かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

【8/12ロッキンレポ前編】私得すぎな最終日。風を呼ぶGRAPEVINE、スカパラ沼、エレカシの進化

最終日があまりにも好きな人たちの集結で、久々ロッキン参戦してまいりました!

いやー楽しかった。

何年ぶりだろう?もしかしたら5年ぶりぐらいかもしれない。

ほかのSNSでたくさん感想を呟いたが、ここにも当日振り返りを残しておこう。

 

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くもり予報はどこへという青空でした。

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いつからか勝田駅の社員の方々によるエモい手作りポスターが楽しみの一つになった。しっかり激写。

今年はこういう感じだったぞ(誰に伝えているのか)!

 

【マイタイムテーブル】

GRAPEVINE 12:20〜

スカパラ 13:00〜 ※途中から

エレカシ 14:15〜

ポルノグラフィティ 15:30〜

スピッツ 16:45〜

フジファブリック 17:30〜 ※途中から

ほらね、推し多すぎィ!

こんなに観たい人詰め込まれフェスは初めてかも。どういうことだ。

本当はindigo、くるりチェコも観たかったけど物理的に無理だったよねえ。

 

一部ステージ移動に間に合わないほどのかぶり具合、

でも充足感はんぱない。素晴らしかった!

びっくりするぐらいに暑くて汗まみれだったけどね!

 

たぶん観たい人たちが多すぎてあまり休めなかったのもあったけど、

個人的には大雨の2017年フジロックと肩を並べる過酷さだった。笑

でも次から次へと良い音楽の渦でとても心地良かった。

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いえーい記念写真。

(この時点で既に「ヤバい」暑さを実感しているが隠している)

掲げているタオルはスピッツの名前猫タオル※。

※『名前をつけてやる』というアルバムのジャケットにいる猫が描かれたタオルを勝手にこう呼んでいる

洋服は高円寺で数年前に購入した古着のワンピース。こういうイベント時に活躍。

 

当日ライブ直後に書き留めていたメモを交え、時系列でレポするよ!

まずは前編3バンド。

 

GRAPEVINE 12:20〜

・田中くんいつもの白シャツ

・うお、陽が照っているな…と弱気

・いつも通り色気全開

・10年ぶりのロッキンらしい

・「次いつ来るかわからんぞう!」

・風待ちのラスト、「風のせいかなあ?」の歌詞で本当にそよそよと自然の風が吹いて、田中氏は魔法使い

・フォレスト日陰多くて心地良くて好き

 

久々のバイン、相変わらずカッコよかったな。

それこそ2017年のフジロックぶり?

田中氏気だるい色気全開、喋る声はハスキー、気のいいあんちゃん。

歌うとちゃんと「バイン」になるのがすごい。キャリア感じさせる。

ラストにCOREをやるかな?COREのトリップ感好きすぎる!

あの日のフジロックの再来を(2017フジロックでラストにこの曲をやった。ちなみに第1回目のJAPAN JAMで初めて聴いて好きになった)!と期待していたが、

ラストに彼らが選んだのは『Everyman,everywhere』というまあまあレアな曲だった。

そっちのコアか!でもこの曲も好きなので満足感がすごい。

 

『風待ち』も嬉しかったなあ。

しかも本当に最後にサーッと風が吹いてねえ。心地良い風が。

歌詞の通りかよ……ってひそかに感動していたよ。

いえーい夏だぜ!ハジけるぜ!なイメージは失礼ながら(失礼ではないか)無いけれど、

緑ある爽やかな木の下で読書したり、ハンモックで幸せなうたた寝をしてしまうような

そんな心地の良い夏の1ページがとても似合う人たちなのかもしれない。

 

Sound Of Forestのステージは、客席後方が木陰多めでかなり快適に観られるので好きです。

バインにとても似合う。

 

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こういう感じ。この男性、弟ね。

 

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バイン前は森のキッチンというフードスペースでビールとごはん。

ここにいるときも音ががっつり聴こえるから、ごはん食べながら音漏れ聴くのが楽しみな人もかなりいるのではないかな。

会場に着いた時点で既に汗だくだったけど、このステージ中はむしろ涼しく

体を休めながらバインの音を楽しむことができました。

 

さて、余韻に浸りつつ次のステージへ移動せねば!

 

 

スカパラ 13:00〜 ※途中から

今年のJAPAN JAMで初めてライブを観て以来、

スカパラが気になって気になって。

だってめちゃくちゃカッコ良くて、何より音楽愛が伝わってきたんです。

この日もマストで観る予定に入れていました。

 

バインが思いのほか早く終わった(12時50分ぐらい)が、さすがに最初からは間に合わず。

 

スカパラはロッキン最大規模のGrass Stage出演。噂によると6万人は入るとか……

そして私のお目当てバンドはここからほぼ全て、この最大ステージでのパフォーマンスなのだが

Grassエリアに到着して軽く不安を覚えた。

 

暑い!!!し、日陰ほぼなし!!!!??

大丈夫なのかこの仕様……!?!?

前もこんな感じだったっけ、いやきっとそうだよな…今年が暑すぎるのか???

到着しただけで汗まみれ、水分補給が早急に必要な状況だぞ。

でもみんなそんななか拳振り上げて盛り上がっている!!!!!すごい!!し、

スカパラ、スーツで超カッコいいパフォーマンスしてる!!!!!すごすぎる!!

早くしっかり観たい!!

 

心は前方で盛り上がりたい気持ちでいっぱいだが、夕方まで体力を温存せねばならないため

まずはとにかく「日陰」を探して歩く。

運良く後方で日陰っぽい場所を確保したあとはライブを楽しむ余裕ができた。良かった……

体力的にヤバいと思ったら良い位置をあきらめる勇気も必要。それが真夏の野外フェス……

ガチ太陽の下で盛り上がる猛者たちに尊敬と健康への憧れを抱きながら、しかし終わったらくれぐれも水分補給をしてねと念を送りながら

自分のペースで楽しみました。

 

終演直後のメモ抜粋


・みんな相変わらず超超ちょーカッコいい

・みんな、この暑い中、スーツ……すごい

・特にギターの方と谷中さんのカッコよさしびれる

・谷中さんだんだん阿部寛に見えてくる

・民生さんがスペシャルゲストでやってくる

・大歓声

・私、何度も民生を観られているので「あ、民生だ。」親戚のひとの反応か!

・最後、谷中さんの掛け声でJAPAN JAMでもやったセルフィータイム

・谷中さんのインスタ、人脈と音楽への純粋さやつながりの嬉しさが滲み出ていて大好きだ〜〜

 

 

実際にはこの10倍ぐらいテンション高く感動していたが、体力がね。

とにかく2回目の生スカパラもめっっちゃくちゃカッコ良くてやはり音楽愛に溢れていて、大好きだなと思いました。

音楽の楽しさを思い出させてくれるステージというかね、

自然に体が動くってこういうことだなと。

メンバー全員本当に楽しそうだし、スーツをビシッと着こなしている姿も本当に素敵。

民生参加の大名曲、美しく燃える森も生で聴けて贅沢すぎました。

あと『遊戯みたいにGO』って曲が大好き!めちゃ良い!踊れる!

最近この曲ばかり聴いています。

 

最初、遊戯でGOってタイトルだと誤解してた。電車でGO世代なのがバレる。

 

音楽以外の話にはなるが、人数が多いにも関わらず体型が崩れているメンバーが全く見受けられないことからも

彼らは相当ストイックな努力の集合体なのだと思わされるし

付随して音楽に対しての努力も相当なものであるのは明らかだよね。

いつまでもスーツを着こなしカッコいい音を奏でられる大人。

カッコ良くて楽しそうで憧れてしまう大人たちが、音楽の楽しさを次世代へつなげる……

 

音楽への入り口ってのはさあ、

カッコいい、ただそれだけでいいんだよ。

 

いやメンバーがそう思っているかは分かりませんが

そんな声が聞こえてくるようなステージでした。

メンバー全員が共通認識を持って、グループでいる自覚を持って行動しているような雰囲気を感じた。

ああさすが歴史があるグループ、

磨かれて磨かれて、ここにいるのだな。

次は絶対にワンマンへ行こう!と誓いました。

 

 

さらにスカパラにはまだまだ語りたいエピソードがありまして…

特に当日のレポにも書いたメンバー谷中敦さん。

まだ知識が浅いので、確かに阿部寛に見えるときもたまにあるのですが

彼のInstagramが!Twitterもだけど、インスタが!本当に人柄が現れていて素敵なのですよ。

 

インスタ、JAPAN JAM後に初めて拝見したのですが

それ以来ほんと好きで。

なんていうか、若手の方や自分がまだ知り得ていない世界に対してとてもリスペクトがあるように感じるのだ。

最近で言えばサブスク(SpotifyAWA)の会社訪問で刺激をもらったような話や、

たくさんのミュージシャンとのセルフィー。

添えてある文章も本当に謙虚さや喜び、リスペクト、知らない世界を知ろうとする気持ちで溢れていて奥深い。

こういう柔軟で謙虚な大人に私は弱いんだよな(きっぱり)!!

 

写真と文章で素敵な瞬間を残し、それを伝えることが純粋に好きなのだろうと感じるし

ていうか絶対「書くこと」好きだよね!と調べたら、グループでも結構作詞を担当されているとか………合点がいったァァァ

そういうひと、長文書きがち、文章大好きな私が

嫌いなわけないじゃないかよ〜〜!

これからもついていきます!!!

 

 

ちなみに特にヤバいのはこの投稿へのリプ事件。

 

(見てよこの景色!!!最高だろう…)

 

ロッキンに関する素敵な投稿なのですが

その投稿に集まる感想コメントに、なぜだか分かりませんがずっと返信をし続けている(いた)のですよ。信じられます??

 

しかも、とってもオリジナリティのある言葉を一つ一つに添えて………

例えば…

 

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ほら…3日前、もうロッキン終わって数日経っているのに、まだ何人ものユーザーにリプ返してくださっているし

こんな文字数多くて丁寧な著名人のリプってある!?!?

しかも察するに、ファンから「人生のまなび」を得ているよ???

善人通り越して神か何かでしょうか。

きっとあまりにロッキンの景色にグッと来ていつもはしないコメ返しをしてしまったということなのだろうけれど

今回限りかもしれないし、それは当たり前だろうし

それでも、それでもだよ。

 

そんなやり取りがコメント数から察するに、推定500件以上なんだよね!!!!!!!!

谷中さん何人いるの!

休んで!!

谷中さん休んで大丈夫だから!!

でも、めちゃくちゃ嬉しいです!!ありがとうございます!!!

(ありえなさすぎて声を大にしたい)

 

そう、何を隠そう私もリプをいただいた一人なのですよ。えっなんかごめんみんな、うっかりすばらしい恩恵にあずかってしまって……

ロッキン当日の深夜、コメントしてから20分程度で返信をいただいて本当にびっくりするやら恐縮するやらでした。

谷中敦という音楽家のあったかい本気……しかと受け止めました…!!

ますます最高の思い出になりました。ありがとうございました…絶対にまたライブに行きますね…!

 

そしてさあ…もうお一方、

パフォーマンスがカッコいいなあと思っていた「ギターの方」こと加藤隆志さんのことも調べてしまったんですが…

 

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名前を検索してすぐ出てくるこの写真

カッコ良すぎません?

 

いややっぱりカッコ良すぎますし、

なになに、参照元Twitterか…どれどれ……

ファンの方のツイートがバズったのかな…

と秒で見に行ってみたら

 


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そのカッコいい写真でバズってるの、谷中さんかよ〜〜!!!!!

谷中さんが(も?)アップしてるのかよ〜〜〜!!!☺️☺️

(タグ付けされている青木カズローさんというカメラマンが撮った写真と推測しますが、合っておりますか?本当に素敵なお写真です……)

なんなんだよこの渋いお茶目なカッコいいグループのメンバー愛〜〜!!!😭😭😭

 

 

お察しと思いますが既にに入りかけているため、スカパラの件は個別にも記事にするかもしれません。うん。

フェスでの新たな音の出会い、久々に感じている!

 

 

うう。2バンド観た時点で胸いっぱいだが、ここからまだまだ素晴らしいバンドが出るんですよ。

お得フェスすぎるだろ……

 

お次はこのブログを見てくださっている方にはお馴染みかもしれません、推しの一つであるエレカシです!

 

 

エレカシ 14:15〜

スカパラ後、さらにいい感じの日陰を見つけ

推しではあるが後方で観る決意を固める。

これまでの私なら意地でも前方へ。最前とかではないにしても

言わば「フェス」は彼らにとって一応アウェー。

ファンとして、そこそこ前方でタオルを掲げ応援するのです…!

みたいな謎の使命感(どこでも人気があるため本来不要)があったわけだが、

この日はごめん、体を優先したよ……

 

それに、これまでたくさん近くでエレカシを観られているから

新しいファンの方や初めて観る方にもっと良い位置で観てほしい気持ちも実は芽生えてきている。

古参ドヤしたい気持ちではなく、なんだろう。

関係者でも何でもないが、こういうちょっとした広報的な、同士的な立ち位置のファン心理というのが確実にさまざまな界隈で存在しているよなあと思ってみたり。

(余談だがSMAPファンの方々も、自分以外のファンのラッキーを純粋に喜ぶ優しき方々が多い)

もちろん後方でも盛り上がるし感動は変わらないから安心してくれエビバディ!

 

 

以下当日のメモ。この通り、とっても良かったのです。

あとで解説も入れるからね。

 

・蔦谷さん久々に登場!蔦谷さんのためのようなセトリ懐かしい〜美しかった

・宮本さん、気のせいじゃなく歌がさらに上手くなってる

・ソロで表現力が増しているのだと思う、野音の時も思った

・特に翳りゆく部屋。今まで聴いたみやじの翳りゆく部屋の中で一番良かった、自然と涙こぼれてた

・グラスステージの数万人が静寂になったかの錯覚

・てか髪長っ

・靴下穴空いてるアピール

・あつい、とつぶやく

・みんなマジでカッコよく見えてきたぞ!と、ソロの散歩で悪いことを覚えてマジとか使い始める

・なんていうのか、ソロ、やってよかったよねと思わせるボーカリストとしての表現力。全てはエレカシの歌の輝きを増すためにあったのかと思ってホッとした

・もう一度命が吹き込まれたような

・家の中では子どもだったのに、知らないうちに外でいろんな出会いを得て大人になった少年みたい

・これからも素晴らしいステージを見せてください

・まづ、とか、ありがたう、とかTwitterのつぶやきで使うような時代を間違えた人が、音楽というもので現代の何万人もの若者たちとつながっているのだから面白いと思わないか?

 

興奮が表れていますね。

終わった直後、ポルノグラフィティを待っている間に書いていました。

 

以下詳しくセルフ解説。

 

・蔦谷さん久々に登場!蔦谷さんのためのようなセトリ懐かしい〜美しかった

 

→ファンになった10年前当時から、いつもキーボードかつプロデューサーとしてエレカシに寄り添ってくれていた蔦谷好位置さんが

野音に続き、久々にエレカシのサポートを。

数年前、ご本人のブログで「エレカシと離れることになった経緯」を真摯に語っていたことがあり、そのエピソードにとても胸を打たれたから

この再タッグはなんだか、感慨深かったよ。

 

興味のある方はここから。今見ても泣ける。

蔦谷好位置 Koichi Tsutaya on Instagram: “今日はデビュー30周年を迎えるエレファントカシマシの「All Time Best Album THE FIGHTING MAN」がリリースされました。 僕はDisc1に収録されている曲のうち6曲プロデュースや作曲で関わらせてもらっています。…”

 

蔦谷さん参加のエレカシ、宮本さんは「帰ってきました!」とさりげなく言っていたけれど

そういえば一緒にやらなくなってもう随分と経ったのかと思った。

2、3年どころじゃ、なかったんだな。

 

ハナウタ、翳りゆく部屋。

桜の花、舞い上がる道を。笑顔の未来へ。

これらのセトリは、間違いなくそれを一緒に作り上げた蔦谷さんが引き出してくれて

それは私がいちばんライブに通い詰めた時期のセトリと似ていて。

もっと長いファンにはポップすぎる時期とも言えるかもだが、

綺麗な曲がたくさんの、花のような時期なんだ。

 

・宮本さん、気のせいじゃなく歌がさらに上手くなってる

・ソロで表現力が増しているのだと思う、野音の時も思った

→これほんとに。ミュージカルでもやってきたのかな?ってぐらいの表現力だった。

 

・特に翳りゆく部屋。今まで聴いたみやじの翳りゆく部屋の中で一番良かった、自然と涙こぼれてた

・グラスステージにいる数万人が静寂になったかのような錯覚

 

→この日の『翳りゆく部屋』のカバー、格別だった。

あんなに美しい声で6万人の前で歌えるのは本当に気持ちがいいだろう。

歌のために大好きだったはずのタバコもやめた50代の宮本浩次

職業、ロック歌手。

この気持ち良さを味わうためなら

なんだってやるだろうな、と勝手に想像をした。

 

・てか髪長っ

・靴下穴空いてるアピール

・あつい、とつぶやく

・客席に向かい、「みんなマジでカッコよく見えてきたぞ!」と、ソロの散歩で悪いことを覚えてマジとか使い始める

 

→この辺りはファン視点ですみません。

あとこんなMCもありましたね。

 

「靴下に穴が空いている!こんな53歳のおじさんをどう思いますかあ!!」

 

唐突にどうした。

MCまでソロで磨かれていて(これは磨かれているのですよ)ウケたのだけど、

「かわいいよー!」

と遠くから声をかけておいたのは内緒にしておきます。

 

・なんていうのか、ソロ、やってよかったよねと思わせるボーカリストとしての表現力。

全てはエレカシの歌の輝きを増すためにあったのかと思ってホッとした

・もう一度命が吹き込まれたような

家の中では子どもだったのに、知らないうちに外でいろんな出会いを得て大人になった少年みたい

・これからも素晴らしいステージを見せてください

 

→大きな声では言えないが、私はソロ活動にそこまで肯定的ではありませんでした。

だって別にエレカシでやればいいことじゃないか、と。

しかもソロ曲のタイトルもエレカシの作品と酷似しているし、ソロステージでエレカシの曲もやっているらしいし、線引きが非常によく分からず。

もうほんとにごめんだけど、「色気付いてしまったなあ」とさえ少し思っていた。

 

やっぱりバンドで、あの4人でのステージが観たいんだよなあ。

そう思ってしまう気持ちも少なからずあった。

 

でも野音の外聴きと今回のステージを観て、

ああエレカシの曲がさらにパワーアップしてしまったなと。参ったよ。

これを見せられては、宮本の散歩(ソロ活動の公式的表現が「散歩」なのです)、許さないわけにはいかないなあと。

 

今のところ息子も娘も育てたことないけれど、なんとなく

家では見せたことのない顔を見せた、

外でひとりで新しい世界を見て、少し大人になって人間力が増した少年の冒険を見ている気分になるんだよね。

とても年上の男性に何を言うかという話だが。

かわいい子には旅をさせよってこと、か……(間違ったまま進む理解)

 

まづ、とかありがたう、とかTwitterのつぶやきで使うような時代を間違えた人が、音楽というもので現代の何万人もの若者たちとつながっているのだから面白いと思わないか?

 

→これはそのまんま。ほんと、おかしくて面白いことだと思うよ。

ガチで旧仮名遣いを使う53歳の人が、若者の集う日本最大級フェスで大衆の心を掴むのだもの。

嗚呼、いとをかし。

こんな楽しく興味深いつながりを、もっともっと見ていたい。

いろんな生き方、いろんな世代をつなぐものが音楽であり感動体験なのだな、と

このステージを観て改めて感じてしまった。

 

 

まだまだ鳴り止まないなあ。

ポルノ、スピッツフジファブリックの話は後編へ続きます!

すべてに意味があるという呪縛と、ハヤシライスのやさしい偶然

8月ですね!暑い!

7月は前回のブログでも書いたような出来事があったり、それ以外にも自分自身や今後を見つめ直すことが多い月になりました。

それでもこうして生活を続けています。

前回の記事を小沢健二ファンの方に見つけていただいたり、感想をいただいたりして

重い話にはなるけれど書いてよかったと思えた。ありがとうございます。

彼の音楽への情熱やそこにいた記録を少しでも届けることができたのなら嬉しい。

本人に教える術が現代で見つからず歯がゆいが、

みんなで小沢健二トークをしたらきっと朝までコースになるだろうとも思った。

 

 

おそらくあくまで精神的に、という意味にはなってしまうのだが

「とにかくどんな状態でも生きていかなければ」と思った後の生活は

変な話、大変ではありつつ生きやすくなった部分もある。

無意識の覚悟とでもいうのだろうか。

 

何か嫌な出来事があっても

自分に自信がなくなっても

「まあ、でも生きていくしがんばろ」となり

どこか不調を感じてちょっとした検査をして、まあ問題はないけれどもきっともっと良い人もたくさんいるよな。的な結果が出た先日も、

「とはいえ生きていくし」で絶望しすぎずに済んだ。

無理矢理ハッピーに結びつけることは難しくても、どういう気持ちでも生きていくし、という具合だ。

 

元々とにかく生きていたので、変な話ではあるけれど。

 

無理をするわけではなく、

前向きに変換しすぎるわけでもなく

ただ受け入れること。

努力でどうにかなるものならば努力をし、

格好悪くても、もがくこと。

どちらも並行していい感情だと知った。

 

もがきながら現状を見つめて、

「在るもの」に目を向けて

とりあえず前に進むしかない。

とりあえずで全然いい。生きてさえいれば。

 

 

以前、好きなミュージシャンが

「何を得ようと何を失おうと、どうせ時は前にしか進まない」と発言し

根底にあきらめが溢れている表現に

心配しつつもちょっと安心したことがあった。

(そのミュージシャンが10代20代で作り上げた、陰鬱とさっぱりした希望が共存した世界観が大好きなのだ)

 

最近そんなことをよく思い出している。

 

もちろん、できれば失いたくないけども。

 

 

今日、ある話の最中に

「起こることには全て意味があるって言うからね」

という言葉が出てきた。

 

よく聞く話かもしれないし、

前向きな解釈とも思うのだけれど

私はこの表現にいつも少しの違和感を覚えてしまう。

 

「全てではない、とは思う」

いつもはやり過ごすが、今日は言ってしまった。

 

「いや、そうなんだよ。意味はあるんだよ。」

 

その返しから、なんとなくそれ以上の説明を避け

「全部じゃないだろうけど、そういうケースもあるなと思う」

と正直な気持ちを告げて話題を変えた。

 

 

私が表現に敏感なだけかもしれない。

ただ、どう考えても「全て」に意味があると決めてしまうのは辛いことだと思う。

 

誰かが亡くなることや病気や自然災害、

残虐な事件、思い出したくもない記憶

この世界には色々な「どうにもならないこと」がある。

それら全てを引っくるめてそう言えるのだろうかと

本当は聞きたい。

 

「そういう話をしているのではない。それは屁理屈」となる可能性はあるが、

では「全て」ではないのだから、注釈をつけてほしいと感じる。

(自分が面倒くさいことを言っているのも重々承知です。ごめんよ)

 

私自身がどんなに成長できたとしても、

あの子は戻ってこない。

そんな「意味」なら無いほうがいいし、

意味もなく生きていてほしい。

 

 

裏切りや失恋、転職、迷い。

思いつきで立ち寄ったお店がきっかけで新しい出会いや趣味を見つける。

結果的に今は幸せだけど、あのときあっちを選んでいたらどんな人生になっていたのか。

そういう後付けの

「あのときの偶然で今がある」という喜び、

「あのときは辛かったけど、経験していて良かったな」という痛みに対してなら

私も同意見なのだけれど

事故や突然死や辛い病気の事実に「全て意味があるんだ、あったんだ」とは思えない。

 

そういう言葉の呪いはできるだけ解いていきたいけれど

頭ごなしに考えを否定するのも違うなとも迷うし、言葉のあやもあると思うし、

うーん、難しい。

 

辛いことや痛いことなんて、無くていいのであればもちろん無いほうがいいと私は感じている。

自分の悟りより誰かの命が無事なほうがいい。

 

 

以前、がん経験者の作家の方が

「がんになって良かったとは絶対思えないけれど、病気になって色々なことを学んだ」

という主旨の話をされていたのだけれど、

その考えがとても好きで。

「こういう意見が表に出てきてよかった」と、

とても身勝手な感情を抱いてしまった。

なぜだかとてもホッとしたし、その方の素直な発言に柔軟さと強さを感じた。

 

起こることの大半にきっと意味なんてないけれど、

ものすごい偶然に運命ってものや希望を抱けることはあるし

悲しいことが起こってしまったら

それに対処していくしかない。

その過程で学びや発見があっても、「こうなって良かった」と思えない場合は思わなくていい。

そういうミルフィーユみたいな繰り返しが人生の足あとになっていく。

きっとそれだけだ。

 

 

ポジティブな言葉と同じぐらい、

「そうなって良かったとは言えないけれど」

の前置きが許される世界であってほしいし

「意味がある」という呪いが辛くなった人がいたら

その考えをやめていいよ、とそっと言える(思える)人でありたい。

 

 

そうそう、前回話した音楽仲間の彼がよく行っていた

レトロな喫茶店に行ってきました。

 

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相変わらずおいしかった。

暑い日だったからアイスコーヒーをセットに。ごくごく飲めて心地良い。

 

このクリーミーなハヤシライスを一緒に食べたのだよなあと思い出しつつ、

後輩たちと彼の話をした。

童顔の後輩は、彼がひょんなことからTik Tokにチャレンジした動画を所有していた。

本人的にはトレンドの研究も兼ねたTik Tokデビューだったのだろうが、

動画の彼やみんながただ純粋に楽しそうで和んでしまう。

 

「この店といえばやっぱり◯◯くんだよねえ」

「◯◯先輩、平日は絶対に洋食を食べると決めているんですって言ってました」

「そうなのか、なぜ頑ななのだ。いつからそのルール適用されていたんだろ」

 

ほんと知らないことがまだまだあるなあ。

謎ルールについて本人に聞きたいのだけど、それ以上に本人がいない謎ができてしまった。

 

「お別れの日に見た顔がいつもと違ったので、私、正直まだ信じてない部分があります」

「違う場所で今も働いているような…そんな感じです」

童顔の後輩はそんなことも話してくれた。

 

顔には綺麗に化粧が施されていた。

面影もあったように思えたが、

そう思うのも無理はないし、

その考えも少しありなのかもしれないと思った。

 

私たちがハヤシライスを食べている間、

お店の方が顔見知りらしきお客さんと会話していた。

会話の中で突然彼と同じ苗字の人物が出てきて、瞬間的に驚いた。

え?みんな知り合い?とひそかに動揺するも、

その後のやり取りから、私たちの知る彼とは別の人物を指していると判明した。

(職業が違った、と思う)

 

その後も彼と同じ苗字であるその人物の名前を何度も口にしながら会話を進めていくお店の女性と

うんうんと話を聞くお客さん。

不思議な気持ちになりながらスプーンを口に運ぶ私。

 

彼の苗字はとても珍しいわけではないけれど、

そんなにピンポイントで多いわけでもない。

クラスや部署で一人いるかいないか、たまに二人被るか、ぐらいだと思う。

 

いや夢見がちに言っていいなら、

「行ったのバレてたん?」

 

君の好きなメニューをみんなで食べに行きたかったのだよ。

 

偶然だけど、

こんな偶然には、優しい意味を込めてしまいたくなるものだ。

 

 

「そういうケースもある」

 

全部ただのこじつけだと否定しきれない理由は

時にはこういう不思議な偶然があることを知っているからかもしれないし、

願っていたいからなのかもしれない。

 

 

起こることの大半にはやっぱりきっと意味なんてないけれど、

ものすごい偶然に運命ってものや希望を抱けることは

確かにあるんだ。

 

ハヤシライス、おいしかったよ。

 

 

さて次は何を書こうかな。

ちょっと8月は少しゆるめにブログを使っていこうと思います。

構えすぎて日常の何気ない発見が埋もれないように。

 

熱中症には気をつけつつ、夏を生きていきましょう。

さよならなんて云えないけど、俺たちに明日はあるから それでも生活を続けるんだ

仲の良い人が急死した。

しばらく連絡がつかず、心配になり

みんなでなんとかして連絡を取ろうと試みた。

 

「大丈夫!?」のメッセージが既読になることは

もう二度とない。

 

 

彼とはしばらく隣の席だった。

音楽やカルチャーにとても詳しい人なので、そして好きなミュージシャンが結構被っていたのもあり

顔を合わせればいつも音楽の話ばかりしていた。

いや、顔を合わせなくても

メッセージでも音楽の話ばかり。

 

小沢健二の一挙一動で盛り上がり、

SMAPの話をしながら未来への夢を見て、

ハロプロひなフェスのチケットをお互い真剣に取りたがり、

岡村ちゃんYUKIの共演に興奮したメッセージをくれた。

 

知り合った当時、彼は24歳だった。

今もなお、未来ある20代だった。

 

今でもその若さが信じられない。

年齢を逆サバ読んでいるのでは、と思うほどの

知識量と音楽愛だった。


突然すぎて若すぎて、早すぎて

とにかく悲しい。

 


信じられないまま、実感のないまま、別れの場に参加した。


彼らしい、音楽にあふれた場所だった。

 

赤いギターや温かい使用感のあるキーボード、黒のコンバースイカット、モフモフした帽子や見覚えのあるメガネが飾られ

バンドマンやNYLON JAPANのモデルのような若い友人たちが集まり

これからお洒落なイベントが始まるのかと錯覚した。

 

 

実感がなかったのに、自分でもびっくりするぐらいに泣いた。

周りもみんな、実感がないのに知らないうちに出てくる涙に戸惑っているように見えた。

立っているのがやっと、という状態を隠さない人もいた。

 

とてもとても認めたくないけれど

現実のことだった。

 


「ニューヨークに来て、僕の映画の音楽を作ってくれましたね」なんて、

(待て待て聞いてないよ?なにその気になる話)と

もっと掘り下げたく、本人に問いたくなるようなメッセージまで流れて。


フェスやプライベートでの楽しそうな写真の数々が出迎え、そして見送ってくれて。

 

これが誕生日会か何かなら良かったと何度も思った。

 

前日にも、色々な写真を集めてみんなで眺めた。

懐かしいね。でもまだまだ、ただの最近だ。

まだまだ話したいことも、聞きたいことも、たくさんあった。

 

誰もが日常の途中だった。

 

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本当にセンスの良い音楽ばかりが流れていた。

イーグルスの『desperado』という曲も、会場で流れた音楽のひとつ。

ご家族の前でよく弾き語って聴かせていた、というエピソードと共に。

初めて知ることが、まだまだたくさんあった。

 

最後に

「彼の音楽のルーツはウルフルズでした」とアナウンスが流れ、

トータス松本さんの楽曲『生まれ変わっても』が会場に響き渡った。


涙でボロボロになった後、

ウルフルズの『笑えれば』が静かに流れた。

 

 

これほど素晴らしいセットリストのライブを、私は知らない。

きっとこれからも知ることはない。

 

 

なんとかして本人に伝えなければならない素晴らしい音楽話なのに

なぜ、本人はもういないのか。

どこにメッセージを送れば届くのだろうか。

 

 

君のお別れ会でのセットリスト、

最高だったよ。

 

 

実はさりげなく、このブログに登場したこともある。

 

 

この小沢健二のライブレポに出てくる「同僚」が、

何を隠そう彼のことだった。

 

偶然同じライブに行くことになり、

偶然席が近いことが発覚し、

その後もさまざまな感想を語り合った。

1万人の光の中、すぐに姿を見つけ笑ってしまったあの日を思い出す。

 

 

最後にやり取りしたメッセージも、やはり小沢健二についてだった。

 

「関係ないけど、今日小沢くんの歌詞T着てるよ」

「めちゃいいですね!歌詞T!ちなみに曲は?w」

「ラブリーだよ!」

「ラブリー!武道館のときのTシャツ、ラブリーが一番よかったすよね」


「てか、最近小沢くんが昼間にツイートしたりするの、日本で普通にいま生活してんだなーって感じしてなんかよいですよね」

「早くアルバム…とも同時に思いますがw」

 


まだアルバム出ていないのに、何をやっているのか。

 


会話を遡ると、こんなメッセージもあった。


「ひなフェス諦め、フジロックに集中します」

フジロック今年は行きます」

 

「まじか!乾杯しよう!」


もう少しで、本当にあとほんの少しでフジロックなのに、

あの子は一体何をやっているのか。

 

 

きっといま本人と会話できたら、

 

「あああ」

「お騒がせしてすみません!

   なんか僕、死んじゃいましたw」

 

「全然実感ないですよね。ぼくもですw」

 

フジロック前に何やってんだろ」

 

「てか小沢くんのアルバム」

「出たら感想教えてもらってもいいですか?」

 

「こんなお願いですみません」

 

とか連投してくるのだろうなと思う。

 

安心してくれ。必ず教えるからさ。

 

 

本当にこれまでで一番のお騒がせ案件だよ。

何やってるの。

寂しいよ。

 

 

最近は席も離れ、以前ほど頻繁に会話できていなかった。


それでも何かあるごとに、

「◯◯さーん」と、名前の呼びかけがセットになったメッセージをくれた。


あるとき発生した指名制の発表会では、誰もが下を向く中

恐らく「なんか指名しても気まずくならない相手」として「うーん、◯◯さんで!」と無邪気に私を選んだりもした。

なんとなく、来る予感はしていたから

「え!」と言いながらも予定調和で

楽しかったよ。

 

彼がスマートフォンで「くるり」の音楽を聴いた履歴が

ひょんなことから社内の大画面に映し出されて

みんなで「このとき、くるり聴いてたんだねー」なんて笑った日々は

ついこの前のことだ。

 


「◯◯さんとSMAPの話とか色々できて楽しいです」

そうニコニコしながら話してくれたことを

昨日の、いや、数分前のことのように思い出す。

 

 

お昼どきにすれ違い、手を振って挨拶を交わして


「あ、久々にごはん行きたいな」

「落ち着いたら誘おうっと」

そう思ったのは先月のことだった。

 

自分の精神状態が良くなくて、

誘うのを先延ばしにした。

 

とても後悔している。

 

本人も忙しかったと思うし、日常にどこまで踏み込んでいいのか分からなかったけれど

それは言い訳。

色々なことが重なって、以前よりちゃんと話せていなかった。

後悔してもしきれない。

 

 

彼の訃報を耳にした瞬間、

自分に最近起こっていた辛いことや痛み、

その全てがどうでもよくなった。

 

全てが帳消しになるほど悲しく、

生きていかなければいけないと思った。


生きていればそれなりに

未来は不安だし、悲しいことも

きっとまだまだたくさんある。


それでも、

生きていかなければならないとはっきり思えたし

生きていてくれればいいと思った。

 

そして、

思ったことを先延ばしにしてはいけないのだと


「後で」のサプライズほど

不安定なものはないのだと。

 

今をしっかり、

どんな状態でもいいから、素直に生きていこう。

 

そう誓った。誓わざるを得なかった。

 

ありがとう。

 

 

数分先の世界が変わっていいのかと

実感しながら素直に生きていくのは

もちろんつらいけど

悔いのないように、私は、私たちは

正直な気持ちを伝え続けていかなければいけないのだと思う。

 

近々ごはんでもいこうよ、って

あなたと話がしたいんだよって

すぐその場で言わないといけないんだよ。

 

 

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冗談きついな、と思いながら

この曲を繰り返し聴いている。

 

偶然同じ日に参加したライブ。

あのとき小沢健二は「生活へ還ろう」と言った。

 

どんなことがあっても生活は続く。

悲しくても不安でも、それでも続けていく。

 

誰かがいなくなることで妙な覚悟が生まれるのは

とても悲しいことだから

みんなが生きているときに

そういうことに気がつける人生を送りたい。

 

そうしていかなければならない。

 

 

写真を探したけれど、

本人に許可を得ていない「におわせ」みたいな写真しか出てこなかった。

もっと許可を得てガンガンいろんな写真を撮っておけばよかった。

 

初めて一緒にランチしたときの写真も出てきた。

(相変わらずの、謎のにおわせでしたが…)

 

「いつもここに来ちゃうんですよね。色々開拓したいんですけどねえ」

 

そうあの子が話すのを聞きながら、

彼行きつけのレトロな喫茶店でハヤシライスを食べた思い出がよみがえる。

あのときも音楽の話や、それ以外の話をたくさんした。

 

ああ、本当に

楽しかったな。

 

来週はあのお店で、久々にハヤシライスを食べようと思う。

時が止まったようなあのお店は、

きっと記憶も鮮やかに 時を止めていてくれる。

 

 

休日、表参道のマクドナルドで遭遇したこともあった。

入った瞬間、違和感なく当たり前のようにその子がいて

休憩時間みたいだなと笑ってしまった。


あまりに普通の光景だったので、

特にそのあと行動を共にすることもなく

じゃあまたね、って感じだった。

 

もっともっと呼び止めて、話をすればよかったなあ。

まだまだ。

たくさん。

 

 

お別れの場で、こっそり本人に向かって

小沢健二のアルバム出たら教えるからね!」

と伝えておいた。

届いていると信じている。


ご両親にも、どうしても伝えたくて


小沢健二さんのアルバムを楽しみにされていたので、発売された際は、ぜひ(彼と一緒に)、聴いてあげてください…」


何度も声を詰まらせてしまったし、エゴかもしれないけれど、なんとか言えた。


ご両親へ伝えたいことの半分も伝えきれず、自分の語彙力のヘボさに落ち込んだが

彼の足あとが少しでもご家族の中に、

みんなの中に増えたらいいなと思う。

 


本当に突然だったんだ。

全てが普通の日常だった。

本人すらも気づいていないかもしれない。

 

せめて苦しまずに、穏やかな最期だったことを願う。

 

 

正直まだ悲しみからは抜け出せないけれど

未来は待ってくれない。

あの子の分まで元気にならないと、と思う。

 

 

ていうか……ジャニーさんと同時期って、ある意味すごいなあ。

SMAP木村拓哉新しい地図のさまざまなニュースに、テンション上がったメッセージをくれたことや

カウコンに行きたいと真剣に語っていた姿を思い出す。

 

 

「なんか気分よくて、SMAPの『俺たちに明日はある』を聴きながら帰宅中です」

 

 

そう言ってくれたのはつい数ヶ月前のこと。

 

君にもまだまだ、「明日」はあるはずだろう。

 

 

ジャニーさんに、たくさんSMAPの裏話を聞いてほしい。

向こうでも音楽漬け間違いなしだね。

ジャニーさん、よろしく頼みます(誰ポジション)。

 


今年の夏について、フジロックについて、

最近ハマってる音楽、気になるニューヨークの映画の話、……………………

 

楽しい話はもちろんだけれど

 

見せてはいけないと思っていた、

探りすぎてはいけないと思っていた

プライベートな話も

もっともっとしていきたかったな。

 

 

いなくなると、より一層

「いる」ことを実感するから

その人はいなくならないのだと思う。

 


これからも、伝えたいことがあれば

チャットでもするかのように

自然に話しかけるのだろう。

 

「心の中にいる」なんて、きれいごとだと思った時期もあった。


でも、きっと

ぜんぶ本当のこと。

 

 

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生まれ変わる暇もないぐらいに、

ずっと憶えていくよ。

 


またね、そして

これからもずっとよろしく。

【映画感想】『ボヘミアン・ラプソディ』を2回観て泣きすぎた。私はクイーンの音楽を少し誤解していたのかもしれない

映画館であんなにずっと泣いていたのは初めてかもしれない……。

 

11月のある時期から、いろんな人のインスタストーリーでこの紫と橙に染まった写真を見かけるようになった。

 

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本当に一日で何人かぶった?ってぐらいみんな同じような投稿素材を使用して(?)

しかもみんな示し合わせたかのように「最高」しか言わないんだよ。

素材も同じなら感想も同じとは、足並み揃えすぎだろう。

 

クイーンのファンが興奮しながらそう話すなら分かるのだが

クイーンをあまり知らない年下たちが力説しているのを聞いて

ただごとではないと思った。

 

「絶っっ対に映画館で観たほうがいいです」

 

ならば行こう。

 

え?観た感想?

最高としか言えないですね。

(テンプレマシーン発動するしかない)

いやー…ちょっと自分でも引くぐらい泣いた。

観終わってすぐ「これは3回観ねばなるまい」

と思ったので翌週に2回目行きました。

多分もう1回行きます。

 

一度目は映画であることを忘れ、完全に「ライブ」を観て泣いていたし

二度目はもはや冒頭から全編通して泣いていた。

ラスト21分は勿論、そこに行き着くまでの何気ないシーンや猫の表情すら(この映画は猫をとても可愛く綺麗に映すと思う)泣けて泣けて、勘弁してくれ。

手に持ったビールもすっかりぬるくなっていた。


私はクイーンの熱心なファンではなかったが、クイーンのすごさを「全く知らない」わけでもなかった。

好きなミュージシャンにはMIKAやJellyfish、最近ではビッケブランカといったどう考えてもクイーンをリスペクトしていることを隠さない人が多いし

10年以上前だが『We Will Rock You』のミュージカルを観に行ったこともあるし

何なら数年前のサマソニで本物の彼らのことだって観ている。

フレディとジョンはその場にはいなかったけれども、伝説のバンドを目撃した観客の興奮と熱狂は私を含めて現代でも変わらなかったように思う。

 

正直クイーンが最高なことを多少知っていたら感動が薄れてしまうのか、と邪推もしたのだ。

「彼らをよく知らなかった人たちの最高」より新鮮には受け止められないのではないかと。

しかしそんなことは一切なかった。

 

時系列や史実と違う点が含まれることも把握はしているが、それを知ってもなお感動が残った。

全て忠実に再現するのが本来の正しさなのかもしれないが、有名な彼らのエピソードと晩年の事実、そして伝説のライブの感動を2時間で『作品』として見せるのであれば、あの描き方はそれほど非難の対象にはならないような気がする。

あくまで個人的に、だけれど。


きっとそれ以上に、スタッフとキャストの意地とオタク魂を感じられたからだと思う。

だってさ、靴下に至るまで当時を再現することにこだわったって……

メンバーの頭のてっぺんからつま先まで、さらにはライブスタッフや観客の服装(肩車されている水着姿のような女性も再現されてるよね?)、ピアノの上のコップまで再現しようとするオタク映画が

受け入れられないはずがないと思うのだ。

全く、どこのウルトラガチオタだ。

※靴下の話はこちらに載っています

“この作品は当然のごとく、あらゆる点で本物です”:映画『ボヘミアン・ラプソディ』に協力した人物が語る

 

妥協を許さずリスペクトを忘れない、そんなオタクが私は大好きなのだ。

 

つーか、なんなんだ。キャストみんな素晴らしすぎるだろ。

おいおい、ロジャー・テイラー可愛すぎか?

ブライアン・メイとジョン・ディーコンは本人か?

それに全く、フレディのお調子者だったり弱かったり、愛したい愛してほしいときの寂しい目をこんなに繊細に伝えて……

現代にフレディ推しを増やすつもりか?

勘弁してほしい。フレディがまるで今この瞬間にも生きていて

どんなツイートをするのかな?とか

どんな人がストーリーに写っているのかな?とか考えて楽しくなってしまうから。

 

「フレディは幸せだった?」クイーン映画の問い 移民・差別・家族… - withnews(ウィズニュース)

この記事によると、主演のラミ・マレックが役作りに要した時間は「一年余り」だったという。

役者という職業は何て素晴らしく、何て恐ろしいものなのだろうと

尊敬を通り越し畏怖の念を覚えた。

 

音楽?社会派?愛?友情?

この映画は複雑な話をさらりと並列に扱う。

彼らにとってはそのどれもが並列な日常だったからなのだろうけれど

同時に全てが音楽に結びつき、音楽に還っていく感じがした。

喧嘩しても孤独になっても

最後には音楽が繋いでくれるような。

どんなときも音楽になら心を許せたのか、

はたまた、その逆なのか。

音楽が繋いで狂わせて、また繋ぐ。

綺麗ごとも含まれるかもしれないが

彼と彼らが、音楽と人を愛した記録みたいな作品だと思ってしまった。

 

そして、メアリーは本当に稀有な存在だと思う。

この映画がなかったら、彼女という理解者が彼の近くにいたことをずっと知らないままだったかもしれないのか。

フレディにもメアリーにも謝りたい。そんな複雑に素敵な関係、もっと早く知りたかった。

 

きっと難しいことを難しいまま考えなくていいし、白黒だけではないはずなのだ。

たとえ孤独を感じたとしても、いつも彼と彼ら、そして彼と彼女の中には「青春」が残っていたのではないか。

そう、映画を最後まで観ても、偉大な彼らが「結局いつでも青春している」と思えて仕方がなかったのはなぜなのだろう。

 

絶望的な状況でも全てが黒になるわけではなく、ふとした瞬間に彼の中に心癒される出来事があったなら少しは救われるし、きっと「あったのだろう」と思えてしまう。

そんな想像をしてしまうぐらい余韻の続く作品、ということなのかもしれない。

 

私がクイーンのすごさを知りながらもハマりきれなかった理由は、その音楽にあまりに精巧な、出来すぎたイメージがあったからかもしれないと思っている。

なんていうか、上手すぎて架空の存在みたいなのだ。

フレディの声は綺麗すぎて、実在する人物やバンドではなく、本や漫画の中の人なのではと誤解してしまいそうになる。

 

でも今回の映画を観て、彼らも生身の「青春している『人間くさい誰か』のひとり」であることが実感できた気がしている。

決して身近ではなく、もちろん伝説なのだけれど

さまざまな楽曲を再生するたびに、「あ、ワイワイしていた頃の彼らかな」とか「レコーディング中はどんな出来事があったのだろうな」とか、あの頃の「完ぺきじゃない」彼らの空気がよみがえる気がして嬉しくなるのだ。

音楽のお手本的存在、架空のような気持ちさえ抱いていたクイーンというバンドが、まあ言い方がおかしいけど一気に萌えの対象になったといいますか。

 

Twitterでも、まるで彼らが今まさに精力的に活動している若手バンドなのではと錯覚するほど進行形でクイーンについて語り合う「クイーン専用アカウント」を多数目撃した。

中には10代らしきユーザーもいた。

正直、なぜ「今」彼らにそこまでハマることができるのだろうと不思議に思ったこともあった。

 

10代ならきっと、毎日マメにSNSを更新してくれる、すぐにインスタライブやツイキャスをしてくれる、自分の今を伝えて毎日に寄り添ってくれる「同世代の有名な誰か」がたくさんいるのではないか。

そんな選択も出会いもありすぎる今の時代に、敢えて「今は形を変えたバンド」にハマるのはなぜなのだろうと純粋な疑問が生まれていた。

 

その専用アカウントユーザーたちの気持ちが、今なら何となく分かる。

今を共有できる存在だけが「誰かの今」を作っているわけではないのだ。

音楽、写真、映像、言葉、誰かとの記憶。

足あとがあればそれはいつでもタイムマシンになるし、素晴らしさに時代は関係ないのだと改めて思う。

考えてみれば、私も亡くなって20年近く経つhideさんが今でも大好きだし

メンバーみんな元気でいてくれているけれども今は全員ではグループ活動をしていない(前置き長くてごめん)SMAPのことだって進行形で大好きだ。

それと同じ話なのだな。新しい世代のファンたちのおかげで、また一気にクイーンの世界を身近に感じられる気になった。

 

まばゆい天才たちによる、意外と泥くさい(?)人間味のある人生を

現代にこんなに素敵な方法で伝えてくれた関係者に感謝したい。

ライブ・エイドの観客でいる気分を体験させてくれて本当にありがとう!!


そして何より、時代をすぐに飛び越えてしまうクイーンの音楽とステージに

未来の日本から最大ボリュームの拍手を贈らせてほしい。

実際に私が行った映画館ではエンドロール後に拍手が起こっていて、さらに泣けた。

 

ちなみに……ライブを観ている観客たちの表情と興奮も本当に素晴らしく臨場感があって、もうあれは全て本物では?と思ったぐらいに胸を打たれっぱなしでした。

涙を拭う観客たちを観てさらに泣く私。

私もライブを観ながら泣いてしまうタイプなので、なんとなく自分と重ね合わせたりもして。

 

ライブってさ、ステージだけじゃなく観客の景色も最高なんだよ。

みんな本当にキラキラした笑顔で心の底から楽しんだり感動しているのが手に取るように分かって、ライブに行くと人をもっと好きになって帰ってくる。

ライブを観ることが好きな理由は、私の場合多分それも大きく関係している。

ステージの上のスターはもちろん、同じ空間にいるファンの姿を見ることが好きなのだ。

そもそも全く別の人生を過ごしているのにあんなに一度に多くの人が同じ場所で同じものを観て、同じ瞬間に泣いたり笑ったりしているなんて、軽い奇跡だよね…書きながら改めて感じたわ。

 

ライブ・エイドを生で観た人は生涯自慢したほうがいいよね。

とっくにしているだろうけど。

 

 

「今の時代なら、“彼”も もっと生きやすいのだろうか?」

夜中にふと考えたりもした。

 

でもこのバンドが生まれたから救われた「あの時代の人たち」もきっとたくさんいるのだから

タラレバはやめておこうと思う。


あと、本編の最後にフレディが観客に伝えた言葉。

あの言葉が私の中では全てだ、と思ったのだが

実際のライブでも言っているんだね。

本当にその言葉を聞けて良かった。

 

【余談&少しネタバレを含む話】

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感動と勉強の意味を込めてパンフレットを購入したのだが、東郷かおる子さんのインタビューも入っていて嬉しかったです。まだ全ページは読めていないのだけど、かおる子さんの部分は全て読んだ。

 

映画を観る前に、「クイーンは実は日本でめちゃくちゃ人気が出てから世界での人気を確立した逆輸入現象バンドでもある」こと、そして「日本でのブレイクの火付け役とも言えたのは、クイーンの魅力にいち早く気がつき熱心にプッシュした『ミュージック・ライフ』という音楽雑誌」

……というところまでは調べていたのだが(間違っていたら突っ込んでください)、東郷かおる子さんはその雑誌の元編集長なのですよね。

こちらが参考。

Queenが衝撃受けた日本のファン 「違う惑星に来たのかと思った」 - ライブドアニュース

そういえば映画では日本の話あまり出てこなかったなあ……と思ったけれど、上記のインタビューなどを読み「そういうことか」と納得しました。

そりゃ、予算は「あのライブシーン」がかっさらっていくよなあと。

 

東郷かおる子さんの記事はネットにいくつもあって、クイーンとの貴重なエピソードが出てくるわ出てくるわ。

すごいなあすごいなあと読み進めてしまうわけだが、インタビュー途中でちょいちょい女性ファンについての見解が出てくることにも私は注目している。

 

え、どんなって?

女の人は誤解されている。顔だけでファンになるわけじゃない、的な話なんですけどね……

……それ、ほんと個人的にですけど「そうなんだよ!!!!!」とぶんぶん頷きたくなってしまうのですよ。

パンフレットでもその話が出てきたから、きっとかおる子さんの中でもよっぽど力説したい案件なのだろう。

 

ほら、こっちの記事だと冒頭で太字にまでなっているからね!

Special Interview 元『ミュージック・ライフ』編集長 東郷かおる子 | NEWS | MUSIC LIFE CLUB

 

女性ファンは誤解されていると思う。

顔が可愛いだけだったら別に好きじゃないのよ。

可愛くて、才能があって、かっこよくて、良い音楽だから好きなの

(上記記事より)

 

いや、ほんと、そうなんだよ……!!少なくとも……私はね……?

でもなかなか信じてもらえないことも分かってる…分かってるから……。

 

とにかくボヘミアン・ラプソディは最高でした。

たまたま私の周囲ではみんなが同じ感想だったけれど

観る人それぞれ違う解釈があって当然なので、最高!じゃない人もいるかもしれない。

ただ、少しでも気になったら観て損はないはず。

特別クイーンファンではなかった私が「こうなる」ことからも察してほしい。

(ただ、性的マイノリティのくだりがどうしても受け付けないと感じる方は避けたほうが良いかも。それぐらい自然にいろいろ描いているので)

 

彼らの音楽に限らず、音楽というジャンル自体にそれほど詳しくない方や興味のない方が観てもきっと何か感じる作品にはなっていると思うし

音楽やライブが好きな人なら、なおさら大音量と大スクリーンの映画館で「あの体験」を味わうことをおすすめします。

 

しっかし本当にキャスト、似ているなあ……顔だけに限らずね。畏怖の念!

【10年前のエレカシ】20080712大阪野音ライブレポを載せます。

「今度大阪をひとりで旅することになりそう」

 

そんな話の流れで、過去エレカシの大阪野音コンサートを観るために急遽ひとり旅をした夏の日を思い出した本日。

あれ、7月だったよなあ…何年前だったかな…と軽く調べてみると‬

なんと!‬
‪ちょうど10年前の今日でした。

偶然ってこういうことだな。

 

そこから当時書いていた日記を読み返したところ、レポがあまりにも詳細すぎて自分で笑ってしまったので

10周年記念としてブログに転載しようと思います。

 

というか、私がエレカシファンになったのは2008年の3月31日なので

いつのまにかファン10周年記念にもなっていたのだな……

おめでとう!エレカシに出会った自分!

ありがとう!エレカシを続けてくれるエレファントカシマシ!!

 

 

10年前の文章なのでおそらく今よりも読みにくいと思いますが、

最近エレファントカシマシのファンになった方が本当に本当に多いようなので

見る側によっては、これは10年前の彼らのパフォーマンスや空気を感じていただけるなかなか楽しい資料になるのでは…?と思い立ち。

新規ファンの方々のお役に少しでも立てたら嬉しいな。

ライブ後と深夜バスの中で必死に書いた10年前の私も喜びます。

 

私の身の回りでも、あるイベントでエレカシを観て以来エレカシのことが気になって仕方がなくなり、

曲を聴き、雑誌のインタビューを漁り、ついにはアルバムのデラックス盤(約8000円)を購入したほど「ガチ」になった人がいる。

 

どうしてもエレカシが観たい、と、初めてフジロックに参戦する人もいる。

 

エレカシは、人に「ロックの衝動」それから「行動力」をプレゼントするのだと思う。

ほんとうに…どこまでファンを増やすのか楽しみですね…!!

 

ちなみに、今年の日比谷野音は奇跡的に中で観賞できました。できてしまいました。ありがたいとしか言えないです。

そのレポもいずれアップしたいところですが、ひとまず先に10周年記念をさせてください。

 

では、ここからは10年前の大阪野音へタイムスリップ!

テンション高めの臨場感、よければお付き合いくださいね。

 

状況整理

エレカシファンになって初めての野音

・日比谷も奇跡的に参加できたのだが、なんと大阪のチケットも譲っていただけることに

・大阪…ちょっと遠いけどこれは参加するしかあるまい!と、割と突然ひとりで行く決意をした。

・行きは新幹線、帰りは深夜バス(たぶん、安さに惹かれたのとゆっくり余韻を味わいたかった)

・そんな10年前、24歳のわたしの記録。

 

※ここからの日記は10年前の7/12に書いています
※改行調整以外は原文ママ

 

 

行ってきました!エレファントカシマシ大阪!
8列目でした!!はじめてあんなに近くで観れてしまった!!
テレビ観ているみたいで。現実味がなくて。
3Dか何かかと思うほどに。
だから興奮とかより先に「これ……本当?」
と思ってしまって。
ある意味冷静?に。
いや冷静じゃないけど。冷静じゃいられないような声を聞いているから!そうだね今からがショータイムだったね。
でも一秒一秒噛み締めているうちに終わってしまって、本当にあっという間で、
まだまだ聴きたい!!って思ってしまった。
最高だったーー。
暑かったけど、みやじ達はろくに水も飲まずに
(彼らあまりステージ上で水飲んだり休んだりしませんよね?それであの体力&パフォーマンスて…)
次々とパワフルな演奏&歌を、くれた。
だから暑さは吹っ飛んだ!というより暑くてもいい!
汗は出るけど、そんなことは問題ではなかった!

 

これからバスで帰るので寝ます。歩きすぎてはしゃぎすぎた。
ライブ終わって1時間以内に作ったセットリスト(中盤はあやふやです)と、
夕飯食べながら&今作った
曲ごとのささやかなレポを落としたいと思います。
ネタバレですよ!
明日あたりに手直しするだろう。箇条書きすぎる。
あー日焼けしただろうな。



セットリスト&レポ

 

夢のちまた


おはようこんにちは

 

今はここが真ん中さ
・みやじ、またもやせいちゃんの帽子を奪いかぶる
・はじまるよー!と掛け声

 

デーデ
・金があればいいだろ?だめかもしれないけど。
・(確かこの曲で一度目のおしりぺんぺんが…)

 

さよならパーティー
・生きていくうえで、やっぱり悲しいことよりも嬉しいことを見つけていきたい。そんなことを思って作った曲

 

悲しみの果て
・元気を出してほしくて書いた。っていったら傲慢かもしれないけど、とにかく悲しいときは花を飾ったりコーヒーを飲んだりすればいいだろうって。なんだかよくわかんないけど。

 

リッスントゥザミュージック
井の頭公園デートの話。
・「二人は恋に恋していた。でも別れ別れになっちゃうのかなとも思ってた。」
・曲中アドリブ
君が僕のこと 見つめる目には の間に「知ってるよ。」
・なぜか曲終わりらへんに蔦谷!と叫ぶみやじ
・最後の歌詞「リッスントゥザミュージック 明日は晴れかい  リッスントゥザミュージック どこへ行くのかい?」
(おそらく間違えたのだがその後即興で「どこへ行く?」と歌ったところが素敵)

 

こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい
・曲前即興。
「25歳のときに俺は家を出て一人でくらしはじめた。
ローリングストーンズやレッドツェッペリンを流しながら、部屋で一人で。
夜も一人で。朝も一人で。
怖くて怖くて。」
(弾き語り)
・曲中アドリブ 天気予報に電話して 涙流す の間に「もしもし?」

 

ハロー人生
・ハロー大阪!ハロー人生!
・俺の道に入っている曲。俺はまだ生きている!って想いを伝えたくてこの曲を作った。

 

もしも願いが叶うなら
・古い曲。当時まだ行ったことのない町に行ってみたいなあとずっと思っていて、こういう曲ができた。知らない町だらけで。

 

遠い浜辺
ガンダーラコンビネーション!
・もう梅雨は完全にあけましたね?この感じじゃあ。おめえよ、こんな日は車を飛ばして海まで行っちまおうぜ。そんな曲です。

 

化け物青年
・はじまりに突然「ふざけんじゃねえ!」宮本先生きれたのかと思った。
・なんか全体的に変態ぽくルンルンしたテンション
・蔦谷さんのところまでつかつか歩いて煽り、
せいちゃんと肩組んでランラン、
石くんとじゃれる(トミには何も…)
・狂気じみていて鳥肌が立った。

・確かこの曲が終わったあとに、
みんな大丈夫か?といきなり問い掛ける(みんなついてこれてるか?的な問い掛け)
・体調悪くないですか?ともいきなり問い掛ける
・日比谷とはガラッと(セットリストを)変えてきましたから!と不適な笑み

 

かくれんぼ
・俺のニューヨーク自慢をしてもいいか!俺はニューヨークに行ったことがあるんだ!
・テロがあった頃に飛行機で。スチュワーデスさんが「宮本さん、アラスカが見えますよ」って窓からアラスカ見せてくれたんだけど、
あ、そう、てかんじで…あまりアラスカに興味がないもんで…
小林武史さんという著名なプロデューサーに
「宮本くんと喋ってると、あっちいったりこっちいったり、まるでかくれんぼみたいだ。
かくれんぼってタイトルで一曲かいてよ。」(みやじによる声真似つき)
って言われた。
そのときちょうど曲ができなくて煮詰まってたけど。
・もともとはギターの曲だったけど、小林さんがピアノをつけてくれた。
そして今日はツタヤさんという素敵なキーボードがいるので、ツタヤさんに弾いていただいてかくれんぼを歌いたいと思います。

 

翳りゆく部屋
ユーミンが渋公にきた。緊張した。
・世代や時代をこえて語り継がれる曲。俺らの曲もそうなるといいなと思う。
・(なっているよ!!)

 

トゥナイト
・今日はめずらしい曲を発掘してきました!
・なんとなく楽しそうだった。

 

友達がいるのさ
・おい!おい!おい!と連発。ギャーーーまたきたーーやったーー!!
・と思ったら、出だしで2番の歌詞(お祭りの日を…お祭りじゃねえや!と言いながら)を歌ってしまい
無理矢理歌い続けるも結局みやじの提案でやりなおし。
・すみません、わたくしが間違えました!
・次、大阪中の電気を消してーと歌ったけどみんなの演奏があわずにさらにやり直し。そこは入ってよ。入ろうよ。と主に石くんに懇願。
蔦谷さん爆笑。石くん失笑。
・曲中「この足で前に!前に向かって進んでいくんだ!!」

 

どこへ?
・体力の限界に挑戦します。
・実は…あいつはすごいんだぜ!!って曲。(そのまんまだなあ)
・この曲のみやじはやたらと色気あった。
・限界に挑戦と言ったからか、息切れの演出あり。走ったあとにぜえぜえはあはあ、みたいな息づかいをする。オーバーリアクション。
・そして小さなささやく声で「教えて」と一言。なぜかどきまぎした。

 

さらば青春
・再び聴けて再び泣いた。

 

シグナル
・これも再び聴けて再び泣いた。
・日比谷とは少し歌い方を変えていた。

 

笑顔の未来へ
・笑顔の未来へみんなで行こう!絶対に!

 

桜の花、舞い上がる道を
・これからもこうして、真ん中で生きていこう!
・夏だけど…と言って始まった

 

FLYER
・今だってこうして落ち合っているけど、いつの日にかまた落ち合おうぜ。光差す丘の上でよ!!

 

俺たちの明日
・明日も明後日も、しょうがねえ。頑張ってさ、生きていこうぜ!不器用でもいいから。
・今回ほかの曲でも「しょうがない」って言ったんだけど、彼は何かをあきらめたのか…?
いや、生きているなかでこれまでにも色々あっただろうけど。ちと気になる…

 

アンコール


ガストロンジャー
・歌詞のアドリブ
・携帯電話がこんなに普及するなんて誰も思わなかっただろう?
・(★元:繁栄という名のテーマであった)
→ばかばかしいよな!!
(書きなおした。多分こちらの歌詞の部分でした!)
・(元:破壊されんだよだめなものはいずれ。)
→やれるもんならやってみろ!!
・学校の先生だって、親友だって、恋人だって、言ってくれるぜ?
胸を張って出かけようって!

 

今宵の月のように
・いつの日か輝くだろうあふれる熱い涙って、そういう歌なんですけど、この曲はドラマの主題歌で…
・ドラマ、見ないつもりだったけどコッソリ見た。
テレビから俺の「くだらねえと~」って声が流れてきた。
コッソリ観て、ほろりとしていた。

 

新曲(新しい季節)
・新しい季節へ君と行こう。
・みんな体力あるな!(って言ったのはこの曲だかアンコール前だか。)

歌詞の印象に残った言葉やシチュエーションを抜粋

カラフル
輝き
忙しくて月を見ることさえ忘れていた
春夏秋冬彩る 
ここからはじまる
グラデーション
新しい季節へ 君と

風のように生きれたら
輝く明日のグラデーション

 

・メンバー&サポート紹介(2回)
蔦谷さん
キーボード蔦谷!頼もしい、若いけど頼もしい!

・作曲家であり、キーボーディストであり、プロデューサーであり、歌も歌えちゃって、
もうなんて格好いいんだろう!蔦谷好位置
せいちゃん
・42歳になるのにこの人はなんてピュアなんだろう。最近帽子がお気に入り!
今日もダンディーにきまってます!


トミ
・普段は控えめだけど実はいちばんバンドのことを分かっている(というようなニュアンス)
・バンドの父!


石くん
・今日はサングラス外さないね!
(のちに確かみやじが外した)
・俺の相棒、石くん!


ヒラマさん
・寡黙でありながら内に秘めた闘志!
だんだん本領を発揮してきました!ヒラマミキオ!元東京事変

・アンコール最初にこちら側(右端)にきたとき、おしりぺんぺん。
・最後に挨拶するときに右側まできてシャツ脱いで投げ…ると思いきや投げず。
音響セットの一部のようなフサフサを撫でて帰っていった。

充電ひとつになった!電池パック2個目。おやすみなさい。
エレカシ聴きながら余韻に浸りつつ寝ます。
エレカシ最高!


★ここから7/14追記です。★
ライブ当日の日は充電がなく焦っていたので、
書きたいこと全部を書けなかった。

 

【全体的な感想】
スタオバツアーの延長のような選曲でした。
リハの段階でかなりスタオバ曲が多かったので、予想はつきつつ。
でもあまり聴けないような曲もしっかり入れてくれて、
コアにも初心者にもいいかんじの配分だったのではないでしょうか。
余裕すら感じられる流れだったなあと思います。
やはり貫禄があった。
どうだ!というかんじの。
あー格好良かったー。

 

【個人的に思ったこと】
セットリストの流れが、まるで花のようだった。
よくできた構成だなと思いました。
1曲目から「こうして部屋で~」までは、スタオバ曲満載。
つぼみ段階。
ハロー人生!からトゥナイトは、久々の曲祭り。
本領発揮というかんじで、宮本さんのいかれっぷりがとても素敵でした。
化け物青年でのキレっぷりにはワクワクしてしまった。
あの今にも近くにあるものをぶっ壊すのではないかという狂気。
あと気付かないふりをしていたけど、珍しく男性的なアレな表現をしていたなあと思った。
股のあたりをまさぐったときにシャ乱Qを思い出してしまいましたよ。
見間違いだと思ったけど確かに見た・・・。
友達がいるのさからシグナルまでは、日比谷の野音とリンクするような流れ。
間に「どこへ?」が入ったことがいいスパイスだった。
にしてもなんだったんだろうあの色気。
何か鬱憤がたまっていたのでしょうか。発散!てかんじの声だった。
で、笑顔の未来へからはまたスタオバ曲満載に。
ここで花開いた!という印象だった。
本当よく出来た構成。

 

【聴けて嬉しかった曲】
まあ全部なんですけど、
特にハロー人生、かくれんぼ、こうして部屋へ~、どこへ?悲しみの果て、化け物青年、
翳りゆく部屋、友達がいるのさ、さらば青春、シグナル、新曲、です。
ハロー人生はリハの段階でもう、やばかった。
かくれんぼはライフ大好きだから夢のようで!
しかも蔦谷さんとみやじによる二人の曲となったので私的に神でした。
こうして部屋で~は渋谷のコンサートで神がかっていたのに、
BSの放送ではカットされていたのでもう一度生で聴きたかった。
聴けて良かった。

 

【リハーサル】
少し聴きました。
スタオバ曲をたくさん歌っていた。
歌いながらしきりに「アーアーアー」とマイクの調子を確認していた。
そしてちょいと荒っぽいかんじだった。
歌いながら喋るというか、ここのコレこうして!みたいな要求をずっとしていた。
そしてハロー人生!が始まった瞬間に「やばい!気絶する!」
と思いその場を離れる決意をした。
これ以上聴くと大変なことになると(私の脳内が)。
これ以上ネタバレしたら勿体無い気がしてしまった。

 

【宮本さんの一挙一動】
石くんのあの仁王立ちスクワット演奏法に対抗していたなー。
何度か一緒にあのスクワット法をやって、
もう石くん沈んじゃうよってところまで重心を下に下にして
みやじが石くんを更に沈めて、石くんまじで亀のようになっていた。
みやじのスクワットボーカルもなんか良かったです。
余談ですが、石くんが前に出てギター弾いたときに
「ああ地元の悪ガキみたい・・・」と一瞬思った。
サングラスして頭オレンジでツンツンして。一歩間違えればエ○ザイル。
石くんは可愛らしい人ですね

 

【服装】
アンコール前
宮本さん:白シャツ、黒パンツ、黒靴
石くん:黒Tに黒パン(確か)
トミとせいちゃんはあやふや・・・せいちゃんの帽子はハッキリと。
蔦谷さんはグレーTシャツ。
ヒラマさんは紺っぽいシャツだったかな。
ヒラマさん格好良い。
このサポートメンバーの二人大好きです。上手い。素敵。
宮本さんが何度も二人を煽ったり紹介したりするのも好き。

 

アンコール後のみやじは黒シャツだった。
黒シャツ黒パンツは最強。

 

ああ全ての光景を目に焼き付けたい、憶えていたい。
でも本当は、
憶えていないとしてもそこにいた事実は変わらないのだから。
私がマメにライブのレポを書く理由は、憶えていたいからなのですが
たとえ何にも憶えていなくても、
それもライブを心底楽しんでいる証なのだろうなと思う。
あっという間に終わっちゃって何にも考えられなかった!って。
だから真っ白に憶えていないライブも素敵です。
皆それぞれの楽しみ方で楽しみましょう♪

 

エレカシのコンサートを見れば見るほどに、
もっと見たい!!!!観たい!!!!
と自分の想いが解き放たれていく気がします。
歩き出す力。この足で前に、前に向って進んでいく。
彼らはいつも大切なことを教えてくれる。
音楽を通して人生の何たるかを教わっている気がする。


(終)

 

 

 

…以上が大阪野音当日のライブ後と深夜バスで書き起こしたレポ、そして数日後に追加した感想です。

 

いやーーーー……何だこれ?

ちょっと詳細すぎて謎

自分でめちゃくちゃ謎……

これ、公演中にメモしているわけではないのですよね…なぜこんなに覚えていたのか……

 

石くん
・今日はサングラス外さないね!
(のちに確かみやじが外した)

 

とか、自分でも忘れていたし笑ってしまったよね。外すんかい。

 

【個人的に思ったこと】
セットリストの流れが、まるで花のようだった。
よくできた構成だなと思いました。

 

何目線だよ……ほんとにすみません。

よくできた構成なのは あ・た・り・ま・え!!

エレカシだから!!!

 

20代の記憶力ゆえというのもあるだろうけど、

とにかくもう……本文にもあった通り「覚(憶)えたい、覚えていたい」気持ちが強すぎたのだろう。

 

書く、覚える、吸収する以外の…極端な話、「それ以外の何もかも」を犠牲にして

彼らのステージと向き合っていたのだと思う。

 

今だって、向き合うときは時間や気持ちを「預ける」けどね。

うん、犠牲にするというより、ステージに預ける感覚かもしれない。

でもその「預ける」時間が、あの頃は今より格段に多かった。だから、犠牲。

すこし、羨ましいなと思う。

 

 

セットリスト、今見るとより垂涎ものな気がする。

遠い浜辺とか………またやってほしいな……

そして『新しい季節へキミと』、この日に初めて聴いたのだな。

聴き取れた歌詞がとても印象に残って、だからメモに残したのだろう。

いつのまにか、涙が出るぐらい大好きな曲になった。

 

今年の野音ではとにかく喉が心配だったけれど、現在は回復してきたとの情報もあったし一安心。

今年の夏も、きっと各地で最高が更新される。

楽しみに、迎えましょう。

 

ではでは、10周年企画(?)にお付き合いいただきありがとうございました。

結構自分でやっていて面白かったので、また昔の話載せるかも。

ところで 10年前の自分が書いた文章の最後、

結構気に入っています。


「音楽を通して人生の何たるかを教わっている気がする。」

 

今でもこの気持ちは変わっていない。

【ダサいだけじゃないぞ】今こそDA PUMPを聴こう!5/6舞浜アンフィシアターの感想とかいろいろ書いたよ

今年の春頃からなぜかDA PUMPのライブを観たくて仕方がなく

ゴールデンウィーク最終日、ついに初DA PUMPを体験するために舞浜まで行ってきたのだが

なかなかブログでの報告ができなかった。

書きたいことがありすぎて困っていたのだ。

とりあえずイベント後、眠る前にたくさんメモ書きをした。


そしてブログを執筆途中で温めている間に、世間ではDA PUMPの新曲のダサさと妙な中毒性が話題になっていた。驚いた。

 

 

それは私もイベントで困惑した新曲だった。

 

 

そして先日、ついに新曲のダサさがyahoo!トップでまで考察されるという現象にまで発展した。
そんなばかな。

 

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謎の新曲て!

 

 

正直、突然DA PUMPが気になっただけなのに

急に似たようなタイミングで世間がDA PUMPに気づいたので混乱している。

(私がDA PUMPを思い出したのは新曲発売の告知前、ほとんど露出がない頃である)

 

いろんな人がDA PUMPに気付く手助けに少しでもなれたらいい、という希望を胸に

ライブレポと「今こそDA PUMPを聴こう!」という推し記事を書くつもりだったのに、

たくさんの人が既に気づいてしまったので声を大にして伝えることもない気がしてきた。

 

でも、ニュースへの反応が概ね好意的で嬉しいし

ISSAやメンバーのDA PUMPもやはり伝えておかねばならないので私はブログを書きます。


しかもなんとなんとこのyahoo!トップ記事、
私のSNSも無関係ではないかもしれない…!?

というミラクルな事態にもなっておりまして。
その話は、最後にまた改めて。

 

DA PUMPとの出会い、そして感動

【突然DA PUMPの魅力に気づく】
3月下旬、別れのシーズンに私は出会った。
自分のつぶやきを引用する。

 

ある日突然ラプソディーインブルーを聴きたくなり、聴いたらまあ歌もダンスも上手すぎ顔も良いわで驚異すぎるだろと。

そしてメンバーすごい増えてて驚き、しかもISSA以外は別のメンバーで二重に驚いたが、今の彼らも良くて三重の驚きだよ。

 

そう、なぜか突然DA PUMPそしてISSAという逸材に気づいたのだ。


中学時代にチャートを賑わし、たまにワイドショーまで賑わせていたISSA。
もちろん存在は知っていたし顔は好きだったが、
今まで特別彼のこともDA PUMPのことも意識して生きたことがなかった。


しかし、終わらない夏♪君が変わった♪で恐らくある程度の層におなじみラプソディーインブルーがなぜか突然めちゃくちゃ聴きたくなり、
その経由で改めて過去の楽曲を聴いたり動画を漁ったりしたら……

 

いやいやいやいや、
歌、上手すぎだろ。ダンス、上手すぎだろ。


ISSA………すごくないか??
え?こんなにすごかったのか………


と、語彙力を失うほどに感動してしまいまして。

 

歌はもちろん、またDA PUMP、曲が良い。全部良い。
カラオケでラップ部分がやたら大人気のif… も良いけど、他の曲も本当にいいな。
あの頃はそれが当たり前だと思い平然としていたけれど

DA PUMP、こんなにカッコよかったのか……

 

しかも特筆すべきはISSA、

踊りながらあの歌唱力なのか?
おかしいだろ。上手すぎる。
そんなことが可能なのか。
え。しかも今39歳???


どれだけ努力してこの声とダンスを維持しているんだよ……………

 

 

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とはいえ、Apple Musicや検索結果で見たDA PUMPの写真(※現在は別の写真に変わっています)が

私の知っているDA PUMPと全然違って正直面食らったし
調べてみたらISSA以外のメンバーは全て新メンバーでまた衝撃を受けたけれど
DA PUMP関連商品(新体制後)のAmazonレビューの熱量が異様に高かったこともまた興味深かった。

 

たとえばこの作品へのレビュー。

 

 

LIVE DA PUMP 2016-2017
 

 

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最近のDA PUMPに対して、星5つ!

 

 

少し昔の作品も絶賛されている。欲しい。

 

 

DA PUMP LIVE 2009 THUNDER PARTY NUMBER9 [DVD]

DA PUMP LIVE 2009 THUNDER PARTY NUMBER9 [DVD]

 

 

で、これに対するレビューにはですね…

f:id:megumirai_words:20180520225042p:image

DA PUMPが存在しないことになっていると激しい怒りを感じる声まであるわけです。

 

こんなに熱いメッセージの数々、

受け取らないわけにはいかないではないか。


よし、新体制DA PUMPの動画を再生だっ!

 

〜再生〜

 

 


いやカッコよすぎだろ。

 

ISSA、え、いくつだっけ?
え?むしろ昔より声が出ていませんか?
なんなの?この伸びやかな美しいハイトーンボイスは???
そして、ダンスのレベルがみんなめちゃくちゃ高い…………

 

ええー……
そんなバカな。
こういう音楽にも、こういうB系?なスタイルにも
私、全然興味が持てないはずなのに……

気がつくと動画を何回も再生している。

 

DA PUMP……やっぱり超カッコいいよね!?

 

このPVは3年近く前のようだけれど、

そしてこれ以降今まで新曲は出ていなかったようだけれど
これは絶対にライブを観なければ!と使命感に燃えていたところ、
さらにこんな動画を見つけた。

 

 

ええー…?
そんなバカな。
DA PUMPが、ISSAが、
ショッピングモールでライブをしている……?
後ろにエスカレーターがある、のほほんとしたスペースで…?
しかも、大名曲のif…を歌っている……

 

しかも、生歌、めっっちゃうめえ………………

 

しかもしかも、1分5秒あたりから突然音声が途切れたのにすぐに立て直したISSAまじかっけえプロフェッショナル……………

 

みんなのダンスも、ショッピングらしからぬ本気……


私はいろいろな角度から驚愕した。

 

ショッピングモール自体を否定するわけではないけれど
観客とパフォーマーが同じ目線となるステージで観ていいレベルじゃないだろう、これ。
彼らは……彼らは、もっと高いステージから、

観客と距離を持って、ハイレベルなパフォーマンスをするべき存在だよ…?

 

いや…でも、「そんなことは何でもいいだろう」とばりに
どんな場所でも最高のパフォーマンスをお届けするのがDA PUMPのいいところなのだろう。

 

って、ISSA本人がちゃんと語っていたわ。

 

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(ブログのキャプチャ)

 

…ISSAってもしかしたら、イメージよりもっとちゃんといろんなことを考えている人だったのかもしれない。
(これまでどんなイメージを抱いていたんだ)

 

しかし、このハイなクオリティよ。
生で観なくてどうする!?
次にチャンスがあれば逃してはならない。

だってこのリリースの空きから想像するに、
次何かイベントがあったら行かないと
その次いつやるか分からないぞ。

 

そんなラプソディーインブルーは突然に的なきっかけ後、程なくしてイベントに出演することを知り
「チャンスはここだ」と抽選に応募した結果、めでたく当選したわけである。

 

 

イベントの偏ったレポと感想

 

【全出演者の中でトリを務めたDA PUMPだったが…】

この日舞浜アンフィシアターで一日2回に渡り行われたイベントは、DA PUMPの他にも三浦大知w-inds.、Leadなど

ダンスと歌で魅了するライジングプロダクション所属の男性実力派アーティストが出演していた。

どうやらライジングのお祭り企画で、今年で2回目の開催になるらしい。

イベントのタイトルは5月の風

エレカシファン的にはザワザワするタイトルなのだが(エレカシには四月の風という名曲がある)、とりあえず話を進める。

ちなみに私は昼の部に参戦した。

 

この日のDA PUMPはいちばん最後に登場した。そう、トリだった。

キャリア的にも成果的にもそれは当然のように思えたので、

出演順が発表されていたわけではなかったが私は最初からDA PUMPがトリという前提でステージを観ていた。

 

先に言ってしまうと、イベントは最高だった。

めちゃくちゃカッコよくなっていたw-inds.

ダンスがキレッキレのLead、

全員歌える期待の新人BuZZ、

今乗りに乗っている、世間がやっと魅力に気がついた三浦大知

DA PUMP(本命)の後輩である彼らのステージ自体が既に素晴らしく

本命前から私は「来てよかったー!!ライジング最高じゃん!」とかなりの満足感を得ていた。

 

そして満を辞して登場したはずの本命DA PUMPの姿に、私は一気に混乱した。

 

 

〜会場スクリーンにDA PUMP登場の案内〜

 

会場「キャー(ペンライト)←私は想定していなかったのだがペンライトがあったのです」

 

私「(ついに来たああ!ハイクオリティなパフォーマンスで一見さんをも虜にするはずDA PUMP!ステージで進化を証明するDA PUMP!流行りとかに流されない硬派でストイックDA PUMPの登場だ!!)」

 

 

DA PUMP登場〜

 

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…………?????

 

えっ誰?

えっISSAどこ???

 

そう、まさにこの新曲のジャケット通りのカラフルな出で立ちで登場したのですよ、硬派でストイック(と私は思っている)なDA PUMPが。

 

あれ、なんか私の記憶とまたちょっと違う雰囲気だな??

頭上にはハテナのマークが浮かぶ。

 

正直、この出で立ちはどの出演者と比べても異彩を放っていた。

後輩たちのあのクールでハイクオリティなパフォーマンスの後に満を辞して登場したみんなの先輩DA PUMPが、

このような我を忘れた、DA PUMPのカラーを忘れたかのようなカラフルだったときの衝撃がお分かりになるだろうか?

 

〜20秒後ぐらい〜

「あ…あのツイードみたいな、これからダンスをするとは思えない服を着ているのがISSAか……よかった、ISSAいた…」

 

しかし曲が始まる前になんとかISSAを見つけた私。

気を取り直して、いったん衣装のことは忘れて、DA PUMPのパフォーマンスに集中することにしたのであった。

 

【セットリスト】

この日のセットリストはこんな感じ。

 

1.ごきげんだぜっ!

2.SUMMER RIDER

MC、確かここでメンバー紹介

3.U.S.A

4.if…

5.we can't stop the music

 

ていうか、5曲だけだったのだな!?

そうは思えないほど充実したライブだったよ……

だって、見て分かるよね。

このセトリ超おいしいでしょ??

たった5曲なのに、初めましてと久しぶりと今の俺らと最高の盛り上がりナンバーが全部入っている。

常にDA PUMPDA PUMPの武器を全部使い全力でライブに挑んでいることが伺えた。

 

【衣装の謎 < ごきげんだぜっ!のパフォーマンス】

え!?

いきなりどきゅーん!ずきゅーん!!胸撃つまなざしはかなり挑発的な奴になってくれるんですか!?!?!?

 

私の知らない出で立ちのDA PUMPが、私や客席が大いに知っている名曲を披露しはじめ

さっそく会場の空気をDA PUMP色に染め上げた。

 

ISSA…!!!暑そうなジャケット着てるけどやっぱ最初からめっちゃ歌上手えええええ!!!!

てか何でこんなに声が出るの!?

 

初めてのISSAの生歌に私は感動した。

ISSAが踊っている、ISSAが歌っている!

踊っているとは思えないほどの歌唱力で、高音も素晴らしい!!

そして楽しそう!!歌っているISSA、輝きが違う!!!

名曲を聴けた感動よりも、正直ISSAの歌声への感動が勝っていたと思う。

もちろんダンスも嬉しいのだが、

とにかくこの歌声は唯一無二だろうが!!!ぜえはあ。

 

そしてメンバーのパフォーマンスも、衣装のことは忘れてさっそく素晴らしい!!

ステージ狭しとみんな踊る踊る。

プロだ。プロのステージだ(当たり前なのだが)。

 

これだよ!

これを観に来たんだよ私は!!

 

1曲目からテンションはダダ上がりだ。

ライブ後の自分のつぶやきにその興奮が現れているので引用したい。

 

DA PUMP、昔とメンバーの顔ぶれ全然違うし、ステージ出てきたとき服の個性がバラバラすぎてISSAどこにいるのか最初分からないぐらいだったが 歌とダンスが始まると何でもどうでもいい。

このときのために来た。この彼らを観るために来た。あれは芸術だ。ISSAの歌声はソウルフルだ!

 

そして惜しげもなく、超名曲のif…、ごきげんだぜっ!を披露する潔さ。

またISSAの声がすばらしい。あの頃より出てませんか?ミュージカルで鍛えてるから?ってぐらいの歌の安定感…しかも踊りながら…口パクやったことないんだろうな。

ISSA、チャラい面ばかりクローズアップされるけど、努力家だろ…😭

 

そう、本当に曲とパフォーマンスが始まってしまえば何でもどうでも(と言うと誤解を招くかもだが)良かった。

ワケの分からない出で立ちのインパクトを超えるパフォーマンスを、彼らはしているのだから。

 

ごきげんだぜっ!が終わると

そのままSUMMER  RIDERという、私が知らない曲に突入したのだが

その曲ももちろん、困惑より勝るのは圧倒的なカッコよさだ。

 

既に衣装のことは気にならなくなっていた。

 

【MCに見るメンバーの個性とISSAのDA PUMP愛】

さっそく感動的な話挟みますけどいいですか。

 

素晴らしいパフォーマンスをいったん終え、気さくに話し始めるDA PUMP

みんなの熱気が!とか、盛り上がってますかー、とか、ISSA声高いなー(私の心の声)、とか、

まあ正直無難な話題が中心のMCではあったのだが、どうしても知ってほしい話があるのです。

 

それはメンバー紹介時のことだった。

またしても自分のつぶやきを引用する。

 

メンバーそれぞれ自己紹介するとき、他のみんなは面白おかしく「現場監督です」「チェックマンです(?)」「スノボ大好き(?)」とか枕詞つけたのに、

ISSAったら空気を何も読まずにDA PUMPのISSAです」って言ったの。最高だよ。ISSAを形容するものはDA PUMPなんだよ。20年そうなんだよね

 

 

ーどう思いますか??

え?何がって?

いやいや。ISSA、DA PUMP好きすぎだろ、DA PUMPでいる覚悟がすごすぎるだろと感じませんか?

 

誰もがDA PUMPのISSAと分かっているのに、メンバーが面白おかしい言葉を探しているのに、

ISSAは何の迷いもなくDA PUMPのISSAと口にしたのだよ。

それがどういう意味を表すのか。

 

 

その日のメンバー紹介は、みんな自分の衣装の色や雰囲気をネタにしながら進んでいったものだった。

特に覚えているのはこの方の自己紹介。

 

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U-YEAHさんと書いて「ゆうや」さんらしい。

私は読み方が分からない間「ウーイェーイ」と陽気な感じに変換して覚えていた。申し訳ないと思う。

 

そんなゆうやさんの自己紹介。イェーイ。

 

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「(低い声で)どうも……現場監督です。」

 

ぶっ!!←私

 

「(低い声で)今日は、皆さんが安全に家に帰れるように現場をしっかり守りたいと思います……(ニュアンス)」

 

(^∇^)(^∇^)(^∇^)(客席)

 

いやいやいや、良いキャラすぎるでしょ。

ゆうやさん、絶対いい人でしょ。

もうこの時点でゆうやさんのこと好きになったわ。

 

と、他のメンバーもそんな感じで

完全ネタ意識で繰り広げられた自己紹介。

 

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Supremeの人(TOMOさん)がスノボをネタにしてみたりね。いいでしょ。

 

「現場監督の後とかやりにくいわ〜(笑)」とか言いながらゆうやさんの後もメンバー紹介が続く。

DA PUMPってば、気さくー!

と、一気にメンバーとの心の距離が勝手に縮まったわけなのだが

最後に口を開いたISSAは至ってマジなISSAだったのである。

 

DA PUMPのみんな「(Supreme)スノボ大好き!」「イエロー担当でーす」「…現場監督です」「やりにくいわ(笑)」

 

ISSA「DA PUMPのISSAです。」

 

どうですか?

ISSA、まじめ。全然空気読んでない。

そんなんただの空気読めないキャラかもしれないけど(えっ)、いやいや、DA PUMPを背負って生きてるとしか思えないでしょう。

 

確信したのは次のセリフを聞いたとき。

 

 

ISSA「20年、DA PUMPのリーダーやらせてもらってます。」

 

 

泣くだろうが。

 

 

(自分のつぶやき)

その後続いた言葉が「20年DA PUMPのリーダーやらせてもらってます」だよ!?私はこの話(※)を事前に知っていたからもうISSAに感情移入しまくり。

ISSAはインスタもあまりに飾らなさすぎるし、私の好みの格好でも音楽ジャンルでもないはずなのだが、それでもISSAは、DA PUMPはカッコいいのだ。

 

どう思いますか!?!?!?

分からないテンションかもしれないが、私は今も泣きそうだ。

これはただのメンバー紹介ではない…

ISSA以外のメンバーが全員入れ替わっている波乱万丈のDA PUMPが、それを隠さないISSAによってますますドラマチックなグループになってしまったという事実。

 

私にとって、それはDA PUMPの持つ物語性を端的に、一瞬で感じられる自己紹介だったのだ。

心を掴まれないわけがないだろう。

 

つぶやき引用に出てくる「この話※」とは、ちなみにこれのことである。

 

良いインタビューなのでぜひ読んでほしいのだが、特に見てほしいのが次のくだり。

 

「僕がDA PUMPを名乗り続ける理由」

f:id:megumirai_words:20180520200512j:image

(インタビューキャプチャ)

 

「お前がいる限りDA PUMPで良いんだよ」

 

 

社長ー!!!!!!!!(涙腺崩壊)

 

 

そういうことなんですよ。

ISSAが自らをDA PUMPと名乗り続ける理由は、そういうことなんですって。

ISSAの感覚も世間と同じ。DA PUMPと名乗ることを悩んでいた。

そこを乗り越えて今のISSAがあるのだ。

 

泣くだろうが。

 

それを踏まえてこの文をもう一度読んでください。

 

ー ISSAったら空気を何も読まずに「DA PUMPのISSAです」って言ったの。

 

ー その後続いた言葉が「20年DA PUMPのリーダーやらせてもらってます」だよ!?

 

あなたももうISSAに、

そしてDA PUMPの物語に感情移入しているはずだ。

 

 

【問題の新曲を聴いたときの気持ち】

「新曲やります!」

ファン(拍手と歓声)


その日のイベント前には新曲『U.S.A』初披露!と告知が行われていた。
私の第一の目的は「とにかく今のDA PUMPのパフォーマンスが観たい、あと昔の曲も聴けたら最高」だったため、

申し訳ないがライブ前に新曲について深く調べることはしなかった。

だから彼らがカラフルすぎる衣装で登場するとは思っていなかったし

予期せぬ服で人の見分けがつかずISSAを探すことになるとも思っていなかったし
ISSAのインスタグラムで書かれていた「いいねdance」も、何のことを指しているのかさっぱり分からなかった。

(ちなみにISSAのインスタグラムがあまりに地元の兄ちゃんのようなイカつ…飾らなさが目立つことにも困惑していた)

 

とはいえ、新曲をいち早く聴けるのはやっぱり嬉しかった。

 

新曲に対する思い

■Before
「いいねdanceの意味はよく分からないけど、きっと楽曲は世間がまたDA PUMPの魅力に気がつくような超絶カッコいい曲になっていて、勝負をかけるのだろう。楽しみだな〜〜!!」

 

ライブを観る前はそう思っていた。

 

しかし新曲を体験したあとの私の感情はこれだった。

 

■after

「今のはいったい?」

 

…いや、さすがにこれだけだとひどいな。

もう少し詳しく経緯を紹介したい。

 

第一段階
「ユーロ……ビート……?」

うん。めっちゃユーロ。

 

第二段階

「カモンベイビーアメリカ……カッコ…よさ……?え、なんか期待してた雰囲気とちが……」

うん。めっちゃアメリカゆうてるよね。なぜアメリカ?

 

第三段階

「でも…でもやっぱめっちゃ歌上手ええええダンス上手えええええISSAカッコいいいいい、カモンベイビーアメリカ!!!いいねdanceもなんか楽しくなってきた!!!

これを人はナチュラルハイと言う。

 

最終段階

「…楽しかったけど、私はいま一体何を観ていたのだろう?」

私が今見たのはDA PUMPなの、だよな?

 

カオス。いやでもほんとこんな感じ。

 

なんだかすごいものを見た気がするのだが、具体的に何がどうすごいのかその場で説明することができない感じ。

あっけにとられた、とでもいうのか。

私の予想していたDA PUMPとはたぶん、だいぶ違う。けど、けど……

なんだかすごく印象に残る…………

 

少しの残念感と、なぜか生まれた高揚感。

え、なに、この気持ちは?

 

正直、聴いた当日に「新曲最高!」とつぶやけるテンションではなかった。

でも今はこう思う。

 

もっとちゃんと、穴のあくほどステージをガン見しておけばよかったと。

 

 

気がつけばあの日以来、あの新曲について考えてしまっているのだから、と。

 

 

うん、たぶんみんなが初めて新曲のPVを観たときの感じとほぼ同じと思ってもらえればいいと思う。

 

 

この気持ち、カモンベイビーアメリカ後の皆さんとなら共有できるはず。

 

ちなみに、動画のコメントで私の気持ちを代弁してくれている人がいたので貼らせてもらう。

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うううう、そうそう。まさにこれです。

 

 

【「いいねdance」でもDA PUMPの価値は失われない】

例の振り付けにも言及しておこう。

 

ISSA「サビの振り付けをみんな一緒にやってほしくて。超簡単です」

曲を披露する前にDA PUMPとISSAが説明を始めた。

 

DA PUMP(要約)「サビのカモンベイビーアメリカ♪のときに、手をいいね!の形にして耳横で振ってください。これだけです(笑)」

 

いいねdance、これのことかー!!!!!

確かに超簡単!!!

 

みんなで楽しめるようにこんな振り付けを入れるなんて、DA PUMP優しいかよ…と思いつつ、しかし少しだけ複雑な気持ちもあった。

 

だってDA PUMPなら、みんなが絶対に真似できないような超絶難しいダンスを全員が披露できるはず。

それなのに誰でもできるいいね!の振り付けなんて………

DA PUMPブランドの価値は……?

DA PUMP………それでいいのか!?

 

まあとは言えせっかくならその空間を楽しみたいので、

私も一緒にいいねdanceをしたのだが。

 

〜曲回想〜

 

DA PUMPカーモンベイビーアメリカ!!!(一斉に手をいいね!!)」

 

客席

b b b b b ×無数(一斉に手をいいね!)

 

………

 

 

あれっ……楽しい………?

 

 

そう、やってみたらなんだか楽しくなってきちゃったのですよね。困った。

 

先ほどのafter第三段階あたりで芽生えた感情とも言えるけれど

複雑な思いとかどうでもよくなるほど、その場の空間を楽しく支配する

全力で謎のダンスをするDA PUMPがそこにいた。

 

DA PUMPというブランドの価値?

それは他の瞬間で十分補える。

彼らは今、新しい挑戦に本気で取り組んでいる。

あんなにパフォーマンスに優れたDA PUMPが、みんなで楽しめる瞬間を本気で作り上げようとしているのだ。

いいねdanceはその試みの象徴…

このDA PUMPも、やはりDA PUMP…!

 

むしろ、新たなる価値が生まれた瞬間だったのだ。

 

 

まあ実際にライブを観ているときはそこまで深く考えていなかったですが。

カモンベイビーアメリカはね。

後から「来る」んだよ…。

 

【しかし、ISSAの言葉に妙にツボるのはなぜ】

そうそう、あとこの話もしておきたい。

新曲を紹介する際のISSAのMCである。

いきますよ。

 

 

ISSA「3年半かけてね、練りに練った曲が……U.S.A、という。」

 

 

……どういう意味!?!?

このくだり、なんだかめっちゃ笑ってしまいそうになったのだが。

 


もしかしたら、自分でもなぜ突然のカモンベイビーアメリカなのかと思ったのかもしれない……?

つーか本人もよく分かっていないのかもしれない……?

そんな過去が伺える、でも冗談なのか本気なのか分からない、不思議な喋り方だった。

え、超好きなのですけど。 

 

「なぜアメリカなのか」という客席のツッコミ待ちだったのか、

それとも本当に練りに練った、会議を重ねに重ねて生まれた曲だったのか。

 

今はISSAの解読は難しい、とだけ言っておきたい。

 

【貫禄の大名曲へつなげるDA PUMPの強さ】

そんな感想が支離滅裂になる新曲を経て聞こえてきた前奏に会場中が沸いた。

 

 

チャラチャラチャラ…♪チャラチャラチャラ…♪(もっといい表現はないか)

 

 

うおお!!

『if…』だー!!!!!

 

 

そう、ついにあの名曲を生で聴けてしまったのである。いいだろ。

おおお、DA PUMPがあの曲を目の前で踊り始めたよ!!

もちろん客席からはワッと歓声。

 

DA PUMPといえば外せないこの曲を惜しげもなく披露してくれるなんて、好感しかない。

 

過去のセトリを辿ったときも、ほぼ確実に演奏されている曲はif…だったので

たぶんISSAが累計でいちばん歌っている曲なのだと思っているのだけど

ISSA、全然飽きてない。

当たり前だけど、全然飽きずに歌ってくれている。

ISSAの伸びやかなボーカルが、当時のCD、いやそれ以上の正確さを持っている。

響き渡るISSAの声、会場中の高揚、

そしてメンバーの丁寧なダンス。

なんと素敵な空間よ……

 

元祖if…を作り上げたメンバーはもうISSAしか残っていないわけだが、

今のメンバーたちが丁寧に愛着を持ってif…と向き合っていることが感じられるダンスだった。

ますます好感が持てた。

 

さらにif…の後、ラストにあの最高なwe can't stop the musicを持ってくるなんて

イベントは大成功の道しか辿らないわ。

覚えてますか?

あの、拳を突き上げてDA PUMPが歌う力強い名曲ですよ。

ISSAがアフロ風だったあの曲ですよ。

もちろん会場中が拳を突き上げて「ウィーキャンストップザミュージーック!!!」ですよ。

 

 

We can′t stop the music

We can′t stop the music

 

 

 

そんなこんなで、イベントは最高潮の盛り上がりを迎えたまま終了したわけである。

 

はあ、やっと振り返れた。

 

 

DA PUMPステージの総括】

ここでも自分のつぶやきを引用したい。

 

トリのDA PUMP、正直最初は客層的に三浦大知のファンが多そうだったから不安だった。

でもさすがにみんなDA PUMPのことは知っているしあの名曲で心鷲掴みだし、「やっぱりISSAはカッコいい」みたいにつぶやきながら帰る人もいたし結論、みんな観たらISSAに目を奪われる。ISSAという絶対的アイコン。

 

正直たぶん、客席に多かったのは三浦大知のファンであった。

それは恐らくここにいるみんなが分かっていた。

紅白にも出演し、今まさに旬な三浦大知

彼の登場前、この日一番の歓声が上がった。

 

三浦大知本人も、パフォーマンスはもちろんMCまで気さくで謙虚でとても好感の持てるアーティストだったので

ファンの多さで負けたとかそんな話をするつもりは全くない。

そうではなくて、そんな会場の空気が最終的に「やっぱりDA PUMPいいね」「やっぱりISSA上手いな」でなんとなくまとまっていたことを伝えたいのだ。

それはとても驚異的なことのように思う。

 

単にヒット曲を聴けるおいしさだけではなくて、

今でも、むしろ今がすごいDA PUMPとISSAを目撃することで、DA PUMPの価値が各々の心の中にその場で再構築される感じ。

 

ああ、やっぱりDA PUMPはすごいねという共通認識が、観ている人にどんどん伝達されていく。

 

たった5曲のステージだけど、私が感じた不思議な感情。

それは例えれば、

なんていうんですか幸福感?

 

まあそれはきっと、

分析できないフォーリンラブだけどもね。

 

 

Feelin' Good -It's PARADISE-

Feelin' Good -It's PARADISE-

 

デビュー曲からめっちゃ良いよなあ。

m.c.A・Tさんありがとう。

 

【記念写真館】

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まさか私がISSAのサイン入り写真を手にする日が来るなんて。


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風の強い日でした。

 


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せっかくの舞浜なので、ディズニーに行ったフリをしました。

このチョコチップクッキーはマジでおいしいよ。

 

【バズったときのファンの反応が素晴らしかった】

ジャケダサいが話題になった当初も、世間の反応は「でも上手いよね」「逆にカッコいい」「ハロプロ」など割と好意的(?)なことに胸を撫で下ろしたが

そのときのファンの反応が

「ジャケがダサいって話題!?いいんじゃない!?

「このままどんどん話題になれー!」的なポジティブムードだったことも補足しておきたい。

 

「ジャケはダサいですがダンスと歌は本当にカッコいいんですよ(^-^)」とU.S.Aの舞浜ライブ映像を紹介するファンも現れたが、

ダサいと言われていることに怒っている人はいないように思えた。

むしろ、これをチャンスとばかりにファンは一斉に営業を始めた感じだった。

本当に寛容で素晴らしいと思った。

 

ファンはずっとDA PUMPの良さを広めたい、広まればいいと思っていた。

そのチャンスをずっと探していた。

 

「ネタにされてはいるけど、disられてはいない」

 

話題の本質と可能性を早くから掴んで信じていたのがさすがだなと思う。


私は、実のところバズる前は不安だった。

この不思議な新曲がもしネット民に見つかったらどうなるのだろうと。
今のDA PUMPを知らない人たちが面白おかしく取り上げるのかな?実力派なのになあ、と。

〜予想していたdisり〜
DA PUMP迷走」
「メンバー増えすぎ」
「いいねdanceとかw」

「見ていて悲しくなる」

…でも、妙に耳に残ることは間違いないし
パフォーマンスのクオリティは衰えていないどころかむしろ進化しているし
その事実に気づいてくれたら大丈夫かもしれない(?)とも考えていた。

 

その「大丈夫」が現実になって本当に良かったと思っているけれど

同時に、私の考えが浅はかだったことも分かった。

 

もっとDA PUMPのポテンシャルを信じ切っていればよかった!ごめんよDA PUMP

まだまだだなー、私!

 

 

yahoo!トップ記事の不思議な縁】

最後に冒頭で紹介した記事の話について。

 

 

これはU.S.Aがハロプロファンにウケているのはなぜか?という考察を

あるハロオタユーザーへの取材の元、超細かく分析した良記事である。

 

そしてこのあるユーザーの方というのは、実は私が最近つながった音楽好きのフォロワーさん  ( @3am_sp )である。

前記事の小沢健二ライブレポへの感想をくださった縁で相互フォローをすることになったのだ。

 

 

記事に知っているアカウント名が出てきて本当に驚いたのだが、

驚きはそれだけでは終わらなかった。

 

なんとそのフォロワーさんからこんな言葉をいただいたのだ。

 

 

DA PUMPを勧めてくださりありがとうございました」

 

 

え?

あ、確かにカモンベイビーアメリカについてリプでやり取りしましたね!

でも、それが…?

 

「自分がU.S.Aを観たのは、確かめぐさんのRTからだったと思います」

 

!!ええ!!!!!そうだったのか。

私のDA PUMP推しタイムラインで見つけてくれたのか!?

 

「まさか小沢健二ロスがこう転ぶとは…笑」

 

いやいや、本当に私も全然予想していなかったですよ。

 

 

どうやら、私がDA PUMP関連のツイートをしたりRTをしまくっているのを目撃してくれたのがきっかけでカモンベイビーアメリカにハマり、

そこからもうハロプロじゃないか(?)と閃き、あのハロプロ考察に発展してくださった模様。

 

 

えええーーなんてつながり!

まさかそんなところから新たな沼とファンコミュニケーションが発生するなんて……

これぞSNSの醍醐味ではないだろうか。

私もハロプロのトンチキ要素好きなので嬉しい。

泡沫サタデーナイト!とか最高だよね。

 

 

しかし、なんでも書いたり紹介してみるものだな。

メモ魔の自分を少しだけ肯定できる気がした。

 

DA PUMPのみんな、面白いきっかけをくれてありがとうね!!

 

【おわりに】

皆さん、DA PUMPはいいですよ。

カモンベイビーアメリカも最高ですが、if…もラプソディーインブルーも他の曲も最高ですし!

私もまだまだ追っている最中ですが、

今こそDA PUMPの魅力にどんどん気づいていきましょう。

 

今も昔もDA PUMPはすごい。

ISSAが守り抜き、新たな境地に辿り着いたカラフルなDA PUMP

これからも見守っていこうぜっ!そう、ごきげんにね。

 

 

▼ちなみに、今後予定しているイベントはこちら!

詳細はオフィシャルへ。

 

6/6 (水)【東京都】
池袋サンシャインシティ噴水広場


6/7 (木)【千葉県】
ららぽーとTOKYO-BAY

6/9 (土)【神奈川県】
たまプラーザ テラス ゲートプラザ1F フェスティバルコート

 

|DA PUMP OFFICIAL WEBSITE

 

 

【小沢健二ライブレポ】ぼくらが旅に出る理由は、オザケンの魔法を信じ続ける幸せを知ったからだろう(5/2武道館)

フジロック以来の小沢健二を観てきた。

去年私がフジロック行きを決めた理由の95パーセントは何を隠そう「小沢健二を観るため」であったが、

またこんなに早く小沢健二のライブを体験できることになるなんて、まだまだ魔法は続いていたらしい。

 

【開始前・お祭り屋台】

「春の空気に虹をかけ」

#春空虹 と呼ばれているらしい今回のステージ。

あいにくこの日の夜は雨模様だったものの、

ゴールデンウィークにぴったりなタイトルだ。

早々にチケットを手に入れてくれた友人と会場前で落ち合う。

 

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「グッズのシャボン玉、買いだな」

「7色ライトも絶対に欲しい」

フジロックのライトは金色だった」

「歌詞Tシャツ欲しいけどウサギTも気になる」

「本とは」

高いテンションでまずは物販コーナーへと赴くも

「シャボン玉、ライト、売り切れです」

ええっ…

「じゃあウサギT」

「そちらは全サイズ完売です」

ええ……

「歌詞Tシャツは」

「こちらのLサイズのみです」

えええ……

「長袖シャツはございます」

うう…今日はTシャツの気分なんだ……!

 

フジロックのときもほとんどのグッズが早々に完売したようだけれど、武道館でもなのか。

すごい人気だ。小沢健二の威力と物販セールス状況にまた驚かされる。

 

「ほ、本はあるぞ…立派な…本が」

「…1冊ずつ買おう」

「うん。中身はまだよく分からないけれど…」

私は迷った末に赤を選んだ。

 

そして、せっかくなので

「長袖シャツください」

「LサイズのTシャツもください」

友人は長袖シャツを記念に購入し、

私は大好きな『ラブリー』の歌詞が入ったピンク色のTシャツをわざと少し大きめに着ることを決意した。

 

お祭りの屋台で過ごすような時間を経て、

いよいよ本会場となる魔法の世界へと足を踏み入れた。

 

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(いったいなんて書いてあるのだろうか?)

 

【ステージと一体化する魔法の席】

「え!ここ、ステージの真裏じゃん!!」

チケットに書かれた案内を元に辿り着いた場所を見て友人と私は笑いそうになった。

そう、そこは予想外の「ステージにいる人の背中を見ながら客席のみんなの顔を見る、もうひとつの客席」だった。

「後ろ姿しか見えない…けど……近ッッ!!

そう、そこは「後ろ姿である代わりにめちゃくちゃ近いよ、オマケつけといたよ」と言わんばかりの

距離感としてはかなりの良席でもあったのだ。

 

大体の人はそりゃ真正面からステージを見たいと思うだろうけど

私はそんなに落胆していなかった。

なぜなら私の身長は四捨五入して152センチ。

アリーナ席の後方なら、まず間違いなくステージが「なんにも見えない」のだが

真裏なら確実に「姿は見える」から、寧ろいいかもしれない。助かった。

それにこの位置。まるで「小沢健二のバックバンドの一員かのような席」ではないか……

しかも私たちの席位置は完全にセンター。

ステージのセンターから、小沢健二のパフォーマンスと客席の様子を目撃できる……?

バックバンド視点か、あるいはスタッフ視点か?

どちらにしても(※どちらでもない)

こんな体験滅多にできない!

それに彼らはどんな席の人でも楽しんでもらいたい、と絶対に何度か後ろを向いてくれるだろうし(染まった大人の考え方)、大丈夫、顔は見られる。

ワクワクしながら時を待つ。

 

ちなみに開始前、同日小沢健二を観に行くと話していた同僚から

「ステージ真裏の席でした」とLINEが届き、さらに笑いそうになった。

待て、それめちゃくちゃ近い可能性あるから。

 

【魔法の時間が始まった】

ステージが始まる合図、客電が落ちたときの光景に息を飲んだ。

「めちゃくちゃきれいだ………」

売り切れたグッズである7色ライトの光が、客席で一斉にキラキラと輝きだした。

さすが売り切れただけあって、みんながサクラなのではないかと言いたくなるほどの光の量。

その光景は夜の川に咲く花のような、

野外フェスティバルで見るかのような解放感のある輝き。

ステージの真裏から、そうつまりステージから見る景色とほぼ同じ景色を私は目撃したわけで

「ステージからはこんなに美しい光の川が見られるのだな」と

曲を聴く前から、本人が出てくる前から静かに感動してしまう。

 

そして、そのオープニングの時点で私はまさかの同僚の発見に成功。

「え、前列で誰よりも早く立ち上がっているあの人、同僚じゃん………」

本当にものすごく近い席にいたようだ。偶然すぎる。

 

【本当に満島ひかりが普通にいる】

いよいよステージに小沢健二、演奏隊の皆さんが現れたが

そこには本当にナチュラルに満島ひかりがいた。

このときはまだ、後ろ姿しか見えていないけれど

私から見て小沢健二の右側にスッと立っている彼女は、どう考えても満島ひかりだった。

華奢でスタイルの良い黒髪ショートカットの彼女。

あっさりしたTシャツに幅広のゴムシャーリングが施されたロングスカートというのか、ほぼワンピースのような様子をしたファッションに身を包んでいる。

友人「後ろ姿でもかわいい」

確かに。

 

〜回想・国際フォーラム1日目の出来事〜

その日はチケットが取れていなかったため普通に仕事をしていた。

 

「やばいです。国際フォーラム、とんでもないネタバレ見ちゃいました

「なに?どんなネタバレ?セトリじゃないなら聞きたい」

「言っていいですか?ステージに満島ひかりがいるらしいです」

「なんで!?!?」

 

…と、今回座席が超近かった同僚からのリークにより、

この公演に満島ひかりが来るであろうことは分かっていたのだが

本当にそんなに自然に登場するものなのだなと、ちょっと驚いた。

いや、最近一緒に何かをすることがちょくちょくあったり、フラグは立っていたにしたって。

小沢健二は二度目の目撃だったが、満島ひかりは初めて。

面白い組み合わせだなあ、でもなんか、分かるなあ、と思わせる力がある。

 

【セトリ】

音楽サイトから拝借。

ブログのタイトルにレポ、と書いてしまってはいるのですが
小沢健二の曲に関しては、正直に言うと知らない曲もタイトルがあやふやな曲もあるため(ごめんよ…)
特に印象に残った曲や言葉をお伝えしますね。

 

1.アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)
2.シナモン(都市と家庭)
3.ラブリー
4.ぼくらが旅に出る理由
5.いちょう並木のセレナーデ
6.神秘的
7.いちごが染まる
8.あらし
9.フクロウの声が聞こえる
10.戦場のボーイズ・ライフ
11.愛し愛されて生きるのさ
12.東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー
13.強い気持ち・強い愛
14.ある光
15.流動体について


アンコール

16.流れ星ビバップ
17.春にして君を想う
18.ドアをノックするのは誰だ?
19.アルペジオ (きっと魔法のトンネルの先)

 

【朗読からはじまる小沢健二のステージは今日も難解でファンタジー】
「小沢くん、インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない」

で、出たー!!!

明らかに物議を醸すはずなのに強行突破し作品として昇華させる小沢健二にしかできない表現方法の真骨頂、アルペジオの歌詞だー!!!

この日のライブはその歌詞の陽気な朗読(?)からスタートした。

 

小沢健二「小沢くん♪インタビューとかでは何も本当のこと言ってないじゃない♪!」

 

客席「小沢くん ( ˆoˆ )!!インタビューとかでは ( ˆoˆ ) !!何も本当のこと( ˆoˆ )!!!言ってないじゃない( ˆoˆ )(満面の笑み)!!!」

 

どんなテンションだ。

のっけから小沢健二のコンサートでしか見られない可笑しなやり取りだなあと思う。

現実とも空想とも捉えられそうなギリギリの世界で、リアルとファンタジーの狭間で

小沢くんが次に口にする言葉、口にするメロディを心から待っているにおいがする。

ちなみに私、「下北沢みん亭」のくだりが好きです。みん亭おいしい。甲本ヒロトの元バイト先。

 

【踊る小沢健二、踊らされるぼくら】

『シナモン(都市と家庭)』で触れずにいられないのは、やっぱりスーパーヒーローにヘンシンするときの振り付けだろう。

あの小沢健二、そして満島ひかり

後ろ姿でも超ダサかわいかった。

あの、本当に変身できるのだろうか?

と突っ込みたくなるぐらいのヘナヘナしたポーズは狙っているのだろうか。

いや小沢健二がシャキッとヘンシンポーズしていたら、そっちのほうが現実味がないのだけれど。

そしてその振り付けを楽しそうに再現するファン、私も含めて二重の意味で踊らされている…!!小沢健二ワールドにそそのかされている…!と思いつつ、そのたくらみには参加したほうが楽しいって知っているからやめないのである。

 

【メンバー紹介もメロディにのせて】

36人編成でお届けするという小沢健二のステージ。

メンバー紹介がまるで歌のようになっていたのが印象的だった。

ちなみにステージ真裏だったから分かること、

小沢健二満島ひかりの位置にはカンペ、いや台本と言いたい、のようなものがあった。

青い紙に詳しくいろいろ書かれていた模様。

私はメンバー紹介という歌を聴きながら

やっぱり小沢健二は頭が良いから、どんなに多くても全員の名前と呼ぶタイミングを暗記しているのか

と思っていたが、その最中にカン…台本に気がついて少しホッとした。

小沢健二も人間だった。

 

【LIFEのターンに見る、小沢健二ファンのふしぎな特長】

『ラブリー』『ぼくらが旅に出る理由』

この2曲は説明の必要がないぐらい、ここにいた人々にとっての合言葉的な曲だと思うし

客席の高揚感も説明の必要がないぐらい、想像がつくかもしれないけれど

私は三日経ってもあの会場の空気を一言で説明することができずにいる。

 

小沢健二のファンって、本当に老若男女という言葉がぴったりで

彼と同世代の男女はもちろん、彼より上の年代の方もいるし

親子で来ている方もいるし

どこから知ったのかな?と聞きたくなるほど若い女の子もいるのだけれど

ボリュームゾーンはやっぱり「小沢健二をあの頃通って来た層」なのではと思っている。

それなのに、会場の空気は

あの頃、あの曲を聴いていた90年代にみんな戻ったかのように青春を思い出して喜んでいる……だけではないと思えるのが面白いところで。

うまく言えないけれど、

小沢健二を聴く人たちは、あの頃の小沢健二聴きながらも未来を、今を生きているような気がする

小沢健二が青春をもう一度よみがえらせてくれた!
と単純に楽しんでいる人たちってそんなにいないのではないだろうかと。

懐かしさに高揚するだけじゃない。

それより、やっと小沢健二がここまで来てくれた、というか

やっと小沢健二と今を共有することができる嬉しさのような空気があふれているような気がする。

止まっていた時間が動き出したとでもいうのかな。

 

あの頃の名曲を聴くだけなら頭の中でもスマートフォンでもできるけれど、

それを今の小沢健二が歌い、今の自分たちが聴くことに意味があるのだと思う。

 

【あらゆる旅を受け止めてくれる小沢健二の音楽】

想いがさらにあふれたのは『ぼくらが旅に出る理由』を聴いているときだった。

この曲を聴きながら私は涙が出てしまったのだが、会場の一体感をステージ側から眺めながら

「ぼくらが旅に出る理由は小沢健二の魔法を信じ続けるためだったのか」

と頭の中で呪文のように繰り返していた。

なんだそれ、と自分でも思いますが

旅を年月や生活の象徴だったり、

新しい発見や興味の移り変わりに置き換えてみるとイメージしやすいかもしれない。

 

私たちは毎日時間という空間を旅している。

空間移動をしなくても、誰でも必ず、生きているだけで体験できる旅だ。

少年や少女が大人になることは、あの頃とは違う場所まで旅をしてきた ということだ。

 

私たちは毎日少しずつ変化している。

それは目に見えるものであったり、見えない心のほうであったり。

新しい場所へ行きたくなったり、時には過去に戻りたくなったり。

その変化という旅の先に魔法のような喜びが待っていればいいのに、と私は願う。

 

小沢健二のライブには、その「旅の先」に喜びがあることを示してくれるような世界がある。

というより、「喜びがあるといいよね、こんなふうに」と エンターテイメントで出来る限りの幸せ製造と提案をしてくれているような。

時間の旅も変化の旅もまとめて受け止めてくれるファンタジックな力があるように思う。

ここにいるときもいないときも、

またここに来れば音楽の魔法を大まじめに信じている小沢健二やたくさんの人間がいる。

それが、彼が使える魔法のひとつなのかもしれない。

 

旅に出る理由なんか聞かずに、どんな状態になって帰ってきても

おかえり、と受け止めてくれるような。

ここにはまだ他所では失われたはずの輝きが残っているから、くつろいでいってくださいねと言わんばかりの家庭的魔法。

 

ただ少し付け加えたいのは

小沢健二自身が「いつどんなときも我々を笑顔で迎えてくれる海のように広い心の人」と言いたいわけじゃないんだ。

私はそこまで現実の小沢健二をファンタジー化していないし、たぶん現実の小沢健二、相当難しい人だと思うし。

ただ、彼の音楽にはふっと息を緩められる魅力がある。

彼自身も小沢健二という音楽を一目置いているから、またやろうと思ったのではないかな

と感じるぐらいには、客観的に小沢健二を見ているような気もするのだ。

だから安心するのかもしれない。

 

【MCらしいMCは、ほぼ空想で終わる】

この日の小沢健二、あまり喋らなかったと思う。

フジロックでしか彼を見たことがないから、普段饒舌なMCをする人物なのかどうかも定かではないのだが

この日いちばん長い時間喋っていた瞬間といえば、これだったのではないだろうか。

 

「雨結構降ってきちゃいましたね。大丈夫ですか?」

 

ああ、ライブ前に降ってきた雨を気にしてくれているのか。

大丈夫ですよ、もう武道館の中ですし。

 

「まあ、野外だから仕方ないと思うけど…」

 

んっ?

 

まさか……何かがはじまっているのか?

客席も何かを悟る。

 

若い人たちは知らないと思うけど」

 

うん?なんだろう。

 

「ここには昔、日本武道館という建物があったんですよね。」

 

跡地設定!?

 

やっぱり空想設定はじまってたー!!!

 

小沢健二のライブでしか成立しないような、架空の未来のMCが数分に渡り繰り広げられたのでした。

 

金閣寺みたいに焼けちゃって…とか、物販のスタッフが火をつけて…とか、

そうしてここは北の丸アンフィシアターになったとか、小沢健二じゃなかったらおーーい!とついていけなくなるところでした。また見たい。

 

満島ひかりと青い傘】 

この日の『いちょう並木のセレナーデ』は作品として美しかった。

というか、これは反則だった。

満島ひかりが完全に女優として演技をしていた。

ステージ端に腰を下ろす小沢健二

青と紫が混ざったような複雑な美しさのビニール傘(野外設定だからね)をくるくる回す満島ひかりが、小沢健二の元に歩いてくる。

二人は並んで座り、傘を差す。

え?相合傘……こ、これは恋人同士の設定なのだろうか?

小沢健二、役得すぎるのでは。

そう思った人は正直に教えてほしい。

私だけだったら考え過ぎかもしれないし。

 

曲の終盤になり、満島ひかり小沢健二の元から去る。

ステージの端と端に立ち、いちばん遠くから二人は見つめ合い、そして離れる。

え?だからこれ何設定…?

現代版・小沢健二流・雨に唄えば?(ちがう)

聞きたいことはいろいろあれど、

美しかった。

 

満島ひかりがここにいてくれる正解】

「そして報道の通り、満島ひかりは全曲参加し、歌います」

メンバー紹介時に客席がワッと歓迎に沸いた。

小沢健二のライブに満島ひかりがいることがなぜここまで自然で、なぜここまでファンにも受け入れられるのか?

それは「満島ひかりだから」としか言いようがなかった。

たぶんほかの女優ではダメで、ほんのりサブカルなにおいと絶対的な美しさとコケティッシュな魅力を持つ、小沢健二の歌詞に出てきても許せる女の子だから良かったのだ。

満島ひかり、すばらしい。

私は特別彼女のファンではなく、演技が好きなわけでもない。

むしろ普段の演技はちょっと大げさなんじゃないかと思っているぐらいだ。

(某ドラマも脱落してしまった)

でもこのステージに彼女がいることは必然だったように思う。

ライブのステージがひとつの作品になり、

女優として台本を完ぺきに自分のものにして、

世界観に溶け込み、彩りを添えていた。

とにかくその世界は美しい!

歌手になり、女優になり、時にはセットを作り上げる一部になり…

特にあの、なんて説明したらいいのか

鉄のパイプみたいなものを4つ小沢健二の周りに設置して

光る糸をぐるぐる巻いて曲中にボクシングのリング(もっとロマンチックな表現を募集中)みたいな世界を作り上げたシーン、謎すぎて感動してしまった。

あのとき申し訳ないけれど小沢健二のことが見られなかった。ひかりの光だけ見ていた。

さて、小沢健二はそのリングからどう抜け出すのか!!…と楽しみにしていたら曲が終わる前にあっさりリングを解体してしまったところもすごかった。

小沢健二満島ひかりに本当にたくさん謝礼をお支払いしてください。

後ろもちょくちょく向いてくれて本当にかわいかった。

同僚は、終盤に光の球体のようなものを持って左手を掲げる満島ひかりの横顔がすばらしいと言う。

「本当に女優だ」と見惚れてしまったらしい。

分かるよ。芸術品のようだったね。

 

【パチンッ。生活に帰ろう】

「どうもありがとう。アンコール呼んでください」

そう笑いながら言い残しステージを一旦去る小沢健二

アンコールがあることにホッとしつつ、ああそろそろ魔法の時間が終わるのだと寂しい気持ちになる。

小沢健二もそんな会場の空気をもちろん察する。

ますます盛り上がり名残惜しむアンコールの観客に向けて、彼は話し出す。(要約です)

 

「こんなに盛り上がっているのに、終わるんですよ

 

いちばん盛り上がっている楽しいときにライブは終わってしまうものなのだ。それがいつもなんとも言い難い気持ちになるのだろうか、そんな雰囲気を醸し出しながら彼は語る。

 

「僕、カウントダウンが好きで。すごく簡単なのに、一緒に作り上げている感じがして。」

 

ライブ中、「東京!」「男子!」「女子!」とまるでaikoのように客席と十分コミュケーションを取っていたような気もするが、小沢健二は特にカウントダウンで客席とのつながりを感じるようだった。

確かにそうだなあ。

では、カウントダウンでラストの曲を始めるのだろうか。

心の中で準備したが、どうやらそうではないらしい。

 

「だから、みんなでカウントダウンをして、日常へ帰りたいと思います。」

 

え?あ、そういうことか?

と言いつつまだ事態が飲み込めていない私。

もしかして、カウントダウンをしたら客電がついて終了するのか?

魔法が解ける瞬間まで演出するのか。

さすが小沢健二だ………

 

「行きますよ」

 

ドキドキ。

 

小沢健二・客席「5」「4」「3」「2」……

 

「1」

 

パチッ。

ここで小沢健二の指が鳴ったような音がする。

(ちゃんと見えていない)

 

「生活へ帰ろう」

 

小沢健二は朗読し、

ここでフッと客電が「消えた」。

 

辺り一面、夜の花のライトが綺麗に咲き誇った。

まるで、ライブの開始前と同じように。

 

いやいや、

 

生活帰れねー!!!!!

 

最後にこんな非現実なファンタジーな景色見せるんかい!!!

 

私は小沢健二に心の中で笑いながら抗議した。

しかし小沢健二は既に日常に戻っているためステージを降りてしまっていた。

魔法使いは夢を叶えたらいつのまにか消えてしまうものなのだ。

 

客席は慣れたもので、本当に生活に帰るのが早い人たちがすぐに席を後にしていて

住人なのだなと思った。

 

この話を別のミュージシャンのライブによく行く友人にすると

「ええ!(生活に)帰っちゃうの」と悲痛な声を上げた。

ライブは帰るまでが遠足というタイプには確かにあのカウントダウンは慣れないだろうなあ。

でも小沢健二のライブは劇場でも魔法でもあるから、一度その夢から覚めておくようにしないと…術にかかりっぱなしは身体に負担がかかるかもしれないしね。

 

最後まで小沢健二のライブだった。私は満足した。

 

【あの曲をやらなかったけど、見えた別の景色】

フジロックで観たいと思うほど小沢健二に惹かれた理由は

『さよならなんて云えないよ(美しさ)』に感銘を受けたからだった。

 

さよならなんて云えないよ

さよならなんて云えないよ

 

 

この曲のすばらしさを語ると長くなるためまたの機会にするが、

とにかく「そして静かに心は離れてゆくと」の歌詞に人生の縮図を見るかのような気持ちになり、小沢健二はやはり表現の天才なのだと思った。

フジロックではこの曲も歌ってくれたのだが、なんと今回は歌わなかった。驚いた。

ブギーバックもやらなかったな。フジロックではどちらも演奏していたのに。

やっぱり去年行ったのは正解だったのだ。

行けるときに行っておく。これはライブに限らず身につけたい習慣だ。

 

今回は『ぼくらが旅に出る理由』で泣かされたから良かった。

『さよならなんて云えないよ(美しさ)』をフジロックで聴いたときの号泣とは違うけど、どちらも人生に必要な涙だ。

 

『強い気持ち・強い愛』で見た客席の合唱も良かった。愛はここにあると思った。

 

 

刹那

刹那

 

『刹那』は去年初めて聴いた。さよならなんて〜と強い気持ち・強い愛、そして通快ウキウキ通りまで入っているのにふしぎとまとまるアルバムだ。この3曲をリピートする率がやはりとても高い。

 

【ステージ真裏から見たステージの感想】

バックバンドの一員のフリをして、時にはオーディエンスを盛り上げている一部なのではと錯覚した真裏の席。

そこから見た景色は秘密にしておきたいぐらい幸せな光景だった。

あの景色を見たら、小沢健二、またライブやりたくなるだろう。

光の美しさだけではもちろんない。

あんなに観客の顔がしっかり見えるとは思っていなかった。

正直、顔めっちゃ見えますよ。そしてほとんどの人が笑顔。

最前列にいたお揃いの服を着た女の子二人、

ピンクの歌詞Tを着て笑顔で歌を口ずさむ2列目の男性、

明るい髪色をした女性、楽しそうな夫婦……

特に客電がついたときなんて後ろの席まで丸見えです。

小沢健二、あれは見てますよ。

 

真裏の仲間たちも、ねじりはちまきのおじちゃん、遊ぶ子ども、いろいろな人たちがいた。

なんかフェスっぽかったな、あの空気。

誰でもいいんだよ。誰でも楽しんでいいんだから。という感じの。

 

最後のほう、もうライブをテレビで観ているような空気になっちゃっている子どもがいて

家族の膝にロールケーキみたいに寝転がっていたのだけど
その子どもの声すら小沢健二のステージの演出みたいに思えてファンタジーだった。

小沢健二のステージは何でも違和感がない。

 

あと、棒立ちの人は思った以上に目に留まりやすいことも分かった。

そんなつもりじゃない人は、やり方分からなくていいからリズムに乗ってみると一員感が出るかもしれない。

 

【そういえばシャボン玉】

会場では禁止されていたはずなのだが、

ステージではみんな思いっきりシャボン玉を吹いていて拍子抜けがした。ずるい。けど仕方がない。

機械を通してものすごい勢いでシャボン玉が飛ぶ演出もあった。

楽器隊の皆さんが後ろの席に向かってシャボン玉をフーフー吹いてくれたのがとてもかわいらしく嬉しかった。

 

【私のオザケンに対する印象の話】
ずっと小沢健二を追いかけているファンの方に申し訳ないけれど、
私はグッズの本の内容も詳しく調査していない、知らない曲もある

本当にライトな「入り口としての小沢健二を好き」な存在だと思う。
『ラブリー』『愛し愛されて生きるのさ』『今夜はブギー・バック』など多くの人の心を高揚させた数々の名曲が収録されたアルバム『LIFE』を
それぞれの歌詞の意味も分からずに熱心に聴いていたのは小中学生の頃。

 

 

LIFE

LIFE

 


『LIFE』は不思議なアルバムだ。
歌詞の内容が分からなくても心地良いし、そういうものが愛なのだということを英才教育されていたような気がする。こわいものだ。いやいいけど。

 

実は私はずっと心のどこかで、小沢健二は音楽が第一ではないはずだと思っているところがあった。
だから音楽から離れた小沢健二にもあまり驚かなかったし当然かもしれないと思っていた。

90年代のあの時期にも
「東大ってところに入っていたひとがなぜ音楽をやっているのだろう」と

余計なお節介な感情を抱きながら妙に惹かれている自分がいたりした。

 

彼は天才なのだから、音楽は本気じゃないのではないだろうか。
今はたまたま音楽という研究対象に出会い、奥深さ(楽しさもそうだが、彼が続けるとしたら奥深さが必要不可欠だと思っている)に魅せられているのかもしれないが
他に夢中になれることを見つけたら、そっちの研究に没頭するのではないだろうかと思っていた。

音楽じゃなくてもいいのかもしれない。

久しぶりに音楽シーンに顔を見せたり、ライブやフェスに出演するなんて報せが入ったときにも
「今だけかもしれない」
「気まぐれかもしれない」
「またいつやめるか分からない」
と思っていたし、
運の良い奇跡を目撃しに行くような気持ちでフジロックに向かったのだ。
そしてそれは、疑心暗鬼になって申し訳ないが今回のライブでも同じだった。

 

でもこの日、その空間には音楽の幸せがあった。

良かった。小沢健二が音楽家として働いている。

天才・小沢健二が音楽を楽しいと思っている。

そう思えたことと、その事実に感謝したい。

 

まだ楽しめることがあるならば、

またステージと客席で会いましょう。

 

小沢健二のスタンスについて】

私はたぶん小沢健二の生き方を羨ましく思っている。

あの恐ろしいぐらいの頭の良さ、独特の思考回路を噛み砕こうとしない潔さ。

複雑でユーモアのある難解でシンプルな言葉、

小沢健二にしか許されないような活動方法や演出。

分かりにくさを恐れない、むしろその分かりにくさをファンは喜び歓迎する。

 

「その人のままで、ただただその人のままで存在することを受け容れられている」

 

小沢健二はその象徴ではないかとすら思う。

小沢健二の音楽、歌詞、メッセージ

本当はシンプル?本当は難しい?

全て理解できている人なんていないのではないか。

でもそれでいいのだ。

 

 

最後に写真をいくつか。

 

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例の本を買ったら王子のような人がついてきたよ。

 

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本と歌詞T。

 

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Lサイズでもなんとかなりますよ。

(152センチ女性)

 

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本当だろうか?

 

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売り切れてしまったライト。

光らせたかったなあ。

 

さて、次に小沢健二の魔法にかかることができるのはいつだろうか。

それまでほどほどに、生活や非日常を行ったり来たりして楽しんでいますね。