かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

【Charaライブ】七色の森でかわいく強く愛を呼んで。20170924人見記念講堂

稲垣草なぎ香取72時間生放送とかSNS開設とか、アメブロ(!)とかユーチューバー草なぎ(パワーワードとか、次々に新しいハイセンスな情報が流れ込んできますがみんな息切れしてませんか!?たぶん、これからもっとすごくなるよね…!?ぜえはあ。NEWSMAP足速いって言っている方いたけどほんと言い得て妙だよ…!鍛えておかなきゃ…情報にすぐ気づける訓練を…!

 

と、そんな今日は電車の中でスピッツ北海道レポを書きながらチャラのライブに行ってきました。生き急いでいるわけではありません。たまたまそういうスケジュールなのです(とりあえずめちゃくちゃ寝たけど、そろそろ体が休めサインを出しているので来週は家でゆっくりする)。

スピッツレポもSMAPレポもまだ途中だし北海道振り返りも控えていつつ、リアルタイムで感想ブログも挟みます。私どれだけ書きたいことあるんだ……脳内の言葉をリアルタイムで文字に起こせる機械ください。

 

あと、こんなひとりごとブログに読者登録されている方が増えていてびっくりしました。なんかすみません、話題があっちこっちにいきますが。好きなものやことが少し多いようで、趣味的には本日行われたMotoGPアラゴンGPを視聴する任務(?)も残っているのですがそれは後日の楽しみに取っておきます。とにもかくにも読みにきてくださってありがとうございます!!

(ちなみに、チャラライブにお誘いしてくれた友人しらたまちゃんがライブ後に稲垣草なぎ香取のSNOW解禁写真を発見してくれまして、私はリアルに体の力が抜け非現実な現実に倒れそうになりました。世界が変わってる。すばらしい地図が見える。2016年、見てるかー!!!(?)

 

チャラが特に好きになったのはアルバム『honey』『CAROL』あたりから。なんとなく聴く機会に恵まれて以来、こんなにさらけ出す人なんだ、かわいいだけの人じゃないんだと一気に引き込まれた。

ライブも気がつけば割と観に行けている。エレカシとセッションした第1回のJAPAN JAMも生で観たし、近年のアルバム『Secret Garden』も大好きでツアーに足を運んだ。

観るたびに、チャラは本当に音楽の人で愛の人なのだと思う。

25周年を迎えてもなお尽きない音楽への探究心。コンスタントにアルバム発表、ツアー開催。そしてとにかくライブがあたたかくポップで力強くて、楽しいと希望が具現化された世界なんだ。

 

今作『Sympathy』もとてもかわいくてポップで穏やかなやさしいアルバムだと思うのだが、特筆すべきはもうアートワークや世界観がこれまでにも増してとにかく良い!ということ。

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フライヤーから。

このアートワーク、どういうことですか。

少女と大人が同居した世界。もう年齢も国籍も年代も関係ない、どの時代に見てもこれってオシャレでしょう?なオーラが滲み出ている。

オシャレで全身でアートしすぎているよチャラプロジェクト…!!そりゃ、今でもこぞって文化服装学院の学生のようなファッショナブルな女の子やカップルがライブにやってくるわけだよ…!

 

チャラにもYUKIにも言えることだと思うのだが、この年代でかわいいから逃げないって相当な努力と覚悟で成り立っている世界だと思うのだ。

かわいさから逃げない覚悟。私はひそかに彼女たちのことを「かわいい覚悟を背負うミュージシャン」だと思っている。

 

もちろんかわいさだけを武器にたたかっているわけではない。ライブでの歌声はパワフルで力強く説得力があり、パフォーマンスは軽やかで長いキャリアならではのクオリティの高さを誇っている。

横文字はよく分からないけれど、ソウルフルってチャラのような歌声のためにある言葉なのかもしれない。そう、ソウルフル。魂のある歌声。

 

まあでも、やはりもちろんかわいいんですよ。かわいいも武器にしたっていいんです。持っている武器は使っていい。だってかわいいのだから。

セッションしたJAPAN JAMで、エレカシ宮本さんがチャラがいったん舞台からはけたときにお客さんに向かって「チャラかわいいよなー!」と言うほどなのですから。宮本さんが女性をかわいいということなど、私調べでは滅多にないのでそれはもう「宮本さんは…チャラのような女性が好み、と…」と脳内でメモりそうになりましたがたぶんそういうことじゃない。チャラのかわいさはチャラだけのもので、それは他の誰も真似できないかわいさで。宮本さんはきっとそういうことが言いたかったんだ(たぶんそこまでは考えていないかもしれないけれど、とにかくかわいいんだよね)。

 

今日のチャラも、もちろんかわいくてパワフルだった。

セットまで森のようにかわいい。七色に光るカーテンを背景にして、妖精のような衣装と佇まいのチャラが舞台に舞い降りる。

「かわいい……チャラかわいい………」

ロボット的に同じ言葉ばかりつぶやく私と友人。

ステージ衣装もね、とてもかわいいんです。

森の精のような上着の下には、ラメがきらめくラベンダー色の揺れるドレス。裾が後ろだけ長くて、前はミニ丈。

野生の森の住人のような人が後ろの長い裾をヒラヒラさせる係だった。なんか書いているとカオスな画な気がしてきたけど、あのステージではそれがしっくりくる世界観なのです。

甘さと強さが共存するポップでソウルフル(ここぞとばかりに使う)な歌声を楽器にしながら、絵本のようなセットの中で生き生きと飛び跳ねるチャラ。

ああ、本当に音楽を愛して音楽に愛されている人だなあ。

それはもちろん夢のような光景なのだけれど、不思議とチャラの音楽に魔法のような儚さは感じない。

絵本みたいだけど、チャラの靴はシンデレラの靴ではないというか。チャラの音楽はね、私の中ではしっかりと醒めない現実を踏みしめている音楽なのだよね。

まあちょっと自分でも何を言っているのか分からなくなってきたけど、どういうこと?と思った方はぜひ一度ライブに足を運んでみたらいいのかもしれない…!

 

チャラのライブの客層はかなり幅早くて、先述した文化服装学院の生徒のようなオシャレな女の子たちはもちろん、野太い声援を送る男性や微笑ましいファミリーもいる。

私と友人の隣では聡明そうな母親とチャーミングな小学生ぐらいの女の子が、瞳をキラキラさせながらライブを楽しんでいた。

(ちなみにそのおふたり、チャラの投げた白いむにむにしたサインボールをゲットしていた!手にした瞬間の女の子の喜びようが微笑ましかった。)

 

ラストに、去年のクリスマス・イヴに作ったロマンチックな曲を歌いたいと言う。

「秋はセンチメンタルだから、ロマンチックな歌を歌いたくて。」

「チャラの音楽が好きなんだから、みんなそういうのが好きなんでしょう?センチメンタル。」

いたずらっぽく笑うチャラが、無邪気な少女のようにも いろんなことを知っている大人のようにも見えた。

センチメンタルとロマンチックを受け入れるかわいい人。どこまでも愛から逃げない、愛を知っているチャラなのに 少女のようなまっすぐさも兼ね備えている。本当に不思議な人だな、と思う。

 

ひとつの愛の形が終わりを迎えた頃のチャラの本を、実は持っている。

 

breaking hearts

breaking hearts

 

 

発売当初、タイトルから本文からあまりの直球どストレートな心情のチャラに衝撃を受け、ボロボロに泣いた思い出がある。

しかも当時私自身も恋の終わりに立ち会っていた頃だったので、もうチャラに助けられたし逆に心配にもなった。

チャラに音楽があって本当に良かった、と思った。

今、その失った愛や愛以外の何かをゆっくりと受け入れてポップに軽やかに笑う「その後のチャラ」を目の当たりにすると、愛も傷つくことも避けては通れないときもあるかもしれないけれど、「恐れて二度と近づいてはならないもの」ではないのだと思えてくる。

愛でも何でも、どんなに失いたくなくても失ってしまうときはあるのかもしれないけれど、失うだけじゃないのかもしれない。

Secret Gardenのツアーで隠すことなく「恋人が来ているわ」とつぶやいたチャラも、「今は何もない」とさらりと告白するチャラも、私はどちらも好きだ。

なかったりあったり、どちらの世界にいるときでも その景色から逃げなくていいのだ。

あってもなくても、愛を忘れなくていい。愛から逃げなくてもいい。

チャラの愛の受け入れ方や切なさや覚悟が、今日もどこかで誰かの苦しみや「何もない気持ち」を少し癒したりほぐしたりしているのだろうと思う。そんな世界は、やっぱり切なくもあるけれどやさしくもある気がしている。

 

学生時代の私は今よりだいぶひねくれていて、女の人が歌うかわいい恋の歌はaikoぐらいしか受け付けなかった謎の時期があった。

チャラのような、もうどこから見ても幸福な愛されている女の子、かわいい恋の歌を歌う慈愛に満ちた音楽をどこか避けていた。

aikoはずっと好きなのだけど、それはなんていうかただただ気持ちをさらしているからなのだと思う(主観です)。aikoは常に幸せなだけではない部分、満たされなかったり思い通りにならなかったり逆に冷めてしまったりといったちょっとこわい部分もさらけ出している印象があった。自ら幸せになりきれないというか、私にはそのもどかしさが人間らしくてちょうど良かったのだと思う。aikoおかしな考察してごめんよ。決してaikoがひねくれていると言っているわけではない。不安定でも安定でも、aikoはそのままのaikoでいてほしい。

 

今はどちらも大好きだけど、自分がチャラの音楽を好きになるとは正直思っていなかった。

それは私が幸せな音楽を以前より構えず受け入れるようになれたのか、あるいはチャラが幸せだけではない音楽をどんどん歌うようになったからなのか(私が気づいていなかっただけで、本当はずっと前からそうだったのかもしれない)。

彼女たちに惹かれるのは、「幸せから逃げない音楽」をずっと奏でているからなのかもしれないな。

うん、たぶんそこは共通しているような気がする。あくまで私が感じることだけれど。

 

でも、その感覚が当たっているのかそうじゃないのか。答え合わせはずっと先でいいと思っている。

分かっても分からなくても、私の思うチャラのやさしく甘くあたたかい幸せから逃げない、そして切なくて苦い悲しみから逃げない音楽はこれからもきっといろんな人の心をふるわせる。

そんな音楽を感じる場所に私もいたい。

 

そうそう。ステージ途中でチャラと現れた、やたら目立つファンタジックなぬいぐるみ

妙に存在感があるし、ぬいぐるみのまま違和感なくドラムを操るし、これはただのぬいぐるみじゃないぞ(?)と思っていたら、なんと中の人は大きくなったチャラの息子HIMIくんでした。

ステージ最後にかぶりものを取ったぬいぐるみへの声援がとても大きく、友人に言われああっと気がついた。超納得。

ぬいぐるみの存在感、超えてたからね。ドラム大好きなのだろうな。スマホを触るように自然に叩いているように見えた(?)。

アーティスティックな一家だなあ本当に。カッコいい!

 

【おまけ】

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会場にあったチャラスタグラム撮影スポットにて。

仮面の小道具をすちゃっと装着したら、思いのほか仮面舞踏会あふれる感じになっていた。きっともっとオシャレな付け方があるのだろうけど、ハロウィン仕様先取りってことで!

 

 

※実はこの記事を公開した直後、ほんの数文字修正したい箇所がありチャチャッと編集したらその後2000文字近くのテキストが消えました。ショックすぎた。

どうやら読み込み切れていない段階のテキストで「更新」してしまったのが原因らしい。

はてなブログの落とし穴なのかな…?

これからは最初の記事を別の場所に貼り付けるなどしてバックアップ取っておこう…。皆さまもお気をつけくださいね…!あまりに悔しくてもう一度記憶を辿って仕上げたら最初の記事より長くなった。ちょっと内容は違うけど、今書きたいことは書けたから良し。おやすみなさい!

東京タワーと青い光、スマステと香取慎吾。

なんで私は毎回手の届かない億万長者のスーパースターの心配をしたりしあわせを願ったりするのだろう。

たぶん、自分のことだっていろいろ心配しなきゃいけないはずなのに もっとちゃんと生きなきゃ(ちゃんと、ってなんだ)ならないはずなのに。

それでも画面の向こうで自分のこと以上に周りの人を大切にして、素直に嬉しいことや悲しいことを表現している人たちに目や心を奪われずにはいられない。

何かを感じずにはいられない。

 

ライブを観ながら思考が整理されたりいろんな感情を見つけることはあるけれど

テレビ番組を観ながらそう感じるのは 失礼な話かもしれないけれどあまり多くない(テレビが嫌なわけではなく、単純にあまり観る習慣がないのも大きい。SMAPのファンになるまではスカパーのMotoGPぐらいしか熱心に観る番組がなかった)。

だけどこの日は…テレビがとてもキラキラした素直な姿を映してくれていた。

 

16年続いている、これからもまだまだ続くと思っていた「SmaSTATION!!」が最終回を迎えた。

正直に言うと、ファンになり日も浅いし毎週欠かさず観られていたわけではなかったし、見始めてやっと「いつのまにニュース番組のスタイルじゃなくなったの…!?」←あのスタイル結構好きでした と気づいた相当乗り遅れの私なので、ずっと応援している方々に比べたら自分の生活にはそこまでめちゃくちゃに大きな変化はないかもしれない。

それでも、テレビをつけたらそこに「今」の香取慎吾がいるあの時間は やっぱりとても大きいものなのではないかと思う。深いファンでも、ライトなファンでも、ファンじゃなくても。

この時間にここにチャンネルを合わせれば、今の香取慎吾が分かる。それがどんなに貴重なことなのか。

もちろん番組はアイドルの近況を知るためだけにあるわけではないのだけれど。それでも、彼の存在は番組や視聴者にとって大きすぎて 終了の事実はさまざまな人にとって特別な出来事であることは想像に難くない。

 

それを象徴するかのような粋なサプライズが突然起こった。

東京タワーの色が、スマステの放送時間に合わせて青い「スマステカラー」になったのだ。

これまで何度もこのブログでも「嬉しい偶然」のエピソードを書き連ねてきたけれど、もちろんこれはただの偶然ではない。

東京タワーの公式キャラクター、ノッポンくん(弟)ツイッターでしっかり「スマステカラー」とスマステへの感謝を伝えてくれていた。

こんなふうに規格外に愛されている番組が、あるんだねえ…

 

しかも…私は知っていた。

スマステ最終回の前に、「東京タワーをスマステ最終回に慎吾カラーに」してほしい旨を東京タワー側にリクエストしていた一部のファンがいたこと。

(スマステカラーにだったかな?と一瞬思ったけど、確か慎吾カラーのグリーンだったような気がしてきた。覚えていらっしゃる方がいてもし間違いの場合は教えてください…!)

ファンの呼びかけは次第に広がっていったけれど、私は「さすがに…それは難しいのではないかな…?」とぼんやりと思っていた。

それが、このサプライズ。

これは偶然なのか、それとも「本当にその声を反映してくれようとしたから」なのか、完全には分からないけれど。

とにかく、どちらであってもすごいことなのは間違いない。

 

香取慎吾星野源が対談した数ヶ月前のAERAの記事が大反響(AERA創刊以来初の増刷があったとか)だったのは記憶に新しいけれど、その対談の中でこんなくだりがあった。

星野源「好きな場所」をたずねられたときの彼の返答である。

 

「東京タワーが好きです。」

「いてくれるのが好き。」

「(小学生の頃、最初のオーディションで来た場所が六本木であることに触れ)子どもながらに楽しいなと思って仕事を始めて、でもなんかつらいな、つまんないなっていう時に、東京タワーの灯が気持ちを救ってくれたというか(笑)。」

「いつか東京タワーの色を変えてみたいんですよね、自分で。」

「この日だけ自分の色みたいな。」

AERAより抜粋)

 

「いつか東京タワーの色を変えてみたい」

普通は到底難しいはずのこの夢が予期せず叶えられたのは、運の良さや彼の知名度、長年の貢献度だけじゃなく 人柄と人徳と 「それを叶えたくなる」人たちを惹きつける魅力があるからだと知っている。

 

番組はいつも通りに和やかに進んでいき(冒頭からよく行っていたお店が出てきて個人的にめちゃテンションが上がる)、「ああ最終回感を出さずにサラッと終わるのかなあ。まるでまだ続いていくかのような期待と希望を残して…699回で終わるって不自然ではあるし、700回目をまたいつかやってほしいしなあ」なんて考えながら普通に楽しく番組を観ていたのだけれど

私は浅はかだった。

 

とても仲の良い存在でもあるゲストの山本耕史さんに「最後のゲスト、山本さんで本当に嬉しかったです。ありがとうございました」と声をかけ抱き合いながら感謝する香取慎吾に、「香取さん、まだお時間があるようですから少しお話しませんか」と優しく(しかしほぼ泣きそうに見えるよ)促す大下アナウンサー。そしてCM。

 

え……………なにそれ……………いきなり、いきなりめっちゃ最終回感出してきたけど……………

CMを観ながら泣きそうになりつつも、絶対に見届けねばならないと覚悟を決めた。

 

そこからの話はもうたくさんのニュース記事でも出ているので、詳しくは記載しないけれど

なんていうか…

あんなに素直に言葉にするとは思っていなかった。

なんとなく、香取慎吾は番組が終わることよりも自分のせいで番組が続けられなくなったと思って(それがたとえ間違ってはいないとしても)大下さんにもスタッフにもファンにも責任を感じているのではと思っていた。

(もっと言えば、グループのことでも同じように「周りを優先」な想いを抱いているのだと思っていた)

だからどんなにつらいことがあろうが、さらに頑張っているのだろうと。

でも最後に、その心情まで、「申し訳ない」なんて言葉まで口にするなんて…

彼はきっとどこまでも、そうなんだな。

言葉を選びながら、でも踏み込むところには踏み込んでくれた。

それは大下さんの振る舞いからも感じられた。本当に素敵なサポートだった。

 

こんなに素直に話せたのも、新しい道を選んだから。それが新規ファンでも分かるのが切ない。

しかし香取慎吾はこの日もやはりいい男だった。

黙っているだけでもいい男なのに、あんなに素直に「残念」や「申し訳ない」という心からの「取り繕わない気持ち」を口にするんですよ。

ずるいぐらい人間的に素敵だと思う。

「カッコつけないカッコいい」大人だなあ。

 

番組が終わるのは本人や周囲やファンにとっても本当に残念で寂しいことではあるけれど

その前日にあんな粋なお知らせをしてくれたことで、すくなくともファンの心持ちは少し良いほうに変わっていたと思う。

また信頼できるスタッフや共演者と新しい形で楽しいことができる日が来ることを願ってやまない。

 

ここまで思わせてここまで書かせる香取慎吾、やっぱりこわい存在です。

 

 

(書きながら寝落ちしたのでこのテンションで書き上げましたが、朝起きたらまたスッテキ〜なニュースが舞い込んできたので実際には「ギャーーーーーーーーみんな起きてー!!!!!パリピアNEWSMAPがインターネットの世界に降臨なさったぞー!!!!!!!」なテンションが同居しています。SMAPのファンはジェットコースターだな!そう、ネット番組生出演決定だってよみんな!!!!!

稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がネットTV初出演! 72時間ぶっ通しで生放送 | テレビ・芸能ニュースならザテレビジョン

写真がめっっっちゃアイドルの顔。これこれ!これだよ〜!!!!!涙

スマステ最終回前日に新プロジェクト発表、最終回翌日に番組出演発表って ファンの気持ちに寄り添いすぎですね最高!)

北海道旅にっき(0.5) きっかけは札幌とスピッツと。

「北海道 旅行 9月」

「北海道 きたえーる」

ある夏の朝のコンビニエンスストアで、私は焦りながら検索していた。
きっかけはその数分前のちょっとしたサプライズに遡る。


(再生:数分前)

スピッツ…北海道…残ってる……!?」

 

スピッツのファンになり約15年、ファンクラブ入会から10年以上。
その日は彼らの結成30周年ツアーのチケットがいくつか一般発売する日だった。
7月からスタートしているこのツアー。大阪公演には遠征旅行で参加できたものの、私は諸事情(期限までにお金を払い損ねました…)で関東のチケットを入手できていなかった。
スピッツのチケットは、元々ファンクラブに入っていても取るのが難しいことがあるほど(むしろ近年余計に取りにくくなっている実感があるのですが皆さんどうでしょうか…?)入手が困難なのだが、ライブのことならフットワークの軽さとあきらめの悪い自覚があり、この日はダメ元でロッピーの機械からチケット争奪戦に参加するつもりだった。
(なんと過去の武道館チケットはロッピーで取った実績がある。運が良かったのだろうけど。)


しかし今回は読みが甘かった。
着いたら既にロッピーの前に先客がいらっしゃった。
ああー、ちょっと遅く行き過ぎたか。
そしてなんとなく予感はしたけれど、その方の画面にはスピッツ武道館」と書いてあった。


「あ、私もスピッツです」
思わず話しかけていた。
そこは(しまった、またチケットを取れる確率が遠のいた…10時ぴったりから挑戦できないのは可能性ゼロに等しい…)ともっと悔しがるべきなのかもしれないけれど、「こんな地元にスピッツのファンが」という事実にちょっと嬉しくもなるのだった。
ちなみに以前、同じような場面にエレカシ野音のチケ取りで遭遇したことがある。私より先にロッピーの前で待機していた男性の先の画面に「エレファントカシマシ」の文字を見つけたときの気持ちを思い出す。
(こんな地元にエビバデが…!地元のダンナが…!)←エレカシファン向けのネタです
勝手に熱くなりながら列に並んだ。そのときは残念ながら男性も私も入手できなかったのだけど、エレカシ野音もロッピーで取れた経験があるので完全に希望がないわけではないのだよ。希望がある限り、私はやるんだ…!

 

さて話を戻して、発売時間まであと数分。
もうこの2番目の順番では取れないことが分かっていながらも、何らかの「もしも」のためにロッピーに並ぶ私と、真剣にスタンバイをしている目の前の女性。
せめてその女性だけでも取れたらいい…
私は手元のスマートフォンでチケットサイトを複数開きながらその時間に備える。

 

並んでいた女性は、どうしても武道館のある日の公演に行きたいらしい。家の都合でその日しか行けるタイミングがないのだそうだ。
ただ、横浜アリーナのチケット*は取れていたようだったので少し羨ましくなる。
武道館は本当にプラチナチケットだよね。いつからそんなことに…

 

私の今回の狙いも一応武道館、そして第2希望は横浜アリーナ

大阪遠征に一緒に行った母(スピッツ好き歴は母のほうが先輩)が、久々のスピッツライブの長い余韻に浸りながら「大阪楽しかったな〜。マサムネかわいかったな〜。また旅行行きたいな」「またライブ観たいな、武道館も行きたいなあ」「誕生日(8/16)に武道館、いいなあ」とどう考えても私宛のひとりごとを口にしたことが今回のチケ取り参戦の大きな理由だった。

(私も観たいし母も観たいのなら、チケ取り頑張ってみるかあ)
武道館は当たる気がしなかったため、ファンクラブでは横アリを申し込んでいた(支払い忘れてごめんよ…)。
その後「一応ダメ元で」と申し込んだチケットサイトの先行抽選も外れた。
ならばあとは、一般に望みをかけるしかないのだった。

武道館がだめでも、横浜アリーナならもしかしたら一般でも取れるのでは…なんて期待もあった。距離的にも争奪戦のハードルが下がるかもしれないし、もし取れたら母もなんだかんだで行くと思うし。希望は捨てずに捨てずに。

 

そしてついに発売時刻の10時!
目の前の女性、めっちゃ頑張って画面をタッチ。
私、それを見つつスマホの画面をタッチ。
ただ気のせいかな、既に目の前の女性の画面には「完売しました」と記載されているような…
いやいや見間違いかもしれない…まだ20秒ぐらいだもんね…
なんて思っているうちに、チケットサイトには「予定枚数終了」の文字。
えええええ!?あああああ!?
や…やっぱりか………!?

 

この間、3分も経っていません。

文字に起こせる展開がほぼ何もないまま、とにかくあっという間にロッピー端末もチケットサイトも予定枚数を終了したらしい。

はあー………やっぱりか。
これチケット取り挑戦に慣れている方なら分かるかもと思うけど、本当に立ち会うたびにマジか?と脱力してしまう。うう。

スピッツ、甘くない。

 

「だめでした…ごめんなさい時間かかっちゃって」
「いえいえ…!」
何度タッチしても状況が変わらないことを確認し、がっかりした様子で女性がロッピーから去っていく。
あああ…でも、横浜アリーナがあるではないですか…その日を全力で楽しんで…!
背中に向かって語りかけた私だった。

 

私が見ても結果は当然変わらないのだけれど、一応画面を確認してみる。
武道館の全日程、横浜アリーナの全日程、うん、全て「×」。予定枚数終了。


「すごいな…スピッツ、あなたって人たちは………本当にどんどんチケットが取りにくく…」


予想はしていたものの、スピッツの人気の高さというか高すぎるだろ!な展開にちょっと嬉しくもあり、しかしやはりちょっと切なくなりながら とりあえず店内のイートインコーナーで朝ごはんを食べた。
決してもう切り替えたわけではないけれど、腹が減ってはアレなので。

 

もぐもぐと「もちもち系チーズパン」を食べながら、
(そうだ、どうせなら他の公演の販売状況も全部見てみよう)と思い立ち、またロッピーの画面をタッチしてみた。

この時点では単なる「ほらやっぱりどこも完売。すごいなスピッツの人気は……」と再確認する作業だったのだけど、数分後に予想外の展開が起こる。

 

「ここも完売、ここも完売と。あ、香川はあるな。けど……この時期か…(割と直近だった)なかなか難しいし、そもそも香川に行くのは結構たいへんだよな……他はやっぱり軒並み完売か……ん?

 

 「北海道  △」

 

おお!?

北海道、あるの!?

 

思わず△の記号をタッチ。

9月16日と17日。三連休の時期と重なる。

きたえーるという場所で開催されるらしい。

今のところ、どちらも△。

私のその時期の予定は◯である。

ていうかロッピーの画面、いったんどちらかの日程が×になってまた△に復活した瞬間を見た気もするけれど、私の記憶違いかもしれないので断定はしないでおく。 

 

北海道か……北海道、きたえーる…?

北海道だとやっぱり結構遠いからみんな断念するのかな…?

いや、でもこれたぶん、偶然というか…たぶん、いずれ×になるのでは…?

どのチケットも取れなかったファンが、後日、この△を見つけたら? 

 

念のためその場でチケットサイトの状況を確認すると、なんとどのサービスを見ても、北海道、既に完売。みんな本気だ。

ロッピーが残っているの、ラッキーなのかな?

どうやら北海道はこのタイミングで追加席を販売していたらしい。ということは、一度は完売になった公演の、追加席販売の最後の△が、このロッピーというわけなのか…?

あれれ?私、やっぱりラッキーな瞬間に立ち会っているのかな……?

 

でも北海道…北海道……きたえーる…?

さすがに遠いかな…

△は見なかったことにしようかな…

でも、武道館も横浜アリーナも取れなかった今、私と母に残された最後のスピッツ30th参戦の希望……

 

………

 

……………

 

………………………

 

 

いくつかの迷いを抱えつつ、とりあえず「申し込む」をタッチした。

 

 

支払い用のレシートをイートインのカウンターにそっと置く。

そう、しばらくその場で考えればいいのだ。チーズパンの残りを食べながら、引き換え期限の30分以内に結論を出すんだ。

本当に北海道まで行くのか。

行きたいのか、行く必要があるのか、行く勇気はあるのか…おいしいものがあることは知っているけど…しばらく行く予定はなかったからなあ…っていうかそもそも、母は行けるのか。

 

念のため5分後にまたロッピーを操作してみると、やはりか。

北海道、両日ともに×マークに変わっていた。

わずか3、4分のラストチャンスだったのか…

てことは、てことは。このレシートを引き換えなければ、もう北海道のチケットすら自力で手に入るチャンスは少なくなる……?

でも…9月の北海道ってどうなのだ?天候は?気温は?混雑状況は?飛行機の空きは?費用は?

10年以上前に一度いとこの結婚式で行って以来、北海道には足を運んだことはなかった。

おいしいものがたくさんありそうなことは、知っている。おみやげでもらって以来、六花亭の雪やこんこが大好きだ。

でも私は、それ以外のことをほとんど知らない。

そもそも、きたえーるってどこ…?

いくらなんでも少し事前に調べる必要があるな…

 

と、ここで冒頭の検索シーンに戻るわけです。

 

「北海道 旅行 9月」

「北海道 きたえーる」

 

その他にもいろいろなワードで調べたけど、そのとき分かった情報は

 

・9月はまだ寒すぎない。観光客は夏より落ち着いて旅行にも割と適していそう

・ちょっと高いかもしれないけど、今からでも飛行機の席は取れそう

・探せばいろんなパックのプランがありそうだ(あるのは当たり前なのだが、決断までの時間の猶予がないのでとにかく焦っていた)

・きたえーるは札幌駅から乗り継いですぐ行けそう

・やっぱりおいしいものがたくさんありそう

ということ。

 

なるほど。旅行のシーズンとしても交通の便もあまり問題はなさそうだ。おいしいものもたくさん食べられそうだし。

そしてチケットは今や完売という事実が私を後押しする。

もしこのチケットを引き換えたあとに北海道行きが困難になっても、完売しているチケットなら譲れる確率は高くなる。何ならもし譲り手が見つからなかった場合、結婚式に出席したいとこの家族にプレゼントしたっていいかもしれない。

「私が行けなくなってもチケットもお金も無駄にはならない」

その事実をほぼ確信したのです。

 

結果、どうなったかはお分かりですね。

 

引き換え期限の時間を過ぎることなく、レシートをただの紙切れにすることなく、私はレジに向かっていたのでした。

 

って、取っちゃったよ北海道!

遠征は割とよくしているとはいえ、北海道は経験ないよ!

行けるのか、本当に…!

チケットが取れた嬉しさと、本当に行けるのかという不安がごちゃまぜになっていた。

そして、母に言わなければならない。

母が行けないとなったら、ひとり旅をするかあるいは2枚ともどなたかに譲るしかない。

まあでも、棚ぼたで取れたようなチケットだ。

もし行けなくても、チケットが取れず歯がゆい思いをしているファンはたくさんいるのだから その方々にお譲りできるのなら気持ちも楽になるし…うんうん…

 

 

【LINE】

私「武道館も横アリも即完売。残っていたのは北海道と香川。北海道は9月17日。悩んで一応取っちゃったけど、くるみちゃん(愛犬)のごはんとかもあるしやっぱりチケットは誰かに譲るかね。」

母「北海道の、どこなの?」

私「きたえーるってとこ。札幌からも行けるらしいよ」

母「パパの休み次第だね。」

 

あれ?思った以上に普通に行く気かな??

 

その後も状況と情報をいくつか説明。

 

数時間後の母「北海道、パパ休みで家にいるって。OK出ました〜」

 

 

軽っ!!!

母、フットワーク軽っ!!!

 

もっとこう、「え?北海道!?遠征しすぎじゃない?何考えているの?もっとやるべきことが云々…」

みたいな反応があるかもと思っていたのだが…

〜リフレイン〜

「大阪楽しかったな〜。マサムネかわいかったな〜。また旅行行きたいな」

そうだった。母は私の母だった。

 

というか実は、母はかなりの北海道旅行の先輩でもある。私がなぜか大阪にそこそこ頻繁に行くように、母はなぜか北海道にそこそこ頻繁に行っていた。実姉が北海道にいるのもあるかもしれないけれど、現地に何度も行ったことのある存在は心強い。

本人的には「北海道、この前も行ったけど…」という感は否めないようだが、そこは、ね。また新しい北海道を発見できるかもしれないですからね。

 

これが北海道へ行くことになった経緯。旅行レポの前に語りたくなってしまったので0.5で。

次回の(1)は、スピッツレポの予定。メモ書きレベルになるかな。どうかな。

 

(昨日の新しい地図発見により更新遅れたけど、その前に書いていた記事でした。)

 

横浜アリーナのチケットにまつわる話と後日談

横アリのチケット、無事ファンクラブで取れたのに支払い損ねてしまう→モバイルサイトから抽選申し込み→予想外に第2希望の大阪が当たり、せっかくなので大阪に行く→一般で武道館と共にチャレンジするが取れず、代わりに北海道が取れる→もう関東の参戦はあきらめて遠征に絞る

…こんな経緯だったのですが、なんと横アリ直前になり以前もこの日記に登場させた某人物から救いの手があり運良く参加することができました。そう、その人物もまた、かなりのスピッツファンなのであった。某人物、マジ感謝。 

さあ新しい地図を広げよう

外は雨、体調もあまり本調子ではなかった一日だったが心は青空だよ!

なぜってあの3人が…パリピア、稲垣吾郎草なぎ剛香取慎吾という才能あふれるアイドルの枠を超えたアイドルが新しいサイトを、新しい地図をてにいれたのだから…たいへんだー!!!

 

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わー!!スマホから見てもかわいい。

新しい地図、NEW MAP!

そして東西南北を表すシンボルを上から繋げると

NEWS+MAP!

あれ!どちらもどこかでよく見かけたアルファベットが並んでいるね…?しかもSは反転していないね…?最高だな。ああ、また「ファンの憶測の域を出ない系暗号案件」が生まれていくなあ。

 

そしてずらりと整列する現代的SNSアイコン!!

これよ、これ…!2017年、これだわ…!!

(先日のスポーツ紙の「SNS開設を前向きに検討」って記事はなんだったのか)

もうびっくりするやら嬉しいやらニヤリとするやらで、興奮気味にファンクラブ入会してSNSもフォローしてYouTubeチャンネルも登録してLINEも友だちになったよね…ああ…いろんなサービス使っていて良かったとこんなところで実感する。

それにしても瞬く間にすごいフォロワー数に登録者数。知ってはいたけどSMAPの吸引力はすごいな。

 

ファンクラブに入会するには「join」と書かれたかわいい文字をクリックするのだが、そこで表示される「新しい地図NAKAMA」にも反応してしまうファンが私含めてとてもとても多数。

NAKAMA…英表記の意味はまさか、まさかある方々の苗字を意識したものではないですよね…?

(ネットのコメント見て気がついた。最初に解読してくれた方すごい!)

 

今日はもうその場での興奮を文字にしているだけなので、ブログというよりツイッターかもしれないが

これは反応せずにはいられないので。

 

ファンになって初めてSMAPのメンバーのファンクラブに入れて、しかもそれがこんなにカッコよくてクリエイティブなプロジェクトな予感しかしないものだなんて

いやあ改めて、ファンになって良かった!!!!!

 

そして新聞広告の件も粋すぎて、ファンは泣いたり湧いたり感謝したりしております。もう大変です楽しくて。

去年ファンが発案し実現させた新聞広告での応援メッセージ。東京新聞には何度も何度もSMAPファンのメッセージが花束のように掲載され、年末の朝日新聞にはなんと8ページに渡って「ファンからのメッセージ広告」が掲載されたのです。その取り組みを見るたびに感激して胸が熱くなって、私も出社前に駅の売店で新聞を買っていた。

そして、今回3人が新プロジェクトの広告を掲載する場所に選んだ新聞が「その2社のみ」って、ね。

えっ、それって…それなんて交換日記プロジェクト…?

メンバーからファンへの返信、かあ。

幽閉されて連絡が取れない関係ではないはずなのだが、すぐに繋がれる現代と こんな形で繋がる方法と どちらも存在するのがなんだかとても面白い。

そして、朝日新聞に掲載されるプロジェクトには私も参加したので(クラウドファンディング。新聞広告に名前が掲載されるコースを選んだ。記念!)嬉しさもより自分ゴト化できてしまう。

新聞広告のメッセージに、新聞広告でお返し。そんな素敵な発想を思いついたクリエイティブ集団のトップたち名乗り出てください。その発想、世間が放っておきません。あ、なんだSMAPの3人か……

 

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その真っ白な地図から、さまざまな色や音や笑顔のあふれる道が拓かれますように!

 

【おまけ】

これを書き上げたあとに、SNSで新たな暗号見解を発見。

ファンクラブの早期入会特典に記載された「ぷっくりシール」というシールがファンの間で「かわいいwなんなのw」と話題になっていたのは知っているのだが

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なんと、「ぷっくり」→「くりっぷ*」という隠れメッセージなのではと考察した方が現れた。

クリップー!!!!!なるほど!!!

それだと突然のぷっくりの謎も解けるわ。り◯んの付録かと思ったわ…

もちろんまたまた全て憶測の域を出ない偶然の話ですが、これは、のっかってひそかに楽しんでいたい解釈だなあ。

 

*クリップのエピソード

昨年末に発売されたSMAPのクリップ集『Clip! SMAP! コンプリートシングルス』のタイトルとジャケット(文房具のクリップがいっぱい)の影響で、SNSアカウント名にクリップの絵文字をつけるファンが多数出現。それ以来クリップも星と同じぐらいなのではないか的なSMAP的アイテムとして愛されている。ていうかそのクリップエピソードもし本人たちが知っていたとしたら、何でも筒抜けじゃないのか。ファン同士のあんな会話こんな会話も筒抜けだとしたら…みんな生きよう。※私調べ

 

【23:40さらに追記】

そんな新しいはじまりの日に木村拓哉のラジオで流れたSMAPの曲は、『はじまりのうた』でした。

いや、これ明らかにさ…もごもご…最高か…!

 

 

 

【旅の話】北海道にっきの予告。

SMAP記事後半を書いている途中なのですが(もし待ってくださっている方がいたらごめんなさい…!また想いがあふれて長文で収拾がつかなくもう少しかかりそう…)、17日から19日の昨日にかけてライブ旅行※に出かけていました。

※補足 私はライブに行くことが割と、いやかなり好き。さらに旅をすることも好きなので 関東だけではなくたまに旅行を兼ねた遠征なんてものもしております。

ライブ旅行で多いのは大阪なのだが、今回は遠征としては初、旅行としては2度目の場所へ行ってきました。

そう、タイトルにもあるけれど…10数年振りに北海道・札幌へ!!

わーいわーい。楽しかった。

現地では更新できませんでしたが、SMAP記事と並行して北海道での出来事を振り返っていくね。欲張りだね。

でも振り返りたい過去がたくさんあることは嬉しい。

楽しいのは未来だけじゃなくてもいい。

 

しかし私、スマートフォンのカメラをメモがわりに使うクセがありまして…

旅行の写真をフォルダにまとめたところ、その数1000枚以上と表示されまして……

なぜすぐパパッと振り返り日記をしないのかというと、そういう事情があるのです。時系列で振り返って厳選するのが楽しくてね。ていうかまあ要領が悪くてね…ごにょごにょ…

 

なので今回はティザー的な、えーといわゆるローンチ前的な(IT的な業界にいるはずなのだが、これ系の言葉は未だにドキドキしてなかなか使えない)雰囲気で?ちらりと予告だけしてみようかと。

 

【さっぽろ旅行記チラ見せ】

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たとえば、こんなオシャレなお店であったまるメニューをいただいたり。

 

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ライブに浮かれてみたり。

スピッツのライブです)

 

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コンビニアイスのクオリティに感動したり…(いやまじで本当にこれおいしすぎて)

 

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六花亭の歴史と伝統と発展に深く感謝したり…(ここに通いつめたい…)

 

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ちょっと明らかに昼から酔っていたり…

 

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ハート越しのすばらしい夜景を眺めたり…

(親子旅行だけどここで撮ればよかったな)

 

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すばらしい…そこにあるものを撮るだけでもれなくフォトジェニックになってしまう素敵な朝ごはんをいただいたり…

 

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初めてのラム体験をしたり…!

 

なんだか食べてばかりに見えるし(実際そう)、「予告だけでも大体把握した」「個人の思い出記録なんだしこれで完結でいいのでは」と思う方もたぶんいると思うけど、ごめん。そうだけどそうなんだけど、もっともっと細かく振り返りたいんです。そう、自己満足なんです…

ライブ編、グルメ編、景色編、その他編(買い物もしたしお土産もいろいろ)、いろいろ残したい…!

記憶よ、まだいかないでね。

 

ではでは、ティザー(?)だけではなく本日記も見てやるか、という方はまた次回記事で!

 

ああそれにしても、スピッツは本当に今も「音楽が基準」な生き物たちなんだな。

青春がずっとつづいている。 

9月9日、SMAPなあしあと。【前編・音楽の鳴る場所】

ほぼ睡眠を取らないまま、木村拓哉のラジオめ!最高か!!これだからスターは!!」の気持ちに引きずられベッドで仰向けになりながら(スマホを持ち上げている。そのときは腕の痛みなんて忘れている)書き上げた前回のブログ記事が半日で4桁アクセスを突破して驚愕しました。冗談ハンバーグかな?

草なぎ剛がたまに使う謎ワード。冗談も半分にしてとかそういう意。友人発祥らしい…)

▼前回の記事

そして9日以降もたくさんの方が訪れてくださっているようで…たくさんの……(アクセス解析を見ながら)たくさ………

 

いや、SMAPファン多すぎだよね!?!?笑

 

それ以前は公にお知らせしている場所じゃなかったからというのを考慮しても、1000、2000ときてなんだかんだで3000倍以上って………なんだか予想もしていなかったよ、ありがとうございます!!人気ブロガーになった錯覚をひとときでも味わえて嬉しいです…!これもSMAPのおかげ……

 

さて、今回の記事は途中まで、9月9日にとあるSMAP的スポットに並んでいる間に書いていました。家に帰りまとめあげる前に爆睡してしまったのでちょっと時差がある話題で申し訳ない。ちょこちょこ書き換えながら進めていきます。

 

この日は午前中から都内で予定が入っていたので、まともに寝てないけれど(寝てない自慢はほどほどにしよう)こんなときのための(?)モンスターロッシ*1 をゴクッと飲み家を出た。9月9日、遅くまで寝ていたい土曜日の午前中になぜ敢えて予定を入れていたか?それはもちろん(もちろんですよ)、午前中に家を出てしまえば突然のSMAP的イベントがあっても迅速にフットワーク軽く立ち寄れるからと考えてのことであった。

よく遊ぶSMAPファンでありライブ仲間の友人たまちゃん(仮)はこの日はどうしても外せない予定があったので、私は明確なSMAP的予定を入れていたわけではなかった。ただひとりでライブやイベントに行くのは昔から慣れているので、特に行動を制限することもない。行きたいイベントには自分の足で向かって自分の目で見たい性分なのだ。

とはいえ今回は不眠の身…体力的にはたぶんすぐ帰宅したほうがいいはずなのだが、一度出たからにはやっぱり行きたい場所がいろいろ出てくるわけです。私は欲張りになってしまった。そう、だってこの日はSMAPデビュー26周年記念日というきらめく日なのだから…今日見ておきたい場所が、ファン的にはあるのですよ…!

 

これを列に並びながら書いていた9月9日夕方はもう正直どこでも眠れそうで「今年のフジロック個人的1日目*2 の疲労といい勝負だ……すいみん、だいじよね…」と思っていたけど、店内のSMAPミュージックがすばらしい癒しになっていたのでまだHPは残っていました。どのお店に並んでいたのかは後編で記しますので少しお待ちを。

 

2016年以降のSMAPファンは、SMAP本体(?)はもちろんだけど、もしかしたらそれと同じぐらい「ファンが集まれる場所」や「SMAPを忘れずにいられる現在進行形の場所」を求めているのだと新規ファンの私はなんとなく思っている。それまで定期的にみんなが集まるきっかけになっていたコンサートやSMAP SHOPという場が今はないので、それは自然な感情であるとも思う。ただ、本当に「集まれる場所」がちゃんと存在しているだなんて ファンにならなかったらなかなか信じられなかったかもしれない。

去年からファン有志によるちょっとありえない規模(数千人)のイベントが著作権的なそれにもしっかり配慮して行われたり、いちファンがスタートさせたSMAPについての署名プロジェクトが結果37万筆以上集まったり、その時点でそんなことが現実にあるものなのかと思っていたのだが…実はファンが自主的に行う企画以外でも、SMAPを感じられる場所が今でも多数存在している。すごいことだよなあ。

 

そのひとつがCDショップだ。

タワーレコードさんやHMVさん、新星堂さん、TSUTAYAさんなどなど…さまざまな会社のさまざまな店舗がなんだかもう、非公式SMAP SHOPかパワースポットかな?というぐらいに手厚いもてなしを披露し続けてくださっているのだ。

2016年の暮れに実施された「良いほうの突如シリーズ*3(今急遽決めた)」であるSMAP衣装展は、全国のさまざまなCDショップを会場に行われた。

 

例えば、 

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HMV&BOOKS TOKYOさん。

衣装だけでもこのオーラ。

 

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銀座山野楽器さん。

木村拓哉稲垣吾郎の衣装。煌びやか!

 

私もさながらツアー参加の気持ちで都内の店舗を巡りまくったのであるが、そのときに驚いたのが「とにかく本当にSMAPファン多すぎ」。そして「とにかく本当にCDショップさんの想いが熱すぎ」ということ。

感動と気合いのPOP。とんでもない『世界に一つだけの花』の入荷量。メンバーの愛読書を並べたSMAP文庫の設置やファンのためのノート設置、特別レシートに特別企画などなどなど……店舗ごとに規模の違いはあれど、本当に挙げればいくらでも出てくるのです。スタッフさんの私物グッズ(初期ツアーパンフレットなど)が展示されていた店舗もあった。

余談だが、初期パンフレットに掲載されていた木村拓哉の詩的な言語センスが改めて好きだなと思った。もっとこういう不思議というか可愛らしい一面がネットニュースの住人たちにも伝わればいいのだが…

そしてその場所に楽しそうに、また少し悲しそうに佇むファンの数の多いこと。団体さん、一人客、女性だけではなく若い男子まで。年齢層も性別もさまざま。正式なSMAPのイベントに参加したことのない私が本当のファンと遭遇する機会がこんなに早く来るとは思っていなかった。

(通販でポチッているだけでは見えない世界があるんだなあ…)CDショップ、リアルな店舗の魅力を再確認できた出来事でもある。

 

もともと好きなバンドの新譜が発売したらリアル店舗に立ち寄ってスタッフさん渾身のPOPを見るのがひそかな楽しみだったけど、それ以来、メンバーの誕生日付近やファン目線でイベント的なシーズンが近づいた頃はもちろん、特に用がなくてもなんとなくCDショップに立ち寄ることが増えた。

 

今回は渋谷のHMV&BOOKS TOKYOさんとタワーレコードさんに立ち寄ってきたので、店内の様子を少しお届けしたいと思う。

※撮影、掲載許可済み

 

 【まずはHMV& BOOKS TOKYO さんから】

こちらのHMVさんは個人的に思い入れが深い。去年からSMAPコーナーがものすごいことになっていたので定期的に立ち寄っていたのだが、実はこの春にメンバーのひとりである稲垣吾郎のラジオで、HMVさんのSMAPコーナーについて報告したメールが読まれたのだ!

 

(参考)

 こんな感じのメールを送り。

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画像も添付しました。画像も見てくれたんだよ…私の撮った写真を稲垣吾郎が…(動揺)!

当時のHMVさんのSMAPコーナーはこんな感じだったんです。すごい。

SMAP、中居、木村、稲垣、などなどSMAPに関連するワードを躊躇なく連呼した私のメールを穏やかに読む吾郎さんの声を聞きながら、手の震えが止まらなかった。吾郎さんはHMVさんのSMAPコーナー大展開を「ありがたいですね」「愛情というか、応援してくださる気持ちが伝わってきます」と軽やかに受け止めていた。本当に素敵でスマートな方だなと、ますます好きになった。そのミラクルのきっかけをくれたHMVさんには深く感謝しているのです。

(本人の意図と違った紹介のされ方をしている稲垣文庫の一部についてはさりげなく訂正していて、それも稲垣吾郎って感じで素敵だったよね…)

 

あれから数か月、SMAPコーナーはまだ存在しているのだろうか?と少し気になった方もいるかもしれない。

ご安心ください。今日もHMVさんは強火SMAP担でした。

 

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ね。

いつ見ても、いつ来ても熱いなあ。

今回は未視聴のシュート!DVDを買ってみました。ゆっくりSMAPアイテムを集めている最中です。

 

そして忘れちゃいけない、レシートにも注目です。

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星のマークとSMAP 26 YEARSの文字。デビュー記念日特別仕様のレシートである。これは嬉しい!これまでもメンバーの誕生日に記念レシートがあったりしたので少し期待はしていたけどやっぱり嬉しい。

あ、このあたりの流れまでが列に並びながら書いた文章です。もちろん加筆はしてますが。

ちなみに、小沢健二がめちゃくちゃ久々に新譜を出した付近にはレシートが小沢健二音楽ライフイズカミングバックを祝うものになっていたので、さまざまなあらゆる誰かのファンの方は近年リアル店舗でこんな試みが行われていることを頭の片隅に覚えていてほしい。もしかしたらあなたの好きな方々の特別レシートが発行されるなんてこともあるかもしれないよ…!

小沢健二のレシートは偶然もらえたのだがやっぱりちょっと「おお!」とテンションが上がった。本来お金の管理で使われるはずのレシートにこんな付加価値を与えてくれるなんてやるなあ。ああフジロック小沢健二最高だったなあ…(最近小沢健二も好きになったのです。特に『さよならなんて云えないよ(美しさ)』が涙を流すほど好きだ。)

 

話が少し逸れましたが、HMVさんの心意気、伝わりましたでしょうか。少しでも伝わっていたら嬉しい。そういえば渋谷に行く予定があったな、時間があるな、という方もふらりと立ち寄ってみると楽しいと思います。渋谷MODIの7階だよ。

(ちなみにスヌーピーSMAP並びのマグカップ、まんまと買ってしまいました…スヌーピー好きなのよ…家に飾っていますかわいい)

さらに付け加えると、MODIの中のスターバックスは広くてゆったりとした雰囲気なのでおすすめですよ。そこでお茶をしてHMVさんで上がったテンションをいったん落ち着かせたり、さらにヒートアップさせたりするのも楽しいと思う。

 

【お次はタワーレコード渋谷店】

HMVさんから目と鼻の先、信号を渡ってすぐ黄色い看板にワープできます。

二股しているみたいで言いづらくはあるのだが、ファン度が高い対象の展開ほどやっぱり複数の店舗をチェックしておきたいのです。ものすごい展開が予想されるSMAPとなればなおさらなのだ。どちらの店舗でも購入するのでどうか大目に見てください…!

 

なんと店内に入ると同時に頭上から『世界に一つだけの花』が流れてきた。すばらしいタイミング…

偶然かな?と一応疑ったが、こんな数々の動かぬ証拠を見つけてしまう。

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上にもSMAP

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地上にも(?)SMAP

世界に一つだけの花が流れているのは必然だ…

 

HMVさんでもSMAPが流れていたし、今日という日をCDショップが当たり前のように祝ってくれている事実に胸が熱くなる。

渋谷タワーレコードといったら全国でもきっとトップレベルに人が訪れる場所で、きっと新譜を求めて店舗に来る人が多いだろうに。このシングルは、一応紹介すると14年前に発売したものなのである…

 

何やら「3階で大展開中」とのことなので、眠気をなかったことにして3階へと向かう。

そこで見かけた光景が…これだー!!!

 

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!?

 

 つ……摘み取られている………(ファンの一部の間ではこの曲を買うことを「花摘み」と呼んでいたりするとか)

14年前のシングルが、CD屋の店先に並んではいろんな人にそっと摘まれていく…やっぱり、冗談ハンバーグ現象なのでは……?

すごい。でも、きれいだから仕方ないね。

 

このコーナーだけかな?と前後左右をきょろきょろ確認すると、ありました。

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おお!後ろにも…そして心なしか既に不自然なスペースが…これ、開店当初はもっと在庫あったのかな…(数分いただけでもたくさんの人がCDを手に取っていた)

 

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デビュー曲の8cmシングルも。

これをゆっくりコツコツ集めている間に新しいSMAPが見られるんじゃないか?とかたまに妄想する。

というか今ちゃんと気がつきましたが、下に貼ってあるオリジナルのアニバーサリーロゴ(?)下にクリップのマークが…(去年発売のクリップ集にちなんで、ファンの間で親しまれているマークです)!タワレコさん…!SMSPは…スマシプ…?スマップ・スペシャル…?

 

そうこうしているうちに、お花の補充がありました。

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また綺麗に咲きました。お水をあげる前にまた摘まれていくのだろうけど、それぞれの場所で咲き誇って。

(渋谷タワレコさんの花はこの日の夜には完売していたそうです…さらに、その日のオリコンデイリーランキングで花が1位を記録したそうです………今、にせんなんねんだっけ??

 

そして渋谷タワレコさんを紹介するとき個人的に欠かせないのはこちらのメッセージノート

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案内文が既に泣ける。以前来たときと違う。

去年から続いているこちらのメッセージノート、今はなんと14冊目になっていました。

というよりもう14冊目もいっぱいだったので、今は15冊あるいは16冊目だろう。

 

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無理やりスペースを探して書いてきました。

このメッセージノート、特に何冊目と指定せずとも、どこからでも、ぜひいろんな方に見てほしい。

本当に本当に素敵なメッセージだらけなのだ。

読みながら何度も泣いた。

「誰かのファン」って、そして「彼らのファン」ってなんて素敵な文章を書くのだろう。

 

2016年のあの生放送を経て「花」の購買運動 がどこからともなく始まった頃、Amazonの「花」レビューを見に行ったことがある。

私はそのときまだファンというほどの感情はなかったのだけれど、そのレビューに掲載されている文章がもうどれも素晴らしいものばかりでめちゃくちゃに泣いてしまった。今思い出しながらまた鼻がツンとなって目に涙が溜まっている。

 

無数のコピーライターがそこにいた。ほとんどのみんながきっと、特別文章に携わる職業についているわけではない。そういう問題ではなかった。「この本気には、きっと名コピーライターもかなわない。」本気でそう思った。

あんなに熱量のある素晴らしい文章を「書かせる」SMAPは、本当に素敵な人たちなのだろう。

そう思ったことを今でも覚えているよ。

 

世界に一つだけの花

世界に一つだけの花

 

 

今、久しぶりに見に行ってまた泣いてしまった。

新しい力強い言葉がたくさんあった。

レビューは今もなお増え続けている。

 

そしてふと、記事前半で書いていたある言葉に付け加えたくなった。

(通販でポチッているだけでは見えない世界があるんだなあ…)

もちろんそれはそうだ。でもそれと同じく、

(通販でも人の心をふるわせることができるんだなあ…)

そう。どっちもあっていい。

どちらも否定なんかしなくたっていいのだ。

そこに「誰かの感情」がある限り。

 

会ったことのない人たちの心を、言葉をこんなに動かせるなんて 本当にすごい。

知らない人たちのあたたかい言葉に触れると、世界も捨てたものじゃないなって思うんだよ。

 

SMAPとファンと、彼らを今も「進行形」にしてくれる場所の存在が

そんな世界のやさしさを教えてくれる。

 

 

タワーレコードでは、持っていないベストアルバム『COOL』も購入。裏ジャケットのきむごろ(木村・稲垣)に釣られました。美しすぎませんか。

そしてこちらのレシートをいただきました。

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「五つの」シルエット。

もともとこの記念レシートの存在は知っていたけれど、知っていたけれど……

………レシートの域じゃないだろう、これ。

素敵すぎる。ARIGATO!!!!!

 

店内ではコンサートの映像も流れていました。

そこで偶然にも3人が歌う姿を観ることができた。

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パリピアー*4!これからもまっすぐに輝いて。

 

 

長くなりましたが、後編に続きます。

お次はグルメ編の予定。

書き上げるまで少しかかってしまうかもしれませんが、またお知らせしますね! 

 

*1 モンスターロッシ

大大大好きなMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシ仕様のエナジードリンク「Monster」。この夏限定で日本でも発売された。ずっと発売してほしい。私は箱買いをした。シトラス風味でおいしい。

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*2 フジロックのこと

今年のフジロック、土日の2日間参加しました。個人的1日目とはフジロック開催2日目の土曜日のこと。諸事情で1時間半睡眠のまま1日目を迎えたのと、荷物のあまりの重さとあまりの雨に近年でいちばんの疲労を抱えていた。でも最高だった。

 

*3 突如シリーズ

中居正広が以前ファンにあてた公開レター(交換日記?)で、これまでのいろいろな危機を「突如シリーズ」と称した。基本的にピンチな状況で使われる。2016年の出来事も突如シリーズすぎるとある意味で話題になる。しかし衣装展は良いほうの突如だった。あのお知らせが出たときのファンのSNSでの喜びようは純粋な喜びと感謝であふれていたと思う。

 

*4 パリピア

稲垣、草なぎ、香取の3人を表すときに用いられやすいワード。3人で歌唱した曲名にちなんでいる。私は3人が歌唱した『GAIAにおねがい』という曲もとても好きだけど、今のところGAIAとは呼んでいない。

 

 ついに7000文字を超えてしまった。

こんな長文を読んでくださったあなた、知らないかもしれない誰か。ありがとう。良かったらまた見にきてね。

2017年もSMAPはSMAPだった。26周年おめでとう。

3人が退所する日に木村拓哉がラジオでかけたSMAPの曲は、『This is love』と『前に!』だった。

私がラジオを聴き始めた2016年から、彼のラジオでSMAPの曲がかからなかったことは「ほとんどない」。本当に99%はSMAPの曲がかかっている(この数か月の記憶で、1週だけかからなかった週があった)。でも1度の放送で2曲かかることは本当に珍しく、私はおそらく今回初めてその偶然に立ち会った。

エンディングトークをカットした、放送時間残り2分での突然の『前に!』 。前後の曲紹介もない、突然流れて突然終わってしまった。

何とも不自然な構成。メッセージ性を否定するほうが、正直無理があると思う。

唯一「SMAP」の名が残ったこの番組で、毎週5人の歌声が流れ続けている。しかも長年のファンの方によれば、逆に2016年以前は「彼の番組で毎週SMAPの曲は流れていなかった」らしい。ある時期から欠かさず流れるようになった彼らの楽曲。そして、今回のような不自然さを隠しもしないこと。

 

先述した『前に!』の歌詞を改めて読み返してみると、こんな言葉が並んでいた。

 

前に 前に 僕ら走り続け

いつか辿り着くさ 夢見てた場所へ

前に 前に いつでも前に 前に 

空の彼方 僕ら もっともっと飛べるよ

 

僕たちは未来をつかまえに行くんだ

ここにたくさん大切なものがあるから 前を向いて

 

SMAPのファンになってから知ったことだけれど、木村拓哉はコンサートでこの曲を歌う際に「これから先どんなことがあっても、うちらSMAPと一緒に前に!」とマイクを通して叫ぶのが恒例だったらしい。

まっすぐで前向きな力強さを感じるこの楽曲は本人のお気に入りでもあるようで、年が明けた2017年最初のラジオでもこの『前に!』を流していた。しかも流れたのは1曲目だ。いろいろな意味を含めた新たなる年の始まりの最初の曲に選んだのがこの曲だった。

彼が選曲したのか、もしくはスタッフなのか。正確には分からないけれど、 「性格」を思い浮かべると…想像するのは割と簡単なことだ。

 

ゴシップ誌が嬉々として「さよなら」とか騒ぎ立てようとしている頃、いっぽうSMAPと名前のつくラジオ番組ではこんな胸熱展開が繰り広げられているのだから 頼もしすぎるというか痛快といっていいのか。

 

現時点での話にはなるけれど…中居正広以外のメンバーのラジオで「2017年も毎週のようにSMAPの曲が流れている」ことを、ファン以外の皆さんは知っているのだろうか。

 

稲垣吾郎のラジオで日常的にSMAPの話題が取り上げられていること(私が送ったSMAPに関するメールが読まれたこともある)、前回の草なぎ剛香取慎吾のラジオで『世界に一つだけの花』が流れたこと(それも香取慎吾の一声「世界にしよう」が合図であった)、香取慎吾が事あるごとに過去を振り返りながら「みんなで行ったね」と複数形のワードを口にしていること。大みそかに「SMAPバイバイ」と叫んでから頑なにSMAPを流さない中居正広の切ない信念。そして、中居正広とまるで対になるかのように「敢えてSMAPを流す」道を選んでいる木村拓哉

 

木村拓哉の主演映画が公開された頃、ジャパンプレミアで彼が身につけていた水玉のポケットチーフと「とてもよく似ている」アイテムを身につけて生放送に登場した香取慎吾。さらに、約20年前に脱退した元メンバーであるオートレーサーの森且行が今年「自らデザインを細かく指定して」オーダーしたヘルメットに、偶然にも?SMAPメンバーカラーが輝く星のデコレーションが施されていること(ファン以外の人にも説明すると、星はSMAPにとって象徴とも言えるマークであるらしい。中居正広が「五つの星屑」と自分たちを表現し作詞した楽曲もあるぐらいだ)。

 

万一本人たちにその真意を確認できる機会が訪れたとしても、彼らはきっと種明かしをしない。多分5人、いや6人全員が。

ただ正直この手の「ドラマチックな偶然」をあげればきりがないし、どの選択も事実も「全然バラバラじゃない」と思えるのは、やはりファンになったあとだから生まれる感情なのだろうか?

 

「ファンにしか分からない形で」

「ファンなら分かります、伝わります」

ファンになる前にもこんな言葉を見かけたことはあったけれど、その意味が理解できるような気になるのはやっぱりファンになってからだった。

都合の良い受け取り方をしているケースももしかしたらあるのかもしれないけれど、彼らがさりげなく差し出している事実はそもそも「ファンにとって都合の良い偶然」が多すぎる。

 

3人に向けての言葉は「おめでとう」が適切なのかよく分からないけれど

お疲れさま、は言ってもいいよね。

 

現状を受け入れるしかない現在になってもなお、彼ら自身がSMAPの消えない繋がりと存在感をポンッと差し出してくれるのが「やっぱり彼らなのだな」と思う。あくまで、ファンには分かる形でだけれど。

都合の良い解釈をしていいのであれば、誰よりも忘れていないのは本人たちなのだな、と思ってしまうのである。

 

僕らはまだ夢を見れるんだ

 

そうさ 君が続いてくstory

Everything's gonna be alright

 

あくまで、この日木村拓哉のラジオで流れた『This is love』の歌詞に含まれた言葉です。

 

2016年からの新規ファンとして言えるのは、「とにかく応援するので大丈夫です」ということ。

もう少し本音を言えば「とにかく知らないところで楽しんでいるのでしばらくは大丈夫です」というところではあるのだけど、もちろん押し付けるつもりはない。

とにかくどんな形であれ応援しているし、とにかくまあ、多いんですよそんな新規ファンが。気のせいでは?と思う方がもしいるのなら、試しにツイッター #SMAP新規ファン というハッシュタグを入力してみてほしい。その数の多さと熱量の高さに驚くことになるかもしれないから。去年からの新規である私でさえも、まださらに増えているのか…!と見るたびに彼らの規格外の影響力を実感せざるを得ないのである(スマスマ最終回からの新規の方もかなりいる模様…そうだよなあ…)。

余談だが、SMAPファンの間ではどこをもって何を新規とするのか定義が人によってとても違いすぎているのが面白い。極端な例をあげれば、青いイナズマ(※21年前)からの新規です的な謎の感覚を持ち続けているファンもいないわけではないようなのである。謙虚の域を超えすぎている。それならば私はある意味「永遠の新規ファン」ではないのか。ファンの「ファン継続度」が桁違いすぎてあまりに優秀すぎることも、SMAPのこれまでの活動とファンへの向き合い方がとても真摯であった動かぬ証のように思っている。

 

「今見えているものだけが答えじゃないんだよ」ってそんな難しい問題を出されているつもりもないし、それを解いてやろうという意気込みもない。数年前ファンに向けて「ついて来られる勇気があるやつだけついておいで」と話したらしい中居正広に今「だから、ついて来られるやつだけでいいっつったのに」と苦笑しながら言われているつもりもない。

 

難しいことを考えずにただ応援することを選んだって、全然いいのだと思っている。

 

ただ、きっとあるメンバーのラジオではこれからもSMAPが流れ続けるのだろうし(権利上問題なければ)(ないことを願っている)、あるメンバー同士は他愛もない話をゆるく届けてくれるのだろうし、あるメンバーは今まで以上に頼もしいバランサーになり、あるメンバーの活躍がグループの華やかな存在感を「忘れさせてくれない」だろう。もちろん、私個人の単なる希望も含まれているけれど。

 

彼らが今まで通りの真摯な全力で生きていこうとする限り、その姿は「バラバラの5(6)人」ではなく「これまでの活動の延長線上に立ち続ける5(6)人」だ。そう、だから「バラバラ」ではないんだよなあ…

彼ら以外の誰も歩けない、世界に一つだけの道の続き。もしかしたら「さよなら」より「続いてくstory」がしっくりくるのかもしれない。年末に一度だけ流れたあの通信会社の粋なTVCMにもあったように、それは多分ー「さよならじゃ、ないよな。」

ロマンチックな解釈も含まれているかもしれないけれど、少なくともゴシップ誌の喧騒を離れたファン目線ではそう思っています。

 

それに、彼らは人の悪口もそれに加担するようなこともしていない。その時点でゴシップとスマップ(後半の字面は似ているのに…)どちら側に好感が持てて信頼したいのかといえば、やっぱり明白である。

 

あんなにキラキラした上質な、多くの人が幸せな気持ちになれるSMAPというテーマパークのようなエンタメを無かったことにするなんて勿体なさ過ぎるし、私の中では知らないSMAPがまだまだたくさんいる。

SMAPSMAPとしてそのまま好きで、その上でこれからの活躍も応援し続ける。

それだけだ。

 

そして偶然にも、昨日と今日がその日だったというだけだ。

 

まずは3人へ、30年間(!!)本当にお疲れさまでした。同じ場所で輝き続けた姿を見せてくれてありがとうございます!と同時に これからもくれぐれもよろしくお願いします、と言わせてほしい。

 

そしてそして、偶然にも(?)今日がこの日なので 少し大きめの声で言わせていただきますね。

 

SMAP、デビュー26周年おめでとう!

 

これからも応援し続けます。

知らない世界の扉を開けてくれてありがとう。

 

 

2016年からの、とある新規ファンより。