受け取らないわけにはいかないではないか。


よし、新体制DA PUMPの動画を再生だっ!

 

〜再生〜

 

 


いやカッコよすぎだろ。

 

ISSA、え、いくつだっけ?
え?むしろ昔より声が出ていませんか?
なんなの?この伸びやかな美しいハイトーンボイスは???
そして、ダンスのレベルがみんなめちゃくちゃ高い…………

 

ええー……
そんなバカな。
こういう音楽にも、こういうB系?なスタイルにも
私、全然興味が持てないはずなのに……

気がつくと動画を何回も再生している。

 

DA PUMP……やっぱり超カッコいいよね!?

 

このPVは3年近く前のようだけれど、

そしてこれ以降今まで新曲は出ていなかったようだけれど
これは絶対にライブを観なければ!と使命感に燃えていたところ、
さらにこんな動画を見つけた。

 

 

ええー…?
そんなバカな。
DA PUMPが、ISSAが、
ショッピングモールでライブをしている……?
後ろにエスカレーターがある、のほほんとしたスペースで…?
しかも、大名曲のif…を歌っている……

 

しかも、生歌、めっっちゃうめえ………………

 

しかもしかも、1分5秒あたりから突然音声が途切れたのにすぐに立て直したISSAまじかっけえプロフェッショナル……………

 

みんなのダンスも、ショッピングらしからぬ本気……


私はいろいろな角度から驚愕した。

 

ショッピングモール自体を否定するわけではないけれど
観客とパフォーマーが同じ目線となるステージで観ていいレベルじゃないだろう、これ。
彼らは……彼らは、もっと高いステージから、

観客と距離を持って、ハイレベルなパフォーマンスをするべき存在だよ…?

 

いや…でも、「そんなことは何でもいいだろう」とばりに
どんな場所でも最高のパフォーマンスをお届けするのがDA PUMPのいいところなのだろう。

 

って、ISSA本人がちゃんと語っていたわ。

 

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(ブログのキャプチャ)

 

…ISSAってもしかしたら、イメージよりもっとちゃんといろんなことを考えている人だったのかもしれない。
(これまでどんなイメージを抱いていたんだ)

 

しかし、このハイなクオリティよ。
生で観なくてどうする!?
次にチャンスがあれば逃してはならない。

だってこのリリースの空きから想像するに、
次何かイベントがあったら行かないと
その次いつやるか分からないぞ。

 

そんなラプソディーインブルーは突然に的なきっかけ後、程なくしてイベントに出演することを知り
「チャンスはここだ」と抽選に応募した結果、めでたく当選したわけである。

 

 

イベントの偏ったレポと感想

 

【全出演者の中でトリを務めたDA PUMPだったが…】

この日舞浜アンフィシアターで一日2回に渡り行われたイベントは、DA PUMPの他にも三浦大知w-inds.、Leadなど

ダンスと歌で魅了するライジングプロダクション所属の男性実力派アーティストが出演していた。

どうやらライジングのお祭り企画で、今年で2回目の開催になるらしい。

イベントのタイトルは5月の風

エレカシファン的にはザワザワするタイトルなのだが(エレカシには四月の風という名曲がある)、とりあえず話を進める。

ちなみに私は昼の部に参戦した。

 

この日のDA PUMPはいちばん最後に登場した。そう、トリだった。

キャリア的にも成果的にもそれは当然のように思えたので、

出演順が発表されていたわけではなかったが私は最初からDA PUMPがトリという前提でステージを観ていた。

 

先に言ってしまうと、イベントは最高だった。

めちゃくちゃカッコよくなっていたw-inds.

ダンスがキレッキレのLead、

全員歌える期待の新人BuZZ、

今乗りに乗っている、世間がやっと魅力に気がついた三浦大知

DA PUMP(本命)の後輩である彼らのステージ自体が既に素晴らしく

本命前から私は「来てよかったー!!ライジング最高じゃん!」とかなりの満足感を得ていた。

 

そして満を辞して登場したはずの本命DA PUMPの姿に、私は一気に混乱した。

 

 

〜会場スクリーンにDA PUMP登場の案内〜

 

会場「キャー(ペンライト)←私は想定していなかったのだがペンライトがあったのです」

 

私「(ついに来たああ!ハイクオリティなパフォーマンスで一見さんをも虜にするはずDA PUMP!ステージで進化を証明するDA PUMP!流行りとかに流されない硬派でストイックDA PUMPの登場だ!!)」

 

 

DA PUMP登場〜

 

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…………?????

 

えっ誰?

えっISSAどこ???

 

そう、まさにこの新曲のジャケット通りのカラフルな出で立ちで登場したのですよ、硬派でストイック(と私は思っている)なDA PUMPが。

 

あれ、なんか私の記憶とまたちょっと違う雰囲気だな??

頭上にはハテナのマークが浮かぶ。

 

正直、この出で立ちはどの出演者と比べても異彩を放っていた。

後輩たちのあのクールでハイクオリティなパフォーマンスの後に満を辞して登場したみんなの先輩DA PUMPが、

このような我を忘れた、DA PUMPのカラーを忘れたかのようなカラフルだったときの衝撃がお分かりになるだろうか?

 

〜20秒後ぐらい〜

「あ…あのツイードみたいな、これからダンスをするとは思えない服を着ているのがISSAか……よかった、ISSAいた…」

 

しかし曲が始まる前になんとかISSAを見つけた私。

気を取り直して、いったん衣装のことは忘れて、DA PUMPのパフォーマンスに集中することにしたのであった。

 

【セットリスト】

この日のセットリストはこんな感じ。

 

1.ごきげんだぜっ!

2.SUMMER RIDER

MC、確かここでメンバー紹介

3.U.S.A

4.if…

5.we can't stop the music

 

ていうか、5曲だけだったのだな!?

そうは思えないほど充実したライブだったよ……

だって、見て分かるよね。

このセトリ超おいしいでしょ??

たった5曲なのに、初めましてと久しぶりと今の俺らと最高の盛り上がりナンバーが全部入っている。

常にDA PUMPDA PUMPの武器を全部使い全力でライブに挑んでいることが伺えた。

 

【衣装の謎 < ごきげんだぜっ!のパフォーマンス】

え!?

いきなりどきゅーん!ずきゅーん!!胸撃つまなざしはかなり挑発的な奴になってくれるんですか!?!?!?

 

私の知らない出で立ちのDA PUMPが、私や客席が大いに知っている名曲を披露しはじめ

さっそく会場の空気をDA PUMP色に染め上げた。

 

ISSA…!!!暑そうなジャケット着てるけどやっぱ最初からめっちゃ歌上手えええええ!!!!

てか何でこんなに声が出るの!?

 

初めてのISSAの生歌に私は感動した。

ISSAが踊っている、ISSAが歌っている!

踊っているとは思えないほどの歌唱力で、高音も素晴らしい!!

そして楽しそう!!歌っているISSA、輝きが違う!!!

名曲を聴けた感動よりも、正直ISSAの歌声への感動が勝っていたと思う。

もちろんダンスも嬉しいのだが、

とにかくこの歌声は唯一無二だろうが!!!ぜえはあ。

 

そしてメンバーのパフォーマンスも、衣装のことは忘れてさっそく素晴らしい!!

ステージ狭しとみんな踊る踊る。

プロだ。プロのステージだ(当たり前なのだが)。

 

これだよ!

これを観に来たんだよ私は!!

 

1曲目からテンションはダダ上がりだ。

ライブ後の自分のつぶやきにその興奮が現れているので引用したい。

 

DA PUMP、昔とメンバーの顔ぶれ全然違うし、ステージ出てきたとき服の個性がバラバラすぎてISSAどこにいるのか最初分からないぐらいだったが 歌とダンスが始まると何でもどうでもいい。

このときのために来た。この彼らを観るために来た。あれは芸術だ。ISSAの歌声はソウルフルだ!

 

そして惜しげもなく、超名曲のif…、ごきげんだぜっ!を披露する潔さ。

またISSAの声がすばらしい。あの頃より出てませんか?ミュージカルで鍛えてるから?ってぐらいの歌の安定感…しかも踊りながら…口パクやったことないんだろうな。

ISSA、チャラい面ばかりクローズアップされるけど、努力家だろ…😭

 

そう、本当に曲とパフォーマンスが始まってしまえば何でもどうでも(と言うと誤解を招くかもだが)良かった。

ワケの分からない出で立ちのインパクトを超えるパフォーマンスを、彼らはしているのだから。

 

ごきげんだぜっ!が終わると

そのままSUMMER  RIDERという、私が知らない曲に突入したのだが

その曲ももちろん、困惑より勝るのは圧倒的なカッコよさだ。

 

既に衣装のことは気にならなくなっていた。

 

【MCに見るメンバーの個性とISSAのDA PUMP愛】

さっそく感動的な話挟みますけどいいですか。

 

素晴らしいパフォーマンスをいったん終え、気さくに話し始めるDA PUMP

みんなの熱気が!とか、盛り上がってますかー、とか、ISSA声高いなー(私の心の声)、とか、

まあ正直無難な話題が中心のMCではあったのだが、どうしても知ってほしい話があるのです。

 

それはメンバー紹介時のことだった。

またしても自分のつぶやきを引用する。

 

メンバーそれぞれ自己紹介するとき、他のみんなは面白おかしく「現場監督です」「チェックマンです(?)」「スノボ大好き(?)」とか枕詞つけたのに、

ISSAったら空気を何も読まずにDA PUMPのISSAです」って言ったの。最高だよ。ISSAを形容するものはDA PUMPなんだよ。20年そうなんだよね

 

 

ーどう思いますか??

え?何がって?

いやいや。ISSA、DA PUMP好きすぎだろ、DA PUMPでいる覚悟がすごすぎるだろと感じませんか?

 

誰もがDA PUMPのISSAと分かっているのに、メンバーが面白おかしい言葉を探しているのに、

ISSAは何の迷いもなくDA PUMPのISSAと口にしたのだよ。

それがどういう意味を表すのか。

 

 

その日のメンバー紹介は、みんな自分の衣装の色や雰囲気をネタにしながら進んでいったものだった。

特に覚えているのはこの方の自己紹介。

 

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U-YEAHさんと書いて「ゆうや」さんらしい。

私は読み方が分からない間「ウーイェーイ」と陽気な感じに変換して覚えていた。申し訳ないと思う。

 

そんなゆうやさんの自己紹介。イェーイ。

 

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「(低い声で)どうも……現場監督です。」

 

ぶっ!!←私

 

「(低い声で)今日は、皆さんが安全に家に帰れるように現場をしっかり守りたいと思います……(ニュアンス)」

 

(^∇^)(^∇^)(^∇^)(客席)

 

いやいやいや、良いキャラすぎるでしょ。

ゆうやさん、絶対いい人でしょ。

もうこの時点でゆうやさんのこと好きになったわ。

 

と、他のメンバーもそんな感じで

完全ネタ意識で繰り広げられた自己紹介。

 

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Supremeの人(TOMOさん)がスノボをネタにしてみたりね。いいでしょ。

 

「現場監督の後とかやりにくいわ〜(笑)」とか言いながらゆうやさんの後もメンバー紹介が続く。

DA PUMPってば、気さくー!

と、一気にメンバーとの心の距離が勝手に縮まったわけなのだが

最後に口を開いたISSAは至ってマジなISSAだったのである。

 

DA PUMPのみんな「(Supreme)スノボ大好き!」「イエロー担当でーす」「…現場監督です」「やりにくいわ(笑)」

 

ISSA「DA PUMPのISSAです。」

 

どうですか?

ISSA、まじめ。全然空気読んでない。

そんなんただの空気読めないキャラかもしれないけど(えっ)、いやいや、DA PUMPを背負って生きてるとしか思えないでしょう。

 

確信したのは次のセリフを聞いたとき。

 

 

ISSA「20年、DA PUMPのリーダーやらせてもらってます。」

 

 

泣くだろうが。

 

 

(自分のつぶやき)

その後続いた言葉が「20年DA PUMPのリーダーやらせてもらってます」だよ!?私はこの話(※)を事前に知っていたからもうISSAに感情移入しまくり。

ISSAはインスタもあまりに飾らなさすぎるし、私の好みの格好でも音楽ジャンルでもないはずなのだが、それでもISSAは、DA PUMPはカッコいいのだ。

 

どう思いますか!?!?!?

分からないテンションかもしれないが、私は今も泣きそうだ。

これはただのメンバー紹介ではない…

ISSA以外のメンバーが全員入れ替わっている波乱万丈のDA PUMPが、それを隠さないISSAによってますますドラマチックなグループになってしまったという事実。

 

私にとって、それはDA PUMPの持つ物語性を端的に、一瞬で感じられる自己紹介だったのだ。

心を掴まれないわけがないだろう。

 

つぶやき引用に出てくる「この話※」とは、ちなみにこれのことである。

 

良いインタビューなのでぜひ読んでほしいのだが、特に見てほしいのが次のくだり。

 

「僕がDA PUMPを名乗り続ける理由」

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(インタビューキャプチャ)

 

「お前がいる限りDA PUMPで良いんだよ」

 

 

社長ー!!!!!!!!(涙腺崩壊)

 

 

そういうことなんですよ。

ISSAが自らをDA PUMPと名乗り続ける理由は、そういうことなんですって。

ISSAの感覚も世間と同じ。DA PUMPと名乗ることを悩んでいた。

そこを乗り越えて今のISSAがあるのだ。

 

泣くだろうが。

 

それを踏まえてこの文をもう一度読んでください。

 

ー ISSAったら空気を何も読まずに「DA PUMPのISSAです」って言ったの。

 

ー その後続いた言葉が「20年DA PUMPのリーダーやらせてもらってます」だよ!?

 

あなたももうISSAに、

そしてDA PUMPの物語に感情移入しているはずだ。

 

 

【問題の新曲を聴いたときの気持ち】

「新曲やります!」

ファン(拍手と歓声)


その日のイベント前には新曲『U.S.A』初披露!と告知が行われていた。
私の第一の目的は「とにかく今のDA PUMPのパフォーマンスが観たい、あと昔の曲も聴けたら最高」だったため、

申し訳ないがライブ前に新曲について深く調べることはしなかった。

だから彼らがカラフルすぎる衣装で登場するとは思っていなかったし

予期せぬ服で人の見分けがつかずISSAを探すことになるとも思っていなかったし
ISSAのインスタグラムで書かれていた「いいねdance」も、何のことを指しているのかさっぱり分からなかった。

(ちなみにISSAのインスタグラムがあまりに地元の兄ちゃんのようなイカつ…飾らなさが目立つことにも困惑していた)

 

とはいえ、新曲をいち早く聴けるのはやっぱり嬉しかった。

 

新曲に対する思い

■Before
「いいねdanceの意味はよく分からないけど、きっと楽曲は世間がまたDA PUMPの魅力に気がつくような超絶カッコいい曲になっていて、勝負をかけるのだろう。楽しみだな〜〜!!」

 

ライブを観る前はそう思っていた。

 

しかし新曲を体験したあとの私の感情はこれだった。

 

■after

「今のはいったい?」

 

…いや、さすがにこれだけだとひどいな。

もう少し詳しく経緯を紹介したい。

 

第一段階
「ユーロ……ビート……?」

うん。めっちゃユーロ。

 

第二段階

「カモンベイビーアメリカ……カッコ…よさ……?え、なんか期待してた雰囲気とちが……」

うん。めっちゃアメリカゆうてるよね。なぜアメリカ?

 

第三段階

「でも…でもやっぱめっちゃ歌上手ええええダンス上手えええええISSAカッコいいいいい、カモンベイビーアメリカ!!!いいねdanceもなんか楽しくなってきた!!!

これを人はナチュラルハイと言う。

 

最終段階

「…楽しかったけど、私はいま一体何を観ていたのだろう?」

私が今見たのはDA PUMPなの、だよな?

 

カオス。いやでもほんとこんな感じ。

 

なんだかすごいものを見た気がするのだが、具体的に何がどうすごいのかその場で説明することができない感じ。

あっけにとられた、とでもいうのか。

私の予想していたDA PUMPとはたぶん、だいぶ違う。けど、けど……

なんだかすごく印象に残る…………

 

少しの残念感と、なぜか生まれた高揚感。

え、なに、この気持ちは?

 

正直、聴いた当日に「新曲最高!」とつぶやけるテンションではなかった。

でも今はこう思う。

 

もっとちゃんと、穴のあくほどステージをガン見しておけばよかったと。

 

 

気がつけばあの日以来、あの新曲について考えてしまっているのだから、と。

 

 

うん、たぶんみんなが初めて新曲のPVを観たときの感じとほぼ同じと思ってもらえればいいと思う。

 

 

この気持ち、カモンベイビーアメリカ後の皆さんとなら共有できるはず。

 

ちなみに、動画のコメントで私の気持ちを代弁してくれている人がいたので貼らせてもらう。

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うううう、そうそう。まさにこれです。

 

 

【「いいねdance」でもDA PUMPの価値は失われない】

例の振り付けにも言及しておこう。

 

ISSA「サビの振り付けをみんな一緒にやってほしくて。超簡単です」

曲を披露する前にDA PUMPとISSAが説明を始めた。

 

DA PUMP(要約)「サビのカモンベイビーアメリカ♪のときに、手をいいね!の形にして耳横で振ってください。これだけです(笑)」

 

いいねdance、これのことかー!!!!!

確かに超簡単!!!

 

みんなで楽しめるようにこんな振り付けを入れるなんて、DA PUMP優しいかよ…と思いつつ、しかし少しだけ複雑な気持ちもあった。

 

だってDA PUMPなら、みんなが絶対に真似できないような超絶難しいダンスを全員が披露できるはず。

それなのに誰でもできるいいね!の振り付けなんて………

DA PUMPブランドの価値は……?

DA PUMP………それでいいのか!?

 

まあとは言えせっかくならその空間を楽しみたいので、

私も一緒にいいねdanceをしたのだが。

 

〜曲回想〜

 

DA PUMPカーモンベイビーアメリカ!!!(一斉に手をいいね!!)」

 

客席

b b b b b ×無数(一斉に手をいいね!)

 

………

 

 

あれっ……楽しい………?

 

 

そう、やってみたらなんだか楽しくなってきちゃったのですよね。困った。

 

先ほどのafter第三段階あたりで芽生えた感情とも言えるけれど

複雑な思いとかどうでもよくなるほど、その場の空間を楽しく支配する

全力で謎のダンスをするDA PUMPがそこにいた。

 

DA PUMPというブランドの価値?

それは他の瞬間で十分補える。

彼らは今、新しい挑戦に本気で取り組んでいる。

あんなにパフォーマンスに優れたDA PUMPが、みんなで楽しめる瞬間を本気で作り上げようとしているのだ。

いいねdanceはその試みの象徴…

このDA PUMPも、やはりDA PUMP…!

 

むしろ、新たなる価値が生まれた瞬間だったのだ。

 

 

まあ実際にライブを観ているときはそこまで深く考えていなかったですが。

カモンベイビーアメリカはね。

後から「来る」んだよ…。

 

【しかし、ISSAの言葉に妙にツボるのはなぜ】

そうそう、あとこの話もしておきたい。

新曲を紹介する際のISSAのMCである。

いきますよ。

 

 

ISSA「3年半かけてね、練りに練った曲が……U.S.A、という。」

 

 

……どういう意味!?!?

このくだり、なんだかめっちゃ笑ってしまいそうになったのだが。

 


もしかしたら、自分でもなぜ突然のカモンベイビーアメリカなのかと思ったのかもしれない……?

つーか本人もよく分かっていないのかもしれない……?

そんな過去が伺える、でも冗談なのか本気なのか分からない、不思議な喋り方だった。

え、超好きなのですけど。 

 

「なぜアメリカなのか」という客席のツッコミ待ちだったのか、

それとも本当に練りに練った、会議を重ねに重ねて生まれた曲だったのか。

 

今はISSAの解読は難しい、とだけ言っておきたい。

 

【貫禄の大名曲へつなげるDA PUMPの強さ】

そんな感想が支離滅裂になる新曲を経て聞こえてきた前奏に会場中が沸いた。

 

 

チャラチャラチャラ…♪チャラチャラチャラ…♪(もっといい表現はないか)

 

 

うおお!!

『if…』だー!!!!!

 

 

そう、ついにあの名曲を生で聴けてしまったのである。いいだろ。

おおお、DA PUMPがあの曲を目の前で踊り始めたよ!!

もちろん客席からはワッと歓声。

 

DA PUMPといえば外せないこの曲を惜しげもなく披露してくれるなんて、好感しかない。

 

過去のセトリを辿ったときも、ほぼ確実に演奏されている曲はif…だったので

たぶんISSAが累計でいちばん歌っている曲なのだと思っているのだけど

ISSA、全然飽きてない。

当たり前だけど、全然飽きずに歌ってくれている。

ISSAの伸びやかなボーカルが、当時のCD、いやそれ以上の正確さを持っている。

響き渡るISSAの声、会場中の高揚、

そしてメンバーの丁寧なダンス。

なんと素敵な空間よ……

 

元祖if…を作り上げたメンバーはもうISSAしか残っていないわけだが、

今のメンバーたちが丁寧に愛着を持ってif…と向き合っていることが感じられるダンスだった。

ますます好感が持てた。

 

さらにif…の後、ラストにあの最高なwe can't stop the musicを持ってくるなんて

イベントは大成功の道しか辿らないわ。

覚えてますか?

あの、拳を突き上げてDA PUMPが歌う力強い名曲ですよ。

ISSAがアフロ風だったあの曲ですよ。

もちろん会場中が拳を突き上げて「ウィーキャンストップザミュージーック!!!」ですよ。

 

 

We can′t stop the music

We can′t stop the music

 

 

 

そんなこんなで、イベントは最高潮の盛り上がりを迎えたまま終了したわけである。

 

はあ、やっと振り返れた。

 

 

DA PUMPステージの総括】

ここでも自分のつぶやきを引用したい。

 

トリのDA PUMP、正直最初は客層的に三浦大知のファンが多そうだったから不安だった。

でもさすがにみんなDA PUMPのことは知っているしあの名曲で心鷲掴みだし、「やっぱりISSAはカッコいい」みたいにつぶやきながら帰る人もいたし結論、みんな観たらISSAに目を奪われる。ISSAという絶対的アイコン。

 

正直たぶん、客席に多かったのは三浦大知のファンであった。

それは恐らくここにいるみんなが分かっていた。

紅白にも出演し、今まさに旬な三浦大知

彼の登場前、この日一番の歓声が上がった。

 

三浦大知本人も、パフォーマンスはもちろんMCまで気さくで謙虚でとても好感の持てるアーティストだったので

ファンの多さで負けたとかそんな話をするつもりは全くない。

そうではなくて、そんな会場の空気が最終的に「やっぱりDA PUMPいいね」「やっぱりISSA上手いな」でなんとなくまとまっていたことを伝えたいのだ。

それはとても驚異的なことのように思う。

 

単にヒット曲を聴けるおいしさだけではなくて、

今でも、むしろ今がすごいDA PUMPとISSAを目撃することで、DA PUMPの価値が各々の心の中にその場で再構築される感じ。

 

ああ、やっぱりDA PUMPはすごいねという共通認識が、観ている人にどんどん伝達されていく。

 

たった5曲のステージだけど、私が感じた不思議な感情。

それは例えれば、

なんていうんですか幸福感?

 

まあそれはきっと、

分析できないフォーリンラブだけどもね。

 

 

Feelin' Good -It's PARADISE-

Feelin' Good -It's PARADISE-

 

デビュー曲からめっちゃ良いよなあ。

m.c.A・Tさんありがとう。

 

【記念写真館】

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まさか私がISSAのサイン入り写真を手にする日が来るなんて。


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風の強い日でした。

 


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せっかくの舞浜なので、ディズニーに行ったフリをしました。

このチョコチップクッキーはマジでおいしいよ。

 

【バズったときのファンの反応が素晴らしかった】

ジャケダサいが話題になった当初も、世間の反応は「でも上手いよね」「逆にカッコいい」「ハロプロ」など割と好意的(?)なことに胸を撫で下ろしたが

そのときのファンの反応が

「ジャケがダサいって話題!?いいんじゃない!?

「このままどんどん話題になれー!」的なポジティブムードだったことも補足しておきたい。

 

「ジャケはダサいですがダンスと歌は本当にカッコいいんですよ(^-^)」とU.S.Aの舞浜ライブ映像を紹介するファンも現れたが、

ダサいと言われていることに怒っている人はいないように思えた。

むしろ、これをチャンスとばかりにファンは一斉に営業を始めた感じだった。

本当に寛容で素晴らしいと思った。

 

ファンはずっとDA PUMPの良さを広めたい、広まればいいと思っていた。

そのチャンスをずっと探していた。

 

「ネタにされてはいるけど、disられてはいない」

 

話題の本質と可能性を早くから掴んで信じていたのがさすがだなと思う。


私は、実のところバズる前は不安だった。

この不思議な新曲がもしネット民に見つかったらどうなるのだろうと。
今のDA PUMPを知らない人たちが面白おかしく取り上げるのかな?実力派なのになあ、と。

〜予想していたdisり〜
DA PUMP迷走」
「メンバー増えすぎ」
「いいねdanceとかw」

「見ていて悲しくなる」

…でも、妙に耳に残ることは間違いないし
パフォーマンスのクオリティは衰えていないどころかむしろ進化しているし
その事実に気づいてくれたら大丈夫かもしれない(?)とも考えていた。

 

その「大丈夫」が現実になって本当に良かったと思っているけれど

同時に、私の考えが浅はかだったことも分かった。

 

もっとDA PUMPのポテンシャルを信じ切っていればよかった!ごめんよDA PUMP

まだまだだなー、私!

 

 

yahoo!トップ記事の不思議な縁】

最後に冒頭で紹介した記事の話について。

 

 

これはU.S.Aがハロプロファンにウケているのはなぜか?という考察を

あるハロオタユーザーへの取材の元、超細かく分析した良記事である。

 

そしてこのあるユーザーの方というのは、実は私が最近つながった音楽好きのフォロワーさん  ( @3am_sp )である。

前記事の小沢健二ライブレポへの感想をくださった縁で相互フォローをすることになったのだ。

 

 

記事に知っているアカウント名が出てきて本当に驚いたのだが、

驚きはそれだけでは終わらなかった。

 

なんとそのフォロワーさんからこんな言葉をいただいたのだ。

 

 

DA PUMPを勧めてくださりありがとうございました」

 

 

え?

あ、確かにカモンベイビーアメリカについてリプでやり取りしましたね!

でも、それが…?

 

「自分がU.S.Aを観たのは、確かめぐさんのRTからだったと思います」

 

!!ええ!!!!!そうだったのか。

私のDA PUMP推しタイムラインで見つけてくれたのか!?

 

「まさか小沢健二ロスがこう転ぶとは…笑」

 

いやいや、本当に私も全然予想していなかったですよ。

 

 

どうやら、私がDA PUMP関連のツイートをしたりRTをしまくっているのを目撃してくれたのがきっかけでカモンベイビーアメリカにハマり、

そこからもうハロプロじゃないか(?)と閃き、あのハロプロ考察に発展してくださった模様。

 

 

えええーーなんてつながり!

まさかそんなところから新たな沼とファンコミュニケーションが発生するなんて……

これぞSNSの醍醐味ではないだろうか。

私もハロプロのトンチキ要素好きなので嬉しい。

泡沫サタデーナイト!とか最高だよね。

 

 

しかし、なんでも書いたり紹介してみるものだな。

メモ魔の自分を少しだけ肯定できる気がした。

 

DA PUMPのみんな、面白いきっかけをくれてありがとうね!!

 

【おわりに】

皆さん、DA PUMPはいいですよ。

カモンベイビーアメリカも最高ですが、if…もラプソディーインブルーも他の曲も最高ですし!

私もまだまだ追っている最中ですが、

今こそDA PUMPの魅力にどんどん気づいていきましょう。

 

今も昔もDA PUMPはすごい。

ISSAが守り抜き、新たな境地に辿り着いたカラフルなDA PUMP

これからも見守っていこうぜっ!そう、ごきげんにね。

 

 

▼ちなみに、今後予定しているイベントはこちら!

詳細はオフィシャルへ。

 

6/6 (水)【東京都】
池袋サンシャインシティ噴水広場


6/7 (木)【千葉県】
ららぽーとTOKYO-BAY

6/9 (土)【神奈川県】
たまプラーザ テラス ゲートプラザ1F フェスティバルコート

 

|DA PUMP OFFICIAL WEBSITE