東京ドームで羽生結弦選手から贈られたGIFTを抱えた深夜1時
名古屋アイスショー、プロ初公演プロローグ、
そして前代未聞の東京ドームでの単独アイスショー。
本当に嬉しいことに当選しまして、行ってきました。
(すみませんこのブログには書いていないのですが、2022年からきょうまで3度も羽生結弦選手の生の演技を観る機会に恵まれ…チケットはどんなに激戦の見込みでも応募するべきと学びました)
まだ余韻。
ここからまだまだ進化する。
今日の羽生結弦を超えることはしばらくないのかもと思うほどのちょっと異次元なすごさで、
私のマスクの下は終始ぽかんと口が開いていた。
なんかものすごい、スポーツとしてもエンターテインメントとしてもこれ以上ないものを見ちゃった感じ。
独りじゃないよ、か…
こっちの台詞ですよね…
─それなのにひとりでいろんな何役も難役をこなしやがって!無茶しやがって!大変だったら無理するなって全国いや世界の人たちが思ってる!でもあなたはやると思ってた!
みんなの期待をさらに超えてくるものを
持ってきちゃうだろうと思ってた!
無理ではなく、それをやりたい。
無理やりではなく、積極的に、血の滲むような準備が伴う夢。
その積み重ねでずっとやってきたんだよなあと。
信じられない。想像できないスケールだが、きっとそこは孤独で寂しい。
あんなに華やかであんなに味方がいるのに、意識の中ではひとり。それは本当なのかもしれなかった。
大好きな漫画、彼氏彼女の事情の有馬(孤独期)を途中で思い出してしまったが それは私だけかもしれなかった。ちなみに碇シンジも思い出した。
何万人もの視線と期待と願いが氷上に立つ自分だけに集まって、
なぜそれでもなお、あれほど力強いパフォーマンスができるのか。しかも今回のロンカプなんてほぼノーミスでは?記録は羽生結弦自身に塗り替えられそして伝説へ…
プレッシャーとかないのだろうか(あるだろうけど敢えて言っています)。逃げたいときはないのだろうか。
なぜハードルが高いほど輝きと凄みを増すのだろうか。
「ここにいる数万人」だけじゃないからだ。
今までだってずっと、その客席の後ろにいる無数の人の視線と期待と願いを背負いながら、やってきた。
覚悟が違うよな。
で、今日の羽生結弦をまた本人が超えていくんだよ。
あんなに羽生結弦になれる人は羽生結弦しかいないし、あの物語を本気でまっすぐに紡いでいける人は羽生結弦しかいないんだよな。
なんて面白い人なんだろう。
クリエイターの創造力をかき立てるはもちろん、
アスリートでありながらエンターテイナーでありながら、人としてなんて魅力的で面白い人なのかなと
生で公演を観られるたびに思います。
詳しくはぶら下がりツイート見てください。
今日はまとまらない、推敲もできない。
行ってまいります…❄️#羽生結弦GIFT pic.twitter.com/5GreBPW64N
— 未来🖇🍊 (@miku59) 2023年2月26日
あの場にいられて本当によかった!
羽生選手、関係者の皆さま 我々もドームに響き渡る生声で伝えたいですが
「ありがとうございました!!」
見逃し配信で何度も観ないと、ちょっとこれはおさまらないな。
余韻に浸りすぎてこの腕輪したまま帰宅して
日付変わってもなかなか外さなかったという。
ボアジャケットもかわいくて嬉しい。
ちなみに私、負けず嫌いでちょっと主人公すぎる時に入り込んでいるテンションの羽生結弦選手の人柄を込みで好きなのですよね。
ともすれば、一歩間違えれば、いや、既に王道からは外れている志向かもしれないほどの本人の20年製(つまり付け焼き刃ではない)オタク気質と愛すべき中学2年生の闇のような、青いままのむきだしの本音が大好きなんですよ。強い人だからこその弱さや葛藤。それを役者の独白のように、はたまたアニメの主人公のように本当の言葉として伝えられる羽生結弦が。
目が離せないんだよなあ。
心が折れそうになったら、また今日に帰ってこよう。
帰れる場所をありがとう。そして羽生結弦選手にこそ心を許せる場所が、これからももっともっと増えますように。