かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

【8/12ロッキンレポ前編】私得すぎな最終日。風を呼ぶGRAPEVINE、スカパラ沼、エレカシの進化

最終日があまりにも好きな人たちの集結で、久々ロッキン参戦してまいりました!

いやー楽しかった。

何年ぶりだろう?もしかしたら5年ぶりぐらいかもしれない。

ほかのSNSでたくさん感想を呟いたが、ここにも当日振り返りを残しておこう。

 

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くもり予報はどこへという青空でした。

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いつからか勝田駅の社員の方々によるエモい手作りポスターが楽しみの一つになった。しっかり激写。

今年はこういう感じだったぞ(誰に伝えているのか)!

 

【マイタイムテーブル】

GRAPEVINE 12:20〜

スカパラ 13:00〜 ※途中から

エレカシ 14:15〜

ポルノグラフィティ 15:30〜

スピッツ 16:45〜

フジファブリック 17:30〜 ※途中から

ほらね、推し多すぎィ!

こんなに観たい人詰め込まれフェスは初めてかも。どういうことだ。

本当はindigo、くるりチェコも観たかったけど物理的に無理だったよねえ。

 

一部ステージ移動に間に合わないほどのかぶり具合、

でも充足感はんぱない。素晴らしかった!

びっくりするぐらいに暑くて汗まみれだったけどね!

 

たぶん観たい人たちが多すぎてあまり休めなかったのもあったけど、

個人的には大雨の2017年フジロックと肩を並べる過酷さだった。笑

でも次から次へと良い音楽の渦でとても心地良かった。

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いえーい記念写真。

(この時点で既に「ヤバい」暑さを実感しているが隠している)

掲げているタオルはスピッツの名前猫タオル※。

※『名前をつけてやる』というアルバムのジャケットにいる猫が描かれたタオルを勝手にこう呼んでいる

洋服は高円寺で数年前に購入した古着のワンピース。こういうイベント時に活躍。

 

当日ライブ直後に書き留めていたメモを交え、時系列でレポするよ!

まずは前編3バンド。

 

GRAPEVINE 12:20〜

・田中くんいつもの白シャツ

・うお、陽が照っているな…と弱気

・いつも通り色気全開

・10年ぶりのロッキンらしい

・「次いつ来るかわからんぞう!」

・風待ちのラスト、「風のせいかなあ?」の歌詞で本当にそよそよと自然の風が吹いて、田中氏は魔法使い

・フォレスト日陰多くて心地良くて好き

 

久々のバイン、相変わらずカッコよかったな。

それこそ2017年のフジロックぶり?

田中氏気だるい色気全開、喋る声はハスキー、気のいいあんちゃん。

歌うとちゃんと「バイン」になるのがすごい。キャリア感じさせる。

ラストにCOREをやるかな?COREのトリップ感好きすぎる!

あの日のフジロックの再来を(2017フジロックでラストにこの曲をやった。ちなみに第1回目のJAPAN JAMで初めて聴いて好きになった)!と期待していたが、

ラストに彼らが選んだのは『Everyman,everywhere』というまあまあレアな曲だった。

そっちのコアか!でもこの曲も好きなので満足感がすごい。

 

『風待ち』も嬉しかったなあ。

しかも本当に最後にサーッと風が吹いてねえ。心地良い風が。

歌詞の通りかよ……ってひそかに感動していたよ。

いえーい夏だぜ!ハジけるぜ!なイメージは失礼ながら(失礼ではないか)無いけれど、

緑ある爽やかな木の下で読書したり、ハンモックで幸せなうたた寝をしてしまうような

そんな心地の良い夏の1ページがとても似合う人たちなのかもしれない。

 

Sound Of Forestのステージは、客席後方が木陰多めでかなり快適に観られるので好きです。

バインにとても似合う。

 

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こういう感じ。この男性、弟ね。

 

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バイン前は森のキッチンというフードスペースでビールとごはん。

ここにいるときも音ががっつり聴こえるから、ごはん食べながら音漏れ聴くのが楽しみな人もかなりいるのではないかな。

会場に着いた時点で既に汗だくだったけど、このステージ中はむしろ涼しく

体を休めながらバインの音を楽しむことができました。

 

さて、余韻に浸りつつ次のステージへ移動せねば!

 

 

スカパラ 13:00〜 ※途中から

今年のJAPAN JAMで初めてライブを観て以来、

スカパラが気になって気になって。

だってめちゃくちゃカッコ良くて、何より音楽愛が伝わってきたんです。

この日もマストで観る予定に入れていました。

 

バインが思いのほか早く終わった(12時50分ぐらい)が、さすがに最初からは間に合わず。

 

スカパラはロッキン最大規模のGrass Stage出演。噂によると6万人は入るとか……

そして私のお目当てバンドはここからほぼ全て、この最大ステージでのパフォーマンスなのだが

Grassエリアに到着して軽く不安を覚えた。

 

暑い!!!し、日陰ほぼなし!!!!??

大丈夫なのかこの仕様……!?!?

前もこんな感じだったっけ、いやきっとそうだよな…今年が暑すぎるのか???

到着しただけで汗まみれ、水分補給が早急に必要な状況だぞ。

でもみんなそんななか拳振り上げて盛り上がっている!!!!!すごい!!し、

スカパラ、スーツで超カッコいいパフォーマンスしてる!!!!!すごすぎる!!

早くしっかり観たい!!

 

心は前方で盛り上がりたい気持ちでいっぱいだが、夕方まで体力を温存せねばならないため

まずはとにかく「日陰」を探して歩く。

運良く後方で日陰っぽい場所を確保したあとはライブを楽しむ余裕ができた。良かった……

体力的にヤバいと思ったら良い位置をあきらめる勇気も必要。それが真夏の野外フェス……

ガチ太陽の下で盛り上がる猛者たちに尊敬と健康への憧れを抱きながら、しかし終わったらくれぐれも水分補給をしてねと念を送りながら

自分のペースで楽しみました。

 

終演直後のメモ抜粋


・みんな相変わらず超超ちょーカッコいい

・みんな、この暑い中、スーツ……すごい

・特にギターの方と谷中さんのカッコよさしびれる

・谷中さんだんだん阿部寛に見えてくる

・民生さんがスペシャルゲストでやってくる

・大歓声

・私、何度も民生を観られているので「あ、民生だ。」親戚のひとの反応か!

・最後、谷中さんの掛け声でJAPAN JAMでもやったセルフィータイム

・谷中さんのインスタ、人脈と音楽への純粋さやつながりの嬉しさが滲み出ていて大好きだ〜〜

 

 

実際にはこの10倍ぐらいテンション高く感動していたが、体力がね。

とにかく2回目の生スカパラもめっっちゃくちゃカッコ良くてやはり音楽愛に溢れていて、大好きだなと思いました。

音楽の楽しさを思い出させてくれるステージというかね、

自然に体が動くってこういうことだなと。

メンバー全員本当に楽しそうだし、スーツをビシッと着こなしている姿も本当に素敵。

民生参加の大名曲、美しく燃える森も生で聴けて贅沢すぎました。

あと『遊戯みたいにGO』って曲が大好き!めちゃ良い!踊れる!

最近この曲ばかり聴いています。

 

最初、遊戯でGOってタイトルだと誤解してた。電車でGO世代なのがバレる。

 

音楽以外の話にはなるが、人数が多いにも関わらず体型が崩れているメンバーが全く見受けられないことからも

彼らは相当ストイックな努力の集合体なのだと思わされるし

付随して音楽に対しての努力も相当なものであるのは明らかだよね。

いつまでもスーツを着こなしカッコいい音を奏でられる大人。

カッコ良くて楽しそうで憧れてしまう大人たちが、音楽の楽しさを次世代へつなげる……

 

音楽への入り口ってのはさあ、

カッコいい、ただそれだけでいいんだよ。

 

いやメンバーがそう思っているかは分かりませんが

そんな声が聞こえてくるようなステージでした。

メンバー全員が共通認識を持って、グループでいる自覚を持って行動しているような雰囲気を感じた。

ああさすが歴史があるグループ、

磨かれて磨かれて、ここにいるのだな。

次は絶対にワンマンへ行こう!と誓いました。

 

 

さらにスカパラにはまだまだ語りたいエピソードがありまして…

特に当日のレポにも書いたメンバー谷中敦さん。

まだ知識が浅いので、確かに阿部寛に見えるときもたまにあるのですが

彼のInstagramが!Twitterもだけど、インスタが!本当に人柄が現れていて素敵なのですよ。

 

インスタ、JAPAN JAM後に初めて拝見したのですが

それ以来ほんと好きで。

なんていうか、若手の方や自分がまだ知り得ていない世界に対してとてもリスペクトがあるように感じるのだ。

最近で言えばサブスク(SpotifyAWA)の会社訪問で刺激をもらったような話や、

たくさんのミュージシャンとのセルフィー。

添えてある文章も本当に謙虚さや喜び、リスペクト、知らない世界を知ろうとする気持ちで溢れていて奥深い。

こういう柔軟で謙虚な大人に私は弱いんだよな(きっぱり)!!

 

写真と文章で素敵な瞬間を残し、それを伝えることが純粋に好きなのだろうと感じるし

ていうか絶対「書くこと」好きだよね!と調べたら、グループでも結構作詞を担当されているとか………合点がいったァァァ

そういうひと、長文書きがち、文章大好きな私が

嫌いなわけないじゃないかよ〜〜!

これからもついていきます!!!

 

 

ちなみに特にヤバいのはこの投稿へのリプ事件。

 

(見てよこの景色!!!最高だろう…)

 

ロッキンに関する素敵な投稿なのですが

その投稿に集まる感想コメントに、なぜだか分かりませんがずっと返信をし続けている(いた)のですよ。信じられます??

 

しかも、とってもオリジナリティのある言葉を一つ一つに添えて………

例えば…

 

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ほら…3日前、もうロッキン終わって数日経っているのに、まだ何人ものユーザーにリプ返してくださっているし

こんな文字数多くて丁寧な著名人のリプってある!?!?

しかも察するに、ファンから「人生のまなび」を得ているよ???

善人通り越して神か何かでしょうか。

きっとあまりにロッキンの景色にグッと来ていつもはしないコメ返しをしてしまったということなのだろうけれど

今回限りかもしれないし、それは当たり前だろうし

それでも、それでもだよ。

 

そんなやり取りがコメント数から察するに、推定500件以上なんだよね!!!!!!!!

谷中さん何人いるの!

休んで!!

谷中さん休んで大丈夫だから!!

でも、めちゃくちゃ嬉しいです!!ありがとうございます!!!

(ありえなさすぎて声を大にしたい)

 

そう、何を隠そう私もリプをいただいた一人なのですよ。えっなんかごめんみんな、うっかりすばらしい恩恵にあずかってしまって……

ロッキン当日の深夜、コメントしてから20分程度で返信をいただいて本当にびっくりするやら恐縮するやらでした。

谷中敦という音楽家のあったかい本気……しかと受け止めました…!!

ますます最高の思い出になりました。ありがとうございました…絶対にまたライブに行きますね…!

 

そしてさあ…もうお一方、

パフォーマンスがカッコいいなあと思っていた「ギターの方」こと加藤隆志さんのことも調べてしまったんですが…

 

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名前を検索してすぐ出てくるこの写真

カッコ良すぎません?

 

いややっぱりカッコ良すぎますし、

なになに、参照元Twitterか…どれどれ……

ファンの方のツイートがバズったのかな…

と秒で見に行ってみたら

 


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そのカッコいい写真でバズってるの、谷中さんかよ〜〜!!!!!

谷中さんが(も?)アップしてるのかよ〜〜〜!!!☺️☺️

(タグ付けされている青木カズローさんというカメラマンが撮った写真と推測しますが、合っておりますか?本当に素敵なお写真です……)

なんなんだよこの渋いお茶目なカッコいいグループのメンバー愛〜〜!!!😭😭😭

 

 

お察しと思いますが既にに入りかけているため、スカパラの件は個別にも記事にするかもしれません。うん。

フェスでの新たな音の出会い、久々に感じている!

 

 

うう。2バンド観た時点で胸いっぱいだが、ここからまだまだ素晴らしいバンドが出るんですよ。

お得フェスすぎるだろ……

 

お次はこのブログを見てくださっている方にはお馴染みかもしれません、推しの一つであるエレカシです!

 

 

エレカシ 14:15〜

スカパラ後、さらにいい感じの日陰を見つけ

推しではあるが後方で観る決意を固める。

これまでの私なら意地でも前方へ。最前とかではないにしても

言わば「フェス」は彼らにとって一応アウェー。

ファンとして、そこそこ前方でタオルを掲げ応援するのです…!

みたいな謎の使命感(どこでも人気があるため本来不要)があったわけだが、

この日はごめん、体を優先したよ……

 

それに、これまでたくさん近くでエレカシを観られているから

新しいファンの方や初めて観る方にもっと良い位置で観てほしい気持ちも実は芽生えてきている。

古参ドヤしたい気持ちではなく、なんだろう。

関係者でも何でもないが、こういうちょっとした広報的な、同士的な立ち位置のファン心理というのが確実にさまざまな界隈で存在しているよなあと思ってみたり。

(余談だがSMAPファンの方々も、自分以外のファンのラッキーを純粋に喜ぶ優しき方々が多い)

もちろん後方でも盛り上がるし感動は変わらないから安心してくれエビバディ!

 

 

以下当日のメモ。この通り、とっても良かったのです。

あとで解説も入れるからね。

 

・蔦谷さん久々に登場!蔦谷さんのためのようなセトリ懐かしい〜美しかった

・宮本さん、気のせいじゃなく歌がさらに上手くなってる

・ソロで表現力が増しているのだと思う、野音の時も思った

・特に翳りゆく部屋。今まで聴いたみやじの翳りゆく部屋の中で一番良かった、自然と涙こぼれてた

・グラスステージの数万人が静寂になったかの錯覚

・てか髪長っ

・靴下穴空いてるアピール

・あつい、とつぶやく

・みんなマジでカッコよく見えてきたぞ!と、ソロの散歩で悪いことを覚えてマジとか使い始める

・なんていうのか、ソロ、やってよかったよねと思わせるボーカリストとしての表現力。全てはエレカシの歌の輝きを増すためにあったのかと思ってホッとした

・もう一度命が吹き込まれたような

・家の中では子どもだったのに、知らないうちに外でいろんな出会いを得て大人になった少年みたい

・これからも素晴らしいステージを見せてください

・まづ、とか、ありがたう、とかTwitterのつぶやきで使うような時代を間違えた人が、音楽というもので現代の何万人もの若者たちとつながっているのだから面白いと思わないか?

 

興奮が表れていますね。

終わった直後、ポルノグラフィティを待っている間に書いていました。

 

以下詳しくセルフ解説。

 

・蔦谷さん久々に登場!蔦谷さんのためのようなセトリ懐かしい〜美しかった

 

→ファンになった10年前当時から、いつもキーボードかつプロデューサーとしてエレカシに寄り添ってくれていた蔦谷好位置さんが

野音に続き、久々にエレカシのサポートを。

数年前、ご本人のブログで「エレカシと離れることになった経緯」を真摯に語っていたことがあり、そのエピソードにとても胸を打たれたから

この再タッグはなんだか、感慨深かったよ。

 

興味のある方はここから。今見ても泣ける。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya on Instagram: “今日はデビュー30周年を迎えるエレファントカシマシの「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」がリリースされました。 僕はDisc1に収録されている曲のうち6曲プロデュースや作曲で関わらせてもらっています。…”

 

蔦谷さん参加のエレカシ、宮本さんは「帰ってきました!」とさりげなく言っていたけれど

そういえば一緒にやらなくなってもう随分と経ったのかと思った。

2、3年どころじゃ、なかったんだな。

 

ハナウタ、翳りゆく部屋。

桜の花、舞い上がる道を。笑顔の未来へ。

これらのセトリは、間違いなくそれを一緒に作り上げた蔦谷さんが引き出してくれて

それは私がいちばんライブに通い詰めた時期のセトリと似ていて。

もっと長いファンにはポップすぎる時期とも言えるかもだが、

綺麗な曲がたくさんの、花のような時期なんだ。

 

・宮本さん、気のせいじゃなく歌がさらに上手くなってる

・ソロで表現力が増しているのだと思う、野音の時も思った

→これほんとに。ミュージカルでもやってきたのかな?ってぐらいの表現力だった。

 

・特に翳りゆく部屋。今まで聴いたみやじの翳りゆく部屋の中で一番良かった、自然と涙こぼれてた

・グラスステージにいる数万人が静寂になったかのような錯覚

 

→この日の『翳りゆく部屋』のカバー、格別だった。

あんなに美しい声で6万人の前で歌えるのは本当に気持ちがいいだろう。

歌のために大好きだったはずのタバコもやめた50代の宮本浩次

職業、ロック歌手。

この気持ち良さを味わうためなら

なんだってやるだろうな、と勝手に想像をした。

 

・てか髪長っ

・靴下穴空いてるアピール

・あつい、とつぶやく

・客席に向かい、「みんなマジでカッコよく見えてきたぞ!」と、ソロの散歩で悪いことを覚えてマジとか使い始める

 

→この辺りはファン視点ですみません。

あとこんなMCもありましたね。

 

「靴下に穴が空いている!こんな53歳のおじさんをどう思いますかあ!!」

 

唐突にどうした。

MCまでソロで磨かれていて(これは磨かれているのですよ)ウケたのだけど、

「かわいいよー!」

と遠くから声をかけておいたのは内緒にしておきます。

 

・なんていうのか、ソロ、やってよかったよねと思わせるボーカリストとしての表現力。

全てはエレカシの歌の輝きを増すためにあったのかと思ってホッとした

・もう一度命が吹き込まれたような

家の中では子どもだったのに、知らないうちに外でいろんな出会いを得て大人になった少年みたい

・これからも素晴らしいステージを見せてください

 

→大きな声では言えないが、私はソロ活動にそこまで肯定的ではありませんでした。

だって別にエレカシでやればいいことじゃないか、と。

しかもソロ曲のタイトルもエレカシの作品と酷似しているし、ソロステージでエレカシの曲もやっているらしいし、線引きが非常によく分からず。

もうほんとにごめんだけど、「色気付いてしまったなあ」とさえ少し思っていた。

 

やっぱりバンドで、あの4人でのステージが観たいんだよなあ。

そう思ってしまう気持ちも少なからずあった。

 

でも野音の外聴きと今回のステージを観て、

ああエレカシの曲がさらにパワーアップしてしまったなと。参ったよ。

これを見せられては、宮本の散歩(ソロ活動の公式的表現が「散歩」なのです)、許さないわけにはいかないなあと。

 

今のところ息子も娘も育てたことないけれど、なんとなく

家では見せたことのない顔を見せた、

外でひとりで新しい世界を見て、少し大人になって人間力が増した少年の冒険を見ている気分になるんだよね。

とても年上の男性に何を言うかという話だが。

かわいい子には旅をさせよってこと、か……(間違ったまま進む理解)

 

まづ、とかありがたう、とかTwitterのつぶやきで使うような時代を間違えた人が、音楽というもので現代の何万人もの若者たちとつながっているのだから面白いと思わないか?

 

→これはそのまんま。ほんと、おかしくて面白いことだと思うよ。

ガチで旧仮名遣いを使う53歳の人が、若者の集う日本最大級フェスで大衆の心を掴むのだもの。

嗚呼、いとをかし。

こんな楽しく興味深いつながりを、もっともっと見ていたい。

いろんな生き方、いろんな世代をつなぐものが音楽であり感動体験なのだな、と

このステージを観て改めて感じてしまった。

 

 

まだまだ鳴り止まないなあ。

ポルノ、スピッツフジファブリックの話は後編へ続きます!