かくしごと(空色MIX)

webライターっぽい女のオタク気質ライフ。 ライブレポ、何かの感想、日常、思考整理。まずは素直な文章を。

aiko!!!!!と思った人、一緒に分かち合おう

ああ今日は疲れた、ほとんど娯楽をしていない、せめて寝る前に少しスマホを見て…で、何気なくYahooを開いたらaikoの結婚報告が目に入って一気に目が覚めた深夜1時半。いや眠れんでしょ。

 

aiko!!!!!結婚!!!!!しかも去年!!!!!

aikoが…aikoが!!

 

めちゃくちゃびっくりした。びっくりしたままニヤニヤとツイートを追っていたら1時間半経っていた。そしてどうやらファンも世の中も同じ反応が多いようだと実感し、ひとしきりびっくりしたあとに考えている。なぜこんなにびっくりしたのか。なぜaikoの結婚に多くの人がびっくりしたのか?まあすぐ答えの候補を言ってしまうが、やっぱり「イメージになかった」に尽きるのだろうか。aikoが結婚するイメージが、なぜかなかったと。しないと思っていた?aikoが?でもさあ、それがまず不思議ではあるんだよね。aiko、そんなことはっきりとは言っていないはずだし。(たぶん)

 

恋愛。aikoといえば恋愛、恋愛といえばaiko。どんなときでもaikoはさまざまな恋を音楽にしてくれていて、その歌詞に救われたりシンクロしたりあまりのリアルさにaikoの心情と状態を心配したファンはきっと私以外にもいるだろう。特に『透明ドロップ』の歌詞カードに載っていないつぶやきなどで。過去には恋愛ジャンキーなんて曲まで作って、恋の歌しか作れないとファッション雑誌で話して、以来20年以上ほんとうに恋の歌を作り続けている。コンスタントに新曲やアルバムを出しツアーをしてテレビに出て(aikoはテレビに出続けてほしいし、たぶん出る)20年以上も飛んだり跳ねたりおしゃれしながら恋の歌を歌い続けている職人aiko

ちなみに透明ドロップが収録されているアルバムはこちら。時のシルエットと泡愛は胸が締め付けられるほど好きだな。

 

で、結婚だ。aikoといえば恋愛。恋愛した相手と結婚する人は、世の中の色々に変化はあれどきっと多い。だからaikoといえば結婚というのは本来自然な流れで…………あれ、やっぱりそう結びつけたことはなぜかなかったよ。なぜ?

恋愛とaikoは密接に関わりがあるのに、結婚といえばaiko、とは全然思ったことがなかった。結婚できないキャラとかそういうお節介な見方ではもちろんないのだけれど、これはいったいどういうことなのか。ここで「恋愛と結婚は別ですか?」発言小町、いやもう少し年齢が下の掲示板のトピックみたいな法則がよぎる。やっぱりそれなのか?巷で言われるその法則を、私たちは勝手にaikoに抱いていたのか。

 

きれいなことを言うと恋愛の延長に結婚があっていいはずだし、まあそうじゃない場合も世の中あるだろうが、恋愛しない結婚があるなら逆に恋愛結婚だってあるだろう。だからaikoがいきなり結婚したってなにも不思議じゃない。ないはずなのにね?ファンのびっくり具合を見ていると、やっぱり身内親族友人以外にいちばんaikoのことを見て知っているであろうファンですら「aikoは結婚しない」と、本人が公言しているわけでもないのにうっすらと思っていたことになる。

 

結婚せずに幸せそうな人はごまんといるだろうに、それを体現してくれているような特に華やかな存在を「この先もしない人」「しないと決めた人」としてしまう傾向にないか。特に女性に対して。イメージがひとり歩きして我々個人の中で完結して、その決断(していないのに)に納得し、なにかの希望を見出すような気がする。結婚しなくても「めちゃめちゃ」「真に」幸せに生きている人を見つけたい、ということなのか。aikoは昔も今も大好きな音楽を続けていて、素敵な人たちに囲まれていて、優しくて、人生を楽しんでいるから。それは結婚してもしなくても変わらない魅力なのに、あたかも「しないから」こそ得られる魅力であるように、その事例が欲しいのだよと、無意識に言葉と思考でその場所に留めてしまってはいなかったか。

 

きっと独身のイメージが強いあの人やあの人が結婚しても世間は驚く。私も驚く。でもそれは「イメージ」。ほんとうにただの「イメージ」。どうなるかは誰にもわからない、もしかしたら本人すらも。

 

なんて宇宙にまでいきそうな話は今はいいのだ。いや前澤さんの話ではなく、そう前澤さんとaikoって生年月日が一緒なんですよ。電話したらしいよ。

 

これもファンのみんな一緒だと思うけれど、びっくりしたと同じぐらい嬉しい。ひとしきりびっくりしたら涙が出てきた。なんでだろう。そう、aikoにずっと幸せでいてほしいから。aikoaikoのままでいてくれることが私はいつもとても嬉しくて、aikoの少し後ろを歩き続けていきたいから、aikoのままで「そうなった」ことがとてつもなく嬉しい。何言っているか分からないけど、本当に色んなことがあったと思う。色んなことも言われていたと思う。最近、この記事を読んでスクショしていた。

 

 

aikoのニューシングル『食べた愛/あたしたち』が写し出すもの(内田正樹) - 個人 - Yahoo!ニュース

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このアルバムのリリース時、筆者は初めてaikoのインタビューを担当した。その際、彼女は「ネットで「いつまで恋愛の曲を書いてんだ?」といった書き込みを目にする度に「あかんの?」って思ってしまう自分がいる」と言って小さく笑うと「でも、ずっと書き続けたいことだから」と力強く語っていた。
 

 

最近の雑誌のインタビューでも似たような話を見た。あと詳しくは避けるが過去に色々噂になっていた相手や仲の良い芸人さんがどんどん結婚したことも相まって、そのたびにaikoの顔が浮かんだ人も正直いるだろう。

どんなときでもそのままのaikoで立ち続け、歌い続けてくれるのがとても好きで。

 

aikoが結婚しても恋愛を続けていくのかはわからない、それは不純な意味ではなく結婚相手に恋愛していくのかという宇宙の議題だが、誰にも遠慮することなくずっと恋や愛の歌を歌い続けてほしい。私はaikoの歌には光も陰もあると思っているけれど、それはなんというか人生そのもので隣りあわせ。恋や愛のその多くは幸せな瞬間を生み出し(てほしい)、その先に結婚があるとしたらそれはもちろん幸せが生まれるに決まっているのだ。aikoは恋の歌を歌いながら同時にさまざまな幸せを歌い続けてきたのだ。そしてさまざまな人を幸せな気持ちにさせてきた。誰よりも幸せでいてほしい。泣きながらこの文章を書いている自分はどういう状態なのだろう。とにかく事あるごとに実はaikoの話を書き続けてきたり想い続けてきたから、今日はさすがにすぐに書かなくてはと(深夜3時)。

 

aiko、本当におめでとう!!!!!嬉しい報告ありがとうね!!aikoがずっと素敵に生きているから歳を重ねるのが怖くないなと感じている年下の人間はきっと私だけじゃないと思うよ。ちなみに特に好きなaikoの曲は『シアワセ』と『向かいあわせ』。aikoもみんなももっとずっとシアワセであれ。

 

本人の報告ツイートをブックマークした。ツイートもリプライもあまりに素敵だからだ。自分以外の幸せを喜ぶ人たちであふれている。そしてそれを見てまた泣く。いいなあ。あたたかい気持ちになりたいとき、このツイートとリプライをまた見に行こう。

aiko official on Twitter: "LLP22千秋楽終わりました。来てくれたみなさん本当にありがとうございました!そして結婚しました!去年しました!ファンの皆さんに最初に伝えることが出来て嬉しかったです。みんなありがとう☺️ これからもよろしくお願いします!… "

 

 

むかしaikoについて書いたブログはこちら。